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電気自動車(EV)価格・性能比較|V2H対応モデルとバッテリー容量で選ぶ

日本で購入できる電気自動車(EV)はラインナップが大きく拡大しています。軽自動車の日産サクラ(259万円〜)から高級セダンのテスラ Model 3(531万円〜)まで、用途と予算に合わせた選択肢が揃っています。蓄電池サイトとして注目したいのは、EVのバッテリーを家庭用蓄電池としても活用できるV2H対応モデルです。CHAdeMO規格対応の日産・三菱・BYD・ヒョンデ車はV2H利用可能、テスラはCCS規格のためCCS対応V2H機器の登場待ちです。本ページでは主要10車種の電池容量・航続距離・価格・V2H対応の現状を比較します。

主要EV車種の価格・スペック比較

日本で購入できる主要なEV10車種を、電池容量の小さい順に並べました。2026年6月確認時点時点の現行モデルベース(CEV補助金前の車両価格)です。

この表は日本で購入できる主要EV10車種の電池容量・航続距離・V2H対応・車両価格を比較したものです。価格はCEV補助金前の税込目安です。
車種 電池容量 航続距離(WLTC) V2H対応 車両価格目安
日産 サクラ 20kWh 180km 対応(CHAdeMO) 約259万円〜
三菱 eKクロスEV 20kWh 180km 対応(CHAdeMO) 約257万円〜
BYD ドルフィン(Baseline) 44.9kWh 415km 対応(CHAdeMO) 299.2万円
日産 リーフ 第3世代 B5 55kWh 469〜521km 対応(CHAdeMO) 438.9〜473.9万円
BYD ATTO 3 58.56kWh 470km 対応(CHAdeMO) 418万円
BYD ドルフィン(Long Range) 58.56kWh 476km 対応(CHAdeMO) 374万円
日産 アリア B6 66kWh 470km 対応(CHAdeMO) 約539万円〜
テスラ Model 3 非公表(推定60〜75kWh) 594〜766km 非対応(CCS) 約531万円〜
テスラ Model Y 非公表(推定60〜75kWh) 547〜788km 非対応(CCS) 約550万円〜
日産 リーフ 第3世代 B7 78kWh 685〜702km 対応(CHAdeMO) 518.9〜599.9万円
ヒョンデ IONIQ 5 58〜84kWh 498〜703km 対応(CHAdeMO) 約480〜523万円〜
日産 アリア B9 91kWh 610km 対応(CHAdeMO) 約740万円〜
  • 価格・スペックは2026年6月確認時点の目安です。グレード・オプション・キャンペーンにより異なります。
  • テスラはCHAdeMO非対応のため、現時点では一般的なV2H機器(ニチコン・日産系)には対応していません。CCS対応のV2H機器が登場すれば利用可能になる見込みです。
  • CEV補助金(経済産業省・約30〜85万円)の活用で実質負担はさらに下がります。

2026年のEV市場で注目したいトピック

日産リーフ 第3世代(B5/B7)が2026年1月発売

2026年1月に日産リーフ第3世代が発売され、バッテリー容量が55kWh/78kWhに大型化(第2世代は40kWh/60kWh)。航続距離は最大702km(B7 X)に拡大し、最大150kWの急速充電に対応しました。35分で10%→80%まで充電できる速さで、長距離移動の利便性が大幅に向上しています。デザインもハッチバックからクロスオーバーEVへ刷新されました。

BYDドルフィンが2025年4月に値下げ・299.2万円〜に

BYDドルフィン Baseline(44.9kWh)は2025年4月の価格改定で299.2万円となりました。CHAdeMO対応EVのなかでは最も購入しやすい価格水準で、V2H利用希望家庭の選択肢が広がっています。Long Range(58.56kWh)は374万円で、本格的な航続距離(476km)が必要な家庭にも対応します。

ヒョンデ IONIQ 5 が84kWhに大型化(2024年改良)

