パナソニックの据置型リチウムイオン蓄電池

パナソニックの据置型リチウムイオン蓄電池はもしもの際にも頼りになり、常時使いとしても十分活躍する5kWh容量で価格は100万円以下、キロワット単価10万円台とかなりリーズナブルです。さらに補助金対象^※でよりお得に購入することができます。

• 補助金対応のパナソニックの据置型リチウムイオン蓄電池型番：PLJ-SF50AK

コンセントから受電するタイプの同製品は創蓄連携システムと比べてより安価で小回りが利くキャスター付きなので、住宅やオフィスの災害対策用として最適^※1です。5kWの容量があれば例えば冷蔵庫とメイン照明、携帯電話の充電だけならまるまる約一日分、太陽光発電を搭載している家なら自立運転用のコンセントから給電することで万が一停電が数日続いても最低限の電力を確保できます^※2。

• 1 UPS機能はついていないため、電源が途切れさせたくない精密機器・医療機器などは専用のUPSと繋いだうえでご利用ください
• 2 曇天・雨天や夜間は太陽光発電からの出力が不足して充電できない場合もあります

同製品は簡単なタイマー機能で自動制御が可能です。普段の使用パターンとして一番多く考えられるのは、安価な夜間電力などで充電をし、買電の単価が上がる時間帯に放電するように設定するいわゆるピークシフトで、使用電力量は同じでも電気代を大きく減らすことができます。（例えば普段の電気代7,000円弱の家庭なら5,000円弱まで電気代を節約。詳しくはシミュレーションを参照）

一方創蓄連携システムであれば、例えば太陽光発電の発電量が自宅の使用電力量を下回ったタイミングで自動放電といった高度な使い方ができますが、こちらでご案内している据置型リチウムイオン蓄電池は基本的な時間によるタイマー設定しかできません。将来的に電力の自給自足を目指したいといったニーズに対応するには容量的にも機能的にも力不足ですが、現在太陽光発電の売電中のご家庭にとっては、ちょっとして嬉しい副次的メリットがあります。それは売電の押し上げ効果。つまり太陽光発電の売電中に各家電に蓄電池から放電することで、売電量および売電収入を増やすことができます。こうした使い方は通常ならダブル発電に相当し売電単価が下がる対象となりますが、この製品は太陽光発電とは独立して充放電を制御できるシステムのため事実上は売電単価を保ったままの押し上げが可能^※です。

• ただし固定価格買取制度の意図に反するためメーカー（パナソニック）は要確認としています
• 当サイトとして売電押し上げを推奨するものではありません

容量	定格出力	使用環境条件	外形寸法	質量
5kWh	1,500VA	室内（動作範囲：0～40℃・湿度20～85%）	250×649 ×626mm	約65kg

メーカー小売価格	期待販売価格
671,334円 （13.4万円／kWh）	677,334円 （13.5万円／kWh）

• いずれも補助金利用後の価格を掲載しています

経済産業省は補助金事業を行うにあたって、各メーカーの蓄電池システムの仕様・性能に準じた基準価格（表中は期待販売価格）をそれぞれ評価し、公表しています。この基準価格より販売価格が高額になると補助率が大幅に引き下げられるため、（詳しくは補助額の計算方法を参照）販売業者はこの価格を超えないように金額設定することが期待されます。

パナソニックの据置型リチウムイオン蓄電池はメーカーによる希望小売価格が経済産業省が試算する価格を下回っています。つまり、かなりリーズナブルな価格設定がされていると考えていいでしょう。施工店にとっても売れ筋の一つとなることが期待される同製品、比較検討には一括見積サイトのご利用が便利です。太陽光発電との同時見積もりも可能です。