このページではハイブリッドパワーコンディショナで太陽光発電の電力利用をより効率化し、クラウド接続で日々移り変わる生活や天気に合わせた電力利用を可能とする、「シャープのクラウド蓄電池システム」独自の強みや製品比較などをご案内しています。また補助金※の利用でさらにお得に購入できるシャープの蓄電池の価格情報などもご案内しています。
蓄電池定格容量 | 出力 (自立運転時) |
連携できる太陽光発電の容量 |
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4.4kWh 8.8kWh |
2000W (1500W) |
4.2kW 5.5kW |
シャープのクラウド蓄電池は、4.4kWhおよび8.8kWh容量の蓄電池を中心として、太陽光発電と蓄電池を同時制御するハイブリッドパワーコンディショナーと、マルチエネルギーモニターで構成されます。
パワーステーション | メーカー価格 | 期待販売価格 |
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蓄電容量4.4kWh 定格出力2000W パワコン容量4.2kW |
2,080,000円 |
基準価格 1,072,000円
補助金利用価格 674,667円
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オープン価格 (モニタなし) |
基準価格 1,042,000円
補助金利用価格 664,667円
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蓄電容量4.4kWh 定格出力2000W パワコン容量5.5kW |
2,150,000円 |
基準価格 1,072,000円
補助金利用価格 674,667円
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オープン価格 (モニタなし) |
基準価格 1,042,000円
補助金利用価格 664,667円
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蓄電容量8.8kWh 定格出力2000W パワコン容量4.2kW |
3,560,000円 |
基準価格 1,808,000円
補助金利用価格 1,165,334円
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オープン価格 (モニタなし) |
基準価格 1,778,000円
補助金利用価格 1,155,334円
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表はクラウド蓄電池において、シャープがスペックに応じて提示するメーカー希望小売価格(表ではメーカー価格)を示したものです。
その右に掲載した期待販売価格とは経済産業省がリチウムイオン蓄電池への補助金を出す際に基準とする販売価格(基準価格)および基準価格から補助金を差し引いた金額を掲載したものです。
シャープは自社製リチウムイオン蓄電池の使用回数を8000回と公表しています。具体的には100%の深度での充放電を8000回繰り返しても70%以上の容量を維持できるだけの蓄電池セルを搭載しているということですが、これは保証値ではありません。
保証についてはシステム機器と容量の無償保証を10年付けており、蓄電池の充電可能容量を10年後も60%維持することを保証するものとしています。
以下ではシャープのクラウド蓄電池で可能になるスマートな電力利用についてご案内し、さらに旧モデルである定置型リチウムイオン蓄電池から変わった性能や仕様、他社製品と比較した際の比較ポイントなどもご案内します。
以下はシャープのクラウド蓄電池で選べる機能とその詳細です。同じモードの中でも少しずつ設定を変えられたり、HEMSと連携することでより細かな制御も可能になり、あなたの生活に最適な充放電サイクルを細かく調整できるのが魅力といえます。
電気料金(単価)の安い夜間時間帯に充電、昼間、単価が高くなった時間帯に放電を行います。放電時間は自動もしくは時間指定が可能。なお放電できるのは消費電力が太陽光発電の発電量を上回っている時間帯のみで、太陽光発電の売電中は放電は強制停止されます。
太陽光発電の余剰電力を充電に回して地産地消を促します。容量が比較的大きい8.8kWhを選べば自給自足に近い電力利用も可能です。余剰電力で満充電にならなかった場合などに夜間電力を充電するかしないかは選択が可能です。