ヒョンデ IONIQ 5 は2024年の改良でバッテリー容量が72.6kWhから84kWhへ拡大し、航続距離は703km(WLTC)まで伸長しました。800V級の高電圧バッテリーシステムを搭載し、高速充電にも対応しています。CHAdeMO規格対応でV2H利用も可能です。

テスラのCHAdeMO非対応問題

テスラ Model 3 / Model Y は航続距離(最大766km/788km)が国内トップクラスですが、現時点ではCHAdeMO規格に非対応のため、一般的なV2H機器に接続できません。テスラを家庭用蓄電池として使いたい場合は、CCS対応V2H機器の登場を待つか、別途 Powerwall 2 など定置型蓄電池の導入を検討する必要があります。

家庭用蓄電池としてのEV活用(V2H)

V2H対応のEVは、搭載バッテリーの容量がそのまま家庭用蓄電池として活用できます。家庭用蓄電池10kWhと比較した停電時持続日数は次のとおりです。

この表はEV車種別の停電時持続日数を家庭用蓄電池との比較で整理したものです。
車種・機器 バッテリー容量 家庭用蓄電池との比 停電時持続日数(目安)
家庭用蓄電池(10kWh) 10kWh 1倍(基準) 約0.8〜1.5日
日産 サクラ/三菱 eKクロスEV 20kWh 2倍 約1.5〜3日
BYD ドルフィン(Baseline) 44.9kWh 約4.5倍 約3.5〜7日
日産 リーフ 第3世代 B5 55kWh 5.5倍 約4〜8日
BYD ATTO 3/ドルフィン Long Range 58.56kWh 6倍 約4.5〜8日
日産 アリア B6 66kWh 6.6倍 約5〜9日
日産 リーフ 第3世代 B7 78kWh 7.8倍 約6〜11日
ヒョンデ IONIQ 5(84kWh) 84kWh 8.4倍 約6.5〜12日
日産 アリア B9 91kWh 9.1倍 約7〜13日

V2Hの導入には専用の充放電器(ニチコン トライブリッド蓄電システムなど)が必要です。本体価格80〜150万円、工事費込みで100〜200万円が目安で、CEV補助金・V2H専用補助金の対象になります。蓄電池とEVの両方を検討している方は、V2H対応のシステムで一括見積もりを取るのがおすすめです。

V2HとEV連携の詳細

EV選びの判断軸

EV購入と蓄電池導入を両方検討している家庭での選び方を整理します。

この表は家庭の状況別のEV選定の判断軸を整理したものです。
家庭の状況 推奨EV 判断理由
マンション・賃貸・短距離通勤 日産サクラ/三菱 eKクロスEV 軽EVで取り回しが良く、20kWhで停電1.5〜3日に対応。価格も250万円台
コスパ重視・通勤+週末ドライブ BYDドルフィン(Baseline/Long Range) CHAdeMO対応で299〜374万円。航続距離415〜476km
日本車重視・新型を狙う 日産リーフ 第3世代 B5/B7 2026年1月発売の最新世代。最大702km・最大150kW充電対応
高級SUV・長距離移動重視 日産アリア B9/ヒョンデ IONIQ 5 91kWh・84kWhの大容量。長期停電時のバックアップとして強力
航続距離最優先・V2H不要 テスラ Model 3/Model Y WLTC 766〜788kmで国内トップクラス。ただしCCS規格でV2H非対応
EVと太陽光・蓄電池をセットで導入 日産リーフ・サクラ・アリア/三菱 eKクロスEV ニチコン トライブリッド蓄電システムで太陽光・蓄電池・EVを統合制御

EV+V2H+蓄電池の一括見積もりで実勢価格を比較

EV購入と蓄電池・V2H導入を両方検討している家庭では、V2H対応の施工店から複数の提案を受けるのが効率的です。EV単独の見積もりはディーラーで、蓄電池・V2H込みの見積もりは一括見積もりサービスを使い分けると、本体・工事費・補助金活用のトータルで最適化できます。

