NEDO、インドでのスマートグリッド関連技術の実証実験事前調査を開始

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はインド・ハリヤナ州においてスマートグリッド関連技術の実証に向けた事前調査とキャパシティ・ビルディング(途上国等の能力構築)事業を開始します。

インドでは人口増加に伴い電力不足や盗電など、配電関連の問題が生じています。スマートグリッド関連技術の実証に向けた調査では、ハリヤナ州パニパット市内の一部の顧客の家に設置したスマートメーターを解析することで、配電系統監視や配電ロス低減技術を検証します。

また、キャパシティビルディング事業の主な目標は、日本の配電システムの運用ノウハウ等を提供し、日本のスマートグリッド関連技術がインドの配電会社の抱える課題すなわち技術的・商業的ロスの削減、柱状変圧器故障率の低減、停電の改善に貢献できることを示すことです。

NEDOは本事業の委託先として、富士電機株式会社、住友電気工業株式会社、THEパワーグリッドソリューション株式会社を予定しているということ。

相互に関連するこれら2つの事業はインドにおける次世代配電網のスマート化に貢献するとともに、日本企業のインドでの事業展開の足掛かりとなるとしています。

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横浜市で「チョイモビ ヨコハマ」第二期実証実験

超小型モビリティによるワンウェイ・カーシェアリングの長期実証実験「チョイモビ ヨコハマ」が11月1日(土)から運用が再開されます。

2015年9月末日まで、11か月の予定で実施される第2期は、車両50台・約60拠点(約115台分)のステーションで運用されます。
第1期で浮き彫りになった運用の効率化等様々な課題を解決するための一環として、第2期では料金制度が大きく変わりました。月額1000円の月会費を払えば、月内50分間無料利用ができる「サポートプラン」と1分間30円の時間課金のみの「基本プラン」のふたつが任意で選べるほかに、新たに月額利用料金に応じた、無料利用特典をセットにした法人会員プランも登場します。

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メルセデス・ベンツなどによるカーシェアリング「smaco」開始

メルセデス・ベンツ日本株式会社、オリックス自動車株式会社、アマノ株式会社の3社は、2014年9月1日から神奈川県横浜市内でワンウェイ方式のカーシェアリングサービスを開始しました。

メルセデス・ベンツ社の車づくりにおけるノウハウを詰め込んだマイクロコンパクトカー「スマート電気自動車」20台を導入し、「smaco」の愛称で横浜市内全8箇所でカーシェアリングサービスを提供します。
期間は2015年3月31日までの7ヶ月間となっており、利用状況や要望などを検証していきます。

利用方法は、オリックスカーシェアの会員登録をホームページから行うと、登録から1週間程度でICカードが送られてきます。車の予約は、スマホやPC・携帯サイトから行うことができます。(予約時に出発ステーションと返却ステーションの指定が必要となります。)予約したカーステーションで電気自動車にICカードをかざすことで車の利用が可能となります。料金は、15分200円からとなっています。

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