蓄電池への充電を優先的に行います。災害対策を最優先に考える方におすすめのモードです。充電完了後は待機状態となり、24時間経過すると、経済性モード(自動)に移行します。
シャープのクラウドHEMSなどのECHONET Lite対応機器から制御することができます。
シャープでは上述のような出力モード設定機能を備えた高性能リチウムイオン蓄電池システムを2013年から販売していました。今年度の補助金対象としても登録されているものの、在庫がなくなり次第、住宅用はクラウド蓄電池に製品を一本化していく方針だということです。蓄電池の性能やモード機能はそのままに、クラウド蓄電池になって追加された製品メリットをここではご案内しています。
今までの定置型リチウムイオン蓄電池は蓄電池本体が屋外に設置するタイプのものしかなく、寒冷地など厳しい設置環境においては対応できませんでした。一方クラウド蓄電池では室内/室外が選べるようになったため、より多くの設置環境において活躍が期待できます。
これまでの製品では太陽光発電用・蓄電池用それぞれに必要だったパワーコンディショナーをひとつにまとめたハイブリッドパワーコンディショナーを使用することで無駄なコストと場所を省き、システム構成もシンプルになりました。
さらに太陽光発電と蓄電池の連携が容易になったことで太陽光発電からの発電量を無駄なく利用できるようになっています。具体的には、出力抑制時・制御時の自動充電が可能になり、過積載(パワコン容量に対してパネルの容量を多く載せること)の状態でパワコン出力を超えて発電した場合に、今まで無駄になっていた発電量を蓄電池に送るというシャープ独自の機能も搭載しています。
シャープのクラウド蓄電池システムはその名の通り、併設を推奨されるクラウドHEMSに対応している点が最大の特徴と言えます。
クラウドHEMSではインターネットを通して常に最新情報を取得、例えば刻々と変わる天気情報や、電力小売自由化後は多様化が予想される電気料金体系などの情報をアップデートしながら家庭の消費電力と照らし合わせることで、蓄電池や家電の自動制御を行いながら最適な電力利用を提案してくれます。
太陽光発電メーカーで蓄電池の同時制御が可能なハイブリッドパワコンを販売するケースは増えており、先駆けとなったのはパナソニックの創蓄連携システムです。ここではいずれも大手太陽光発電メーカーでハイブリッドパワコンを使用した蓄電池システムの販売も行う、パナソニックとシャープの比較ポイントをご案内しています。
パナソニックの創蓄連携システムは5.6kWhと11.2kWh、シャープのクラウド蓄電池システムは4.4kWhと8.8kWhと、どちらも2種類の容量を展開。大きな違いとしては停電時の太陽光発電からの電力融通の自由度が挙げられます。
より大容量の11.2kWhのパナソニック創蓄連携システムは、停電時には太陽光発電からの電力を自家消費と蓄電地への充電合わせて最大約6000Wまで活用できます。一方シャープは8.8kWhシステムでも停電時は約3500Wまでの融通にとどまり、それ以上の発電量があっても無駄になってしまいます。つまり、より停電に強く、また将来的に自給自足を目標にしている場合はパナソニックに軍配が上がると言えます。
メーカーの発表値ではありますが、シャープの蓄電池の寿命はパナソニック製品の約2倍くとなっており、一方メーカーの希望小売価格もパナソニックより3割高い程度で収められているためコスト面で有利に見えます。なお販売価格とメーカー価格に関連性が薄いことはよく知られており、価格比較は実際の販売店の見積もり価格で比較するのが妥当です。さらには10年、20年後の生活や経済社会についても考慮に入れての選択をおすすめします。
蓄電池は、設置する場所や環境によって金額が変わると言われ、販売店によって導入費用が異なります。ご自宅に最適な蓄電池の機種相談、蓄電池を利用した電力のシミュレーションの依頼やご相談、補助金申請の全面的なサポートなども得られる優良販売店を見つけるには、1社だけではなく複数の販売店を比較して慎重に選ぶことが重要となります。失敗しないためにも蓄電池一括見積もりをご利用ください。
ご利用はもちろん無料!価格比較にも便利です。
見積申し込み後は専門のカスタマーサポートからの電話によるヒアリングで、あなたの潜在ニーズまでを把握した後にマッチングを行うため、よりあなたに合った施工店を、手軽に見つけることができます。見積もり後はサイトに掲載される各施工業者に対する消費者の生の口コミを閲覧しながら施工店の選定できるのも、メリットの一つと言えます。
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