家庭用蓄電池を一括見積もりで賢く選ぶ

家庭用蓄電池は同じ機種・同じ容量でも、販売施工店ごとに本体価格・工事費・補助金申請サポートの内容が異なり、合計で30〜50万円の差が出ることも珍しくありません。容量・全負荷/特定負荷・既設太陽光との相性などを踏まえて複数社から見積もりを取ると、相場感をつかみながら比較しやすくなります。以下は家庭用蓄電池に対応する主要な一括見積もりサイトです。いずれも無料でご利用いただけます。

  • 対応しているメーカーは一括見積もりサイトによって異なり、当サイトでご案内しているメーカーでも見積もりに含まれていない場合があります。ご希望のメーカーが含まれているかは事前に各サイトでご確認ください。
  • 蓄電池に特化・運営実績10年以上の老舗

    タイナビ蓄電池

    蓄電池に特化した一括見積もりサイトで、全国の登録業者数の多さが特徴。グリエネで紹介された業者と別の選択肢を検討したいときの2社目候補として便利です。蓄電池の機種比較・価格比較に長年取り組んでいるサイトなので、容量や全負荷/特定負荷の方針が決まっていない方にも提案を受けやすい設計です。

    タイナビ蓄電池公式ページ

  • 省エネ・再エネを総合的に相談したい方へ

    エコ×エネ

    蓄電池に加えて太陽光発電・オール電化・エコキュート・V2Hなど省エネ全般の見積もりに対応しているサイト。卒FITを機に太陽光と蓄電池をまとめて相談したい方や、オール電化への切り替えと組み合わせて検討したい方の選択肢として便利です。

    エコ×エネ公式ページ

よくある質問(FAQ)

EVは家庭用蓄電池の代わりになりますか?
V2H対応のEV(日産サクラ・リーフ・アリア、三菱 eKクロスEV、BYD ATTO 3・ドルフィン、ヒョンデ IONIQ 5など)は、専用のV2H機器を組み合わせると家庭用蓄電池として活用できます。EV1台のバッテリー容量は20〜91kWhで、家庭用蓄電池(10kWh前後)の2〜9倍です。
テスラ Model 3 / Model Y はV2H対応ですか?
テスラはCHAdeMO規格に非対応のため、現時点では一般的なV2H機器(ニチコン・日産系)には対応していません。CCS規格対応のV2H機器の開発が進んでおり、将来対応する可能性があります。テスラを家庭用蓄電池として使いたい場合は、現状では別途 Powerwall 2 など定置型蓄電池の導入が現実的な選択肢です。
軽自動車EVの日産サクラでもV2Hできますか?
はい、日産サクラもV2H対応です。バッテリー容量20kWhと軽自動車としては十分な大容量で、家庭用蓄電池(10kWh前後)の2倍の容量があります。ニチコンのV2H機器と組み合わせて利用できます。マンション・賃貸住宅でEVを所有している家庭の選択肢として現実的です。
2026年に発売された日産リーフ第3世代の特徴は?
2026年1月に発売された日産リーフ第3世代はB5/B7の2グレード構成で、バッテリー容量が55kWh/78kWhに大型化(第2世代は40kWh/60kWh)。航続距離は最大702km(B7 X)に拡大し、最大150kWの急速充電に対応。ハッチバックからクロスオーバーEVへデザイン刷新されました。CHAdeMO規格対応でV2H利用も可能です。
BYDドルフィンの値下げで何が変わりましたか?
2025年4月の価格改定でBYDドルフィン Baseline(44.9kWh)は299.2万円、Long Range(58.56kWh)は374万円となりました。CHAdeMO対応EVのなかでは最も購入しやすい価格水準で、V2H家庭の選択肢が広がっています。CEV補助金を組み合わせると実質負担はさらに下がります。

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