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エリーパワーのハイブリッド定置型蓄電池
POWER iE6 HYBRID(パワーイエ・シックス・ハイブリッド)

エリーパワーの「POWER iE6 HYBRID(パワーイエ・シックス・ハイブリッド)」は、太陽光発電と蓄電池を同時制御するハイブリッドタイプのパワーコンディショナを搭載した蓄電池システムです。補助金の利用でさらにお得に購入できるエリーパワーの蓄電池の価格情報などもご案内しています。

  • 補助金対応のエリーパワーPOWER iE6 HYBRID(パワーイエ・シックス・ハイブリッド)型番:EPS-20H-100、EPS-20H-200

POWER iE6 HYBRIDのシステムの仕様と特徴

選択モード

  • おサイフモード(ピークシフト)
  • ecoモード(自給自足)
  • バックアップモード(非常時対応)
型番:EPS-20H-100、EPS-20H-200
容量 出力 入力
通常時 停電時
6.2kWh
※ 使用可能量目安:5kWh
5.5kW
※ 蓄電池ユニットからの最大出力は2kW
2kW 1.5kW
※ 充電時間:4-5時間

エリーパワーの「POWER iE6 HYBRID(パワーイエ・シックス・ハイブリッド)」は商用電力および太陽光発電からの充電が可能な系統連系タイプのリチウムイオン蓄電池システムです。太陽光発電と蓄電池を同時に制御できるハイブリッドパワーコンディショナを搭載、最大6,450Wの容量のソーラーパネルと接続が可能です。

高サイクル耐性(長寿命)の電池セルで劣化が少ないため、使用可能量目安である5kWhの容量いっぱいを毎日利用でき、電気代の削減や太陽光発電の自家消費にお役立ていただけるほか、非常時・停電時のバックアップとしても強力な味方になります。

POWER iE6 HYBRIDで選択できるモードは3つ

ピークシフトで電気代削減「おサイフモード」

各電力会社では需要の少ない深夜等の時間帯に電力単価を安くする契約を提供しています。ピーク時間帯をずらして家庭内で電気を使用するピークシフトで、同じ電力量でも電気代を大幅に下げることが可能です。

太陽光発電からの売電を行っている家庭でも、ダブル発電にならずにこのモードを利用することができます。具体的にはRPRセンサーの搭載により売電の有無を検知し、売電中は蓄電池から放電できないように制御されます。

エコ意識の高いご家庭に、自給自足を目指す「ecoモード」

太陽光発電の設置をされているご家庭で、太陽光発電から充電し、太陽が照っていない夜間等の電力源として活用するモードです。売電収入は減りますが、買電量削減によって電気代を大きく減らすことができます。総括的には売電をする方が収入面ではお得といえますが、より多く自家消費してよりエコで近未来的なマイクログリッド生活を先取りしたい方におすすめです。

災害対策として利用したい場合は「バックアップモード」

基本的に平常時は満充電を保ち、停電等が起こった際に放電をするモードです。

POWER iE 6との違いは?

太陽光発電との併設をお考えの場合、POWER iE 6とハイブリッドどちらを選ぶべきでしょうか。以下ではPOWER iE 6との違いをご案内しています。

バックアップモードで災害対策として安心

平常時の放電は行わずに満充電を保つことで、いつ停電になっても十分な電力を確保できるバックアップモードはハイブリッドのみに搭載されています。

より広範囲の環境下で使用可能

POWER iE 6の動作範囲がマイナス10度までなのに対し、ハイブリッドタイプはマイナス20度まで対応、寒冷地の設置により対応した製品となっています。

昼間は太陽光も合わせて高出力の5500W

POWER iE 6は出力が最大3kWとなっています。ハイブリッドは蓄電池からの出力と太陽光発電からの出力を合わせて5.5kWまで対応可能。昼間に多く電力を使用する家庭などでエコモードの効果がさらに高まります。

逆にハイブリッド蓄電池は、蓄電池自体の最大出力が2kWと少なくなるため、夜間の電力利用において「おサイフモード」の効果が若干低くなることも予想されます。

他社のハイブリッド蓄電システムと比較

太陽光発電と蓄電池の同時制御が可能なハイブリッド型のパワーコンディショナーはエリーパワーの他にもパナソニックやシャープ、オムロンが製品化しています。容量や仕様の比較は太陽光発電と蓄電池のページでご案内しています。

強みは長い寿命

エリーパワーの魅力は何といってもその寿命の長さにあります。エリーパワーでは同社製蓄電池の寿命目安として、放電深度100%・12,000サイクルで80%の容量を維持するとしています。対してシャープは深度100%の8000サイクルで70%を維持、パナソニックはサイクル回数等は非公開で、使用目安を10年としているのみです。

パネルメーカーに縛られない

例えばパナソニックの創蓄連携システムであればパナソニック製太陽光発電との連携を前提としており、シャープのクラウド蓄電池もシャープ製品との連携を前提としています。自社製品の同時購入を促したい意図ももちろんですが、自社製品でシステムを構成する方が品質管理も容易で、保証などのサービスも提供しやすいメリットがあります。一方エリーパワーは蓄電池の専業メーカーであり、どの太陽光発電システムとも連携できることを前提に品質面、安全面の確認を進めています。

POWER iE6 HYBRIDの価格について

基準価格 補助金例 期待販売価格
1,312,000円 477,333円 834,667

エリーパワーでは蓄電池のメーカー小売価格を提示していません。表は定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金事業における、POWER iE6 HYBRIDの目安価格を掲載しています。期待販売価格は補助金利用後の価格を示します。

POWER iE6 HYBRIDは太陽光発電のパワーコンディショナも兼ねているため、通常の蓄電池システムと比べて単体では高額になりがちです。ただ、太陽光発電との併設をする場合は施工販売店にとって価格設定の融通を利かせやすい(値下げの余地が大きい)ことも挙げられます。全体のシステム価格としては、太陽光発電の価格にここで掲載している期待販売価格を足した金額を一つの目安とし、見積もり内容の確認、比較検討をおすすめしています。

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