パナソニック|創蓄連携システムTの価格・停電時5.5kVA・15年保証
パナソニックの家庭用蓄電池は、2025年10月22日に受注を始めた創蓄連携システムT(9.7kWh)が主力です。全負荷ハイブリッドで、停電時は100V/200Vで最大5.5kVAを出せます。機器と蓄電池ユニットの保証は無償で15年(容量の保証値は約60%)。パナソニックの2025年9月24日のプレスリリースでは、太陽光発電と組み合わせると自家消費率が約3倍に、電気代が年約1.5万円下がると試算しています(東京電力・4人世帯・オール電化プラン・太陽光5.5kWなどの条件によるメーカーの試算で、保証値ではない)。
パナソニックの家庭用蓄電池「創蓄連携システム」の価格・ラインナップ・停電時の使い方・AiSEG3 との連携・保証・S+ からの切り替わり・公式情報を2026年10月確認時点の情報でまとめています。「停電時にエアコンやIHも使いたい」「太陽光と蓄電池を同じメーカーでそろえたい」「HEMS(AiSEG3)と組み合わせたい」方の判断材料にしてください。
パナソニック創蓄連携システムの特徴まとめ
創蓄連携システムT は、従来品で別々だった3つの機器をパワーステーション1台にまとめ、壁付け設置に必要な面積を約52%、奥行きを約49%小さくしました(2019年発売の S+ と比べて)。停電時は最大5.5kVAで、HEMS(AiSEG3)と連携した AIソーラーチャージPlus にも対応します(パナソニックの2025年9月24日のプレスリリース)。
- 主力 創蓄連携システムT 9.7kWh:2025年10月22日受注開始
- パワーステーション・蓄電池用コンバータ・200Vトランスユニットの3機能を一体化(壁掛け設置面積を約52%削減)
- 停電時の自立出力は100V/200Vで最大5.5kVA。IHクッキングヒーターやエアコンなども使える
- 太陽光と組み合わせると自家消費率が約3倍・電気代が年約1.5万円下がるというメーカーの試算(AiSEG3 の AIソーラーチャージPlus を加えると自家消費率は約70%)
- 機器・蓄電池ユニットとも15年の無償保証(容量の保証値は約60%)。制度に加盟した販売店なら自然災害15年補償
- 従来の S+ は公式の製品ページで蓄電池ユニットなどが「在庫限定品」の表示。これからの新規導入は T が中心
創蓄連携システム 製品ラインナップ
創蓄連携システムの主要モデルの容量・タイプ・出力・価格目安は以下の通りです。工事費込みの価格は、相場が公開されていないため「要見積り」としています。
| 容量・モデル | タイプ | 停電時の出力 | 価格目安(工事費込み) |
|---|---|---|---|
| 創蓄連携システムS+ 5.6kWh | ハイブリッド 特定負荷 | 2.0kVA | 要見積り |
| 創蓄連携システムT 9.7kWh | ハイブリッド 全負荷 | 5.5kVA | 要見積り |
- 価格は2026年10月時点の目安です。販売施工店により異なります。
- 停電時の出力は、メーカーが公表している停電時(自立運転時)の定格出力です。単位はメーカーの表記どおりです。
- S+ は公式の製品ページで蓄電池ユニットなどが「在庫限定品」と表示されています。これからの新規導入は T が中心になります。
主力モデル「創蓄連携システムT(9.7kWh)」のスペック
9.7kWhの蓄電池ユニットとパワーステーションの組み合わせで、全回路(家全体)に給電できる構成です。メーカー希望小売価格(税込・工事費別)は、パワーステーション186万8,900円、蓄電池ユニット279万4,000円です(パナソニックの2025年9月24日のプレスリリース)。
| 製品名 | 創蓄連携システムT |
| 蓄電容量 | 9.7kWh |
| 価格目安(工事費込み) | 要見積り(工事費込みの相場が公開されていない) |
| タイプ | ハイブリッド/全負荷 |
| 停電時の出力 | 5.5kVA(100V/200V。通常時の定格出力は5.5kW) |
| 機器保証 | 15年(無償・申請が必要) |
| 容量保証 | 保証期間内に蓄電容量が保証書の規定値(約60%)まで低下した場合に無料修理 |
| 設置場所 | 蓄電池ユニットは屋側(屋外)。パワーステーションの使用温度範囲は-20〜+50℃ |
| HEMS連携 | AiSEG3(MKN7140/MKN7141/MKN706)と連携した AIソーラーチャージPlus に対応 |
| 受注開始 | 2025年10月22日 |
工事費込みの相場が公開されていないため、価格は要見積りとしています。複数社の見積りで確認してください。
AiSEG3 との連携と自家消費の試算
パナソニックの蓄電池は、HEMS(家庭のエネルギー管理)の中核機器 AiSEG3 と組み合わせられます。どこまでの効果が見込めるかは、メーカーの試算で示されています。
AIソーラーチャージPlus
AiSEG3(品番 MKN7140/MKN7141/MKN706)と連携した「AIソーラーチャージPlus」は、家庭内の電力需要と翌日の発電量を予想するなどAIを使い、非常時に備えた蓄電池への充電量を確保・調整しながら、日射量にあわせて電気代の効果が出るように充放電のパターンを細かく調整する機能です(パナソニックの2025年9月24日のプレスリリース)。
