EVの充電を行う際は、家庭用電源から車に電力を供給するので"Home to Vehicle"(H2V)という表現がされます。その逆パターンが"Vehicle to Home"で、災害時用などに家庭の電力供給を電気自動車から行うという発想です。
現在、EV車を販売するメーカーが、家庭用蓄電システムに完全対応したV2Hのシステムの開発を急いでいます。
ニチコンのパワーステーションを利用して、日産リーフから家庭用電源への電力供給を可能にしたシステムです。
三菱自動車工業が開発研究を行っている「M-tech Labo」の小型版で、家庭用に対応した電気自動車活用の蓄電装置です。
「M-tech Labo」は、iMiEV Gを5台、1年間使用後のiMiEV Gのリチウムイオン蓄電池を5台分、太陽光発電システム20kWを備え、50kWの出力を持ち、2012年4月から名古屋製作所で実験を続けています。
「MiEV HOUSE」はこの規模を1/5にし、iMiEV G1台、使用済みのリチウムイオン蓄電池1台を利用したシステムになる予定です。
このシステムのポイントはEVで使用し終えた蓄電池を再利用する点にあります。EVの蓄電池は容量の7割程度で交換するのが一般的です。5~6年程度で、EVのバッテリーとしては使いにくくなりますが、家庭用の電源としては10kW強の容量があれば十分利用価値があります。
デンソーはHEMS用定置型蓄電池と組み合わせたシステムを開発中です。この製品の特長としては、EVの急速充電にも対応した充電スタンドを設置することでEVの利用をより快適にするとともに、蓄電池の有効活用で電気の地産地消ができるシステム構造を開発しています。
蓄電池は、設置する場所や環境によって金額が変わると言われ、販売店によって導入費用が異なります。ご自宅に最適な蓄電池の機種相談、蓄電池を利用した電力のシミュレーションの依頼やご相談、補助金申請の全面的なサポートなども得られる優良販売店を見つけるには、1社だけではなく複数の販売店を比較して慎重に選ぶことが重要となります。失敗しないためにも蓄電池一括見積もりをご利用ください。
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