1kWは何W?キロワット・メガワット・kWhの単位換算|計算機付き
太陽光発電で使われる電力単位は1,000倍ずつ大きくなる4段階。1kW=1,000W/1MW=1,000kW/1GW=1,000MW。住宅用はkW、産業用大規模はMW、国レベルの累積導入容量はGWで表します。kWは瞬間の出力能力、kWhは一定時間の積算電力量で意味が異なります。1kWの太陽光は、東京・南向き30度で年間約1,160kWh発電します。下の電卓ウィジェットで「1MWは何kW?」「10kWはどれくらい?」をその場で換算できます。
電力の単位は、住宅用の太陽光発電ではkW、大規模な発電所ではMW、国全体の導入量ではGWで表すことが多く、見積り資料・スペック表・ニュース記事の数字を読むときの基本になります。
単位換算電卓(W/kW/MW/GW)
数値を入れて単位を選ぶと、すべての単位に自動で換算します。「1MWは何kW?」「3kWはどれくらい?」をその場で確認できます。
W(ワット)
1,000
kW(キロワット)
1
MW(メガワット)
0.001
GW(ギガワット)
0.000001
規模の目安:家電数台の同時稼働相当(電子レンジ+エアコン等)。
W/kW/MW/GWの換算ルール
電力の出力単位は1,000倍刻みでステップアップします。日常的に目にするのは住宅用kW・産業用MW・統計上のGWの3段階で、太陽光発電の文脈で使い分けが明確に分かれています。
- 1kW = 1,000W
- 1MW = 1,000kW = 1,000,000W
- 1GW = 1,000MW = 1,000,000kW
| 規模 | 具体例 |
|---|---|
| 数百W〜1kW | LED電球数十個・電子レンジ1台分の出力。ポータブル電源の上位機種クラス |
| 1〜5kW | 家庭用エアコン数台の同時稼働相当・住宅用ガス給湯器の電気部分 |
| 4〜6kW | 住宅用の太陽光発電の規模。国の資料では、住宅用の容量は中央値4.8kW・平均5.2kW |
| 10〜50kW | マンション共用部・小規模商業施設の太陽光発電。FIT区分は産業用低圧 |
| 50kW〜1MW | 高圧連系の中規模産業用太陽光発電所 |
| 1MW以上 | メガソーラー(特別高圧の大規模太陽光発電所) |
| 1GW | 原子力発電所1基相当の出力規模(1GW=100万kW) |
住宅用・産業用・国レベルでの使い分け
同じ電力単位でも、文脈ごとに登場する単位は決まっています。スペック表・ニュースを読むときの目安にしてください。
住宅用太陽光発電は kW
主要9メーカーの住宅用の主力モデルは1枚241〜470Wで、5kWなら約11〜21枚になります。国の資料では、住宅用の容量は中央値4.8kW・平均5.2kWです。家庭で「うちは5kW載せた」というときは、ほぼパネル容量(モジュール定格出力の合計)を指しています。
産業用は MW(メガワット)
「メガソーラー」は1MW(1,000kW)以上の大規模太陽光発電所を指す呼称。特別高圧で系統連系し、地上設置や工場屋根上設置で運用されます。中規模の産業用は10〜500kWで「kW」表記、それを超えると「MW」表記が一般的です。
国レベルの統計は GW(ギガワット)
再エネ特措法(FIT・FIP)で買取が始まった日本の太陽光は、2026年3月末で7,799.7万kW(約78GW)です(日本の太陽光発電の導入量と推移)。GW単位の議論は政府のエネルギー基本計画・国際比較・気候変動目標の文脈で頻出。第7次エネルギー基本計画では、2040年に向けて再エネ比率を引き上げる方針で、太陽光は引き続き主力電源です。
kWと kWhの違い(瞬時値と積算値)
この2つを取り違えると見積りの読み解きで混乱します。kWはその瞬間に出せる出力、kWhは一定時間に発電・消費した電力量です。
| 項目 | kW(キロワット) | kWh(キロワットアワー) |
|---|---|---|
| 意味 | 瞬時の出力(パワー) | 一定時間の積算電力量(エネルギー) |
| 使われる場面 | パネル・パワコン・蓄電池の定格出力 | 年間発電量・電気代計算・蓄電池の容量 |
| 計算式 | ― | kW × 時間=kWh |
| 例 | 5kW太陽光(瞬時最大値) | 5kW太陽光が1時間フル発電すると5kWh |
日射量は1日のうち刻々変化するため、5kW太陽光が一日中フルで動くわけではありません。東京で南向き・傾き30度に設置した場合、1kWあたりの年間発電量は約1,160kWhで、5kWなら年間約5,790kWh、6kWなら約6,940kWhです(NEDO MONSOLA-11の日射量で計算)。47都道府県の観測地点では1kWあたり約1,090〜1,380kWhで、容量別・地域別の値は容量別の年間発電量早見表で確かめられます。
1kWで作れる年間発電量の目安
「1kWの太陽光発電」は、日射の強さ1,000W/㎡・パネルの温度25℃という標準の条件で1kWを出せる能力で、その条件で1時間発電すると1kWhになります。実際は太陽の出方で発電量が変わるため、1年の発電量を、1kWで1年中(8,760時間)発電し続けた場合の量で割った設備利用率は、東京・南向き30度で約13.2%、国の資料の住宅用の平均で14.1%です。ほかの電源との比較は設備利用率と稼働率のページでご確認ください。
容量から見積りで複数業者を比較する
単位の換算が分かったら、屋根の状況・電気代から最適な容量を業者に提案してもらい、複数社の見積りで比較するのが安全です。同じ容量でも1kW単価に差が出るのは珍しくありません。
住宅用で信頼できる施工会社を探す
住宅の屋根は形・向き・広さに制約があり、載せられるメーカーやパネルの枚数は家ごとに変わります。価格にも幅があり、経済産業省の集計(2025年設置)では1kWあたり平均29.0万円に対し、安いほうから3割の水準は25.6万円です(5kWなら約17万円の差)。複数社から見積もりを取り、価格と提案の中身を比べてください。以下は住宅用の見積もり窓口で、複数社をまとめて比べられる一括見積もりサイトと、販売店などから直接提案を受けられる窓口があり、いずれも無料で申し込めます。
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