自家消費約3倍・電気代年約1.5万円削減(メーカーの試算)
パナソニックの2025年9月24日のプレスリリースでは、太陽光発電だけの場合と比べて、創蓄連携システムT を付けると自家消費率(発電した電気のうち家で使った割合)が23.6%から67.9%へ約3倍になり、電気代は年8万1,685円から6万6,496円へ約1.5万円下がると試算しています。さらに AiSEG3 の AIソーラーチャージPlus を加えると、自家消費率は約70%まで上がるとしています。いずれも東京電力・4人世帯・オール電化プラン・太陽光5.5kW・自家消費モードなどの条件によるメーカーの試算で、保証値ではありません。
保証体制
創蓄連携システムTは、パワーステーションなどの機器と蓄電池ユニットに15年の無償保証が付きます。保証には別途の申請が必要で、パナソニックが定めた登録施工店もしくはPCS登録取扱店による設置工事が条件です(公式の保証ページ)。T の蓄電池ユニットの後付け設置は、現行商品または同等品を2030年8月まで販売する予定とされています。
| 保証区分 | 期間 | 補償内容 |
|---|---|---|
| 機器瑕疵保証 | 15年(無償) | パワーステーションなどに製造上の不具合が見つかった場合(同梱のネットリモコンの液晶部は1年) |
| 蓄電池ユニット (機器瑕疵・容量) | 15年(無償) | 故障した場合と、蓄電容量が保証書の規定値(約60%)まで低下した場合。保証期間内のメンテナンス点検も無料 |
| 自然災害補償 | 15年 | 火災・落雷・風災などによる事故(地震・噴火・津波・盗難は対象外)。制度に加盟した販売店で購入した場合 |
自然災害補償は、系統連系日から15年間、機器の修理費用を保険金で支払う仕組みで、支払いには上限があります。火災保険などで補償される場合はそちらが優先されます。最新の条件は、契約前に公式情報と保証書で確認してください。
S+ から T への世代交代
2025年10月の創蓄連携 T 発売に合わせて、従来の主力モデル S+(パワーステーションS+)は移行期に入りました。新規導入を検討している場合は、ラインナップの違いと出荷終了スケジュールを押さえて判断します。
| 比較項目 | 創蓄連携 T(主力) | 創蓄連携 S+(移行期) |
|---|---|---|
| 販売状況 | 2025年10月22日受注開始・販売中 | 公式の製品ページで蓄電池ユニットなどが「在庫限定品」 |
| 容量 | 9.7kWh(全回路構成) | 3.5・5.6・6.3kWh の蓄電池ユニットを組み合わせて最大37.8kWh |
| 設置面積 | 3機能一体化で約52%削減(壁掛け) | 蓄電池ユニット+パワーステーションを分離設置 |
| 停電時の自立出力 | 100V/200Vで最大5.5kVA | 3.5kWh で2.0kVA。200Vトランスユニットを付けると200Vで最大4kVA |
| HEMS連携 | AiSEG3 と連携した AIソーラーチャージPlus | AIソーラーチャージの対応機種 |
S+ の蓄電池の後付けは、パワーステーションS+(本体)の生産終了後15年以内とされています(公式の保証ページ)。これからの新規導入は、全負荷ハイブリッドの創蓄連携システムT が中心になります。
パナソニック(住宅事業)とは
| 事業領域 | 住宅用の太陽光発電・蓄電システム・V2H蓄電システム・EV充電設備・HEMS(AiSEG3)など |
| 蓄電池事業の特徴 | 太陽光パネルと蓄電システムを同じメーカーでそろえられ、HEMS(AiSEG3)とも組み合わせられる |
パナソニックは、住宅用の太陽光パネル(MODULUS)・蓄電システム・V2H蓄電システム・HEMS を販売しています。太陽光パネルと蓄電池を同じメーカーでそろえると、機器の保証の窓口を1つにまとめやすくなります。
公式情報・一次情報
本ページの仕様・保証条件は、メーカー公式サイトと製品ページを一次情報として参照しています。最新の保証規約・モデル仕様・キャンペーン情報・出荷終了スケジュールは、契約前に必ず公式情報でご確認ください。
| 蓄電システム製品サイト | sumai.panasonic.jp(住まいの設備と建材・蓄電システム) |
| 創蓄連携システムT 製品ページ | sumai.panasonic.jp(創蓄連携システムT) |
| 保証制度 | sumai.panasonic.jp(蓄電システムの保証制度) |
| 主力モデル | 創蓄連携システムT(9.7kWh)/創蓄連携システムS+(在庫限定品の表示) |
| 主要機能 | 全負荷ハイブリッド/停電時5.5kVA(100V・200V)/AiSEG3 連携の AIソーラーチャージPlus |
パナソニックの比較検討について
パナソニックは「停電時にエアコンやIHも使いたい」「太陽光と蓄電池を同じメーカーでそろえたい」「HEMS(AiSEG3)と組み合わせたい」方にマッチします。価格帯の近い長州産業・シャープ・ニチコンや、サイクル寿命の目安を公表している京セラと比較検討するのがおすすめです。
家庭用蓄電池を一括見積もりで賢く選ぶ
家庭用蓄電池は同じ機種・同じ容量でも、販売施工店ごとに本体価格・工事費・補助金申請サポートの内容が異なり、総額が変わります。容量・全負荷/特定負荷・既設太陽光との相性などを踏まえて複数社から見積もりを取ると、相場感をつかみながら比較しやすくなります。以下は家庭用蓄電池の見積もり窓口で、いずれも無料で申し込めます。
- 対応しているメーカーは一括見積もりサイトによって異なり、当サイトでご案内しているメーカーでも見積もりに含まれていない場合があります。ご希望のメーカーが含まれているかは事前に各サイトでご確認ください。
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優良販売店のみを紹介・幅広いメーカーを比較
グリエネ
全国450社の販売施工会社から最大5社を紹介する一括見積もりサイトです。申し込むと最初にカスタマーサポートが状況や要望を聞いて紹介先を選ぶため、機種選びに迷っている段階でも依頼できます。加盟会社には工事保険への加入などの審査があります。
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蓄電池の一括見積もり・最大5社
タイナビ蓄電池
累計5万人の利用実績がある蓄電池の一括見積もりサイトで、地域に対応した会社から最大5社の見積もりを取れます。蓄電池だけの見積もりと、太陽光パネルとのセットの見積もりを選べます。グリエネで紹介された会社と別の選択肢を検討したいときの2つ目の候補として便利です。
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太陽光・蓄電池をまとめて相談したい方へ
エコ×エネ
太陽光発電・蓄電池の一括見積もりサイトです。太陽光発電を導入済みの家庭は卒FIT対策として蓄電池の見積もりを、これから設置する家庭は太陽光と蓄電池をセットで見積もりを依頼できます。
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東京都・太陽光&蓄電池に特化した専門窓口
エコエネハウス
東京都の太陽光・蓄電池に特化した専門窓口です。補助金の申請手続きを専門スタッフがサポートし、東京都と市区町村の補助金を組み合わせた費用の提案を受けられます。無料相談から始められるので、東京都にお住まいで太陽光とあわせて蓄電池を検討している方の選択肢に。対応エリアは東京都が中心です。
よくある質問(FAQ)
- パナソニックの主力モデルは創蓄連携Tと創蓄連携S+のどちらですか?
- 2026年10月確認時点の主力は、2025年10月22日に受注を始めた創蓄連携システムT(9.7kWh・全負荷ハイブリッド)です。従来の創蓄連携システムS+は、公式の製品ページで蓄電池ユニットなどが「在庫限定品」と表示されています。これから新しく導入する場合は T が中心になります。
- 創蓄連携 T の特徴は何ですか?
- 9.7kWhの蓄電池ユニットと、従来品で別々だったパワーステーション・蓄電池用コンバータ・200Vトランスユニットを1台にまとめたパワーステーションの組み合わせで、壁付け設置に必要な面積が約52%、奥行きが約49%小さくなりました(2019年発売の S+ と比べて)。停電時は100V/200Vで最大5.5kVAを出せ、IHクッキングヒーターやエアコンなども使えます(公式)。
- AiSEG3 とAIソーラーチャージPlus は何ができますか?
- AiSEG3(アイセグ3)はパナソニックの HEMS(家庭のエネルギー管理)の中核機器です。創蓄連携システムT と連携した「AIソーラーチャージPlus」は、家庭内の電力需要と翌日の発電量を予想するなどAIを使い、非常時に備えた充電量を確保しながら、日射量にあわせて充放電のパターンを細かく調整します。パナソニックは、AiSEG3 を加えると自家消費率を約70%まで高められると試算しています(東京電力・4人世帯・オール電化プラン・太陽光5.5kWなどの条件によるメーカーの試算で、保証値ではない)。
- 保証は何年ですか?
- 創蓄連携システムTは、パワーステーションなどの機器と蓄電池ユニットに15年の無償保証が付きます(申請が必要)。蓄電池ユニットは、保証期間内に蓄電容量が保証書の規定値(約60%)まで低下した場合に無料で修理します。火災・落雷・風災などを対象とする自然災害15年補償(地震・噴火・津波・盗難は対象外)は、制度に加盟した販売店で購入した場合に付きます。
- 長州産業や京セラと比べた特徴は?
- 長州産業は1台のパワコンで単機能から全負荷対応型ハイブリッドまで組め、蓄電池ユニットを6.3〜16.4kWhから選べます。京セラ Enerezza Plus は半固体クレイ型の電池で、サイクル寿命の目安を20,000サイクル(容量が初期の約60%になるまで)と公表しています。パナソニックの創蓄連携システムT は、停電時に最大5.5kVAを出せることと、HEMS(AiSEG3)と連携して AIソーラーチャージPlus を使えることが特徴です。




