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シャープとパナソニック比較ポイント大解剖

ソーラーパネルメーカーのシャープとパナソニック。価格、信頼性、保証など様々な視点から各メーカーの本当の強み/弱みを検証してきます。毎月変わる価格情報は、最新価格で比較しています。メーカーを2社に絞り込んだけど、最後の決めてが欲しいという方はぜひご参照ください。

シャープとパナソニック
価格相場と収支収益を比較

固定価格買取制度を使って売電を考えるなら、やはり気になるのはお金のこと。ここではまず経済面に焦点を当てて2社を比較していきます。

今月の価格相場は?

SHARP
シャープ
「NQ-256AF」
(256W・19.6%)
341,000円/kW
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341,000円/kW
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Panasonic
パナソニック
「P252αPlus」
(252W・19.7%)
200,000円/kW
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200,000円/kW
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表はシャープとパナソニックの最新価格相場です。通常ソーラーパネルの効率が高いものほど価格が高くなる傾向があります。2社の相場価格比較を見てもパナソニックの方が若干高い価格設定にしている販売店が多いようです。初期費用を多く出してパナソニックにし売電収入で収益増を目指すのか、若干の初期費用を減らしながら初期投資費用の回収を早めるのかはパネルの設置容量やご使用の電気代次第といえるため、綿密な見積もりの取得をおすすめします。

収支・費用対効果比較

以下では屋根の大きさに応じて載せられるシャープおよびパナソニックのパネル枚数と容量を掲載しています。またそれぞれの積載容量に応じた初期費用、売電収入、10年間の収支利回り(初期費用回収年数)を比較して掲載しています。

パネル枚数
(規模)
15枚
(小)
20枚
(小~中)
シャープ「NQ-210AD」
積載量
(重さ)
3.15kW
(約218kg)
4.2kW
(約290kg)
モデル価格 ¥1,171,800 ¥1,432,200
年間発電量 3591kWh 4788kWh
10年の収支 ¥-106,770 ¥27,840
利回り
(回収年数)
9.09%
(11.0年)
10.19%
(9.8年)
パナソニック「HIT244α」
積載量
(重さ)
3.66kW
(約225kg)
4.88kW
(約300kg)
モデル価格 ¥1,383,480 ¥1,690,920
年間発電量 4172kWh 5563kWh
10年の収支 ¥-126,588 ¥24,936
利回り
(回収年数)
9.09%
(11.0年)
10.15%
(9.9年)
パネル枚数
(規模)
30枚
(中~大)
40枚
(大)
シャープ「NQ-210AD」
積載量
(重さ)
6.3kW
(約435kg)
8.4kW
(約580kg)
モデル価格 ¥1,953,000 ¥2,604,000
年間発電量 7182kWh 9576kWh
10年の収支 ¥297,060 ¥436,080
利回り
(回収年数)
11.52%
(8.7年)
11.67%
(8.6年)
パナソニック「HIT244α」
積載量
(重さ)
7.3kW
(約450kg)
9.8kW
(約600kg)
モデル価格 ¥2,305,800 ¥3,074,400
年間発電量 8345kWh 11126kWh
10年の収支 ¥327,984 ¥477,312
利回り
(回収年数)
11.42%
(8.8年)
11.55%
(8.7年)
  • 2015年6月現在の最安値相場を元に積載量に応じて計算
  • 10年の収支は電気代月平均10,500円(太陽光発電設置前)の家庭を想定し、3割を自家消費した電気代削減分と、余剰の売電収入(単価33円で計算)を足したものです

両メーカー収支が合うのは標準以上の屋根から

ソーラーパネルが15枚程度しか載せられない小さな屋根の場合は、シャープの場合でもパナソニックの場合でも10年以内に収支を合わせるのが難しくなってきます。

日本の住宅用太陽光発電の標準的な積載容量は全国平均で4~5kWとなっています。いずれのメーカーも20枚程度のパネル枚数に相当しますが、この場合は10年以内での初期費用回収はかなり現実的になります。

  • 10年の売電期間で採算が合わなくても20年のスパンで見れば3kW程度の積載量があれば収益は出る可能性が高い

30枚程度で2メーカーの収益は逆転

売電単価が電気代よりも高い状況では、発電量と自家消費量の差が大きくなればなるほど売電収入が増えます。太陽光発電による収益上のメリットを高めるには、より多くのパネル容量を載せること(初期費用を一括現金で支払えることを前提とする)、そして家庭内の電力消費量を少なくすることの2本立てが有効です。

上述のシミュレーションでは標準的な自家消費電力量として125kWh/月を想定していますが、この場合パナソニックの効率の高さ(=同じ面積に乗せられる容量の多さ)というメリットが単価の高さというデメリットを上回るのはパネル約30枚以上を載せられる場合となってきます。もともと電気代の安いご家庭や、昼間家にいることがほとんどないご家庭などはもう少し少ない枚数でもパナソニックの経済メリットがシャープを上回ることが予想されます。

メーカーの特色や製品の信頼性など
シャープとパナソニック総合比較

上項ではより客観的な視点で製品の収支比較をご案内しました。次の項ではより直観的、主観的に製品を選ぶ助けとなるような比較情報をご案内していきます。

特に産業用で市場シェアの大きいシャープと住宅用で実績を伸ばすパナソニック

ソーラーパネルの世界シェアランキングにおいてはシャープは常に日本メーカーの中で最高位を獲得しているメーカーです。ただ、このシェア比率は海外の提携工場・メーカーからOEM調達した供給力に依るものが大きいとされています。安価に販売されるそれらのパネルは産業用の大型受注などで販売量を伸ばしています。住宅用としてはより高効率を求めるニーズにはブラックソーラー、より安価に設置したいというニーズには海外セル使用の多結晶パネルなどの棲み分けがこれまでの高シェア比率に効果を示していたようですが、以下でご案内するように今年度の住宅用シェアは高効率一本のパナソニックに逆転されています。

パナソニックのパネルはすべて自社が管轄する工場で製造されたものです。日本メーカーが自社製造している製品としては最高効率であるパナソニック製HIT太陽電池の人気は特に住宅用で高く、平成26年は住宅用に限ってシャープのシェアを抜き、国内一位を獲得しています。

こだわりの製品はいずれも高品質

ここではシャープが住宅用主力製品としているブラックソーラーと、パナソニックのHIT太陽電池について、製品品質の面で比較しています。

シャープはブラックソーラーに限って、セルからモジュールの組み立てまで国内の自社工場で行っています。またパナソニックは国内に複数工場を持ち、また新しくマレーシアにセルからの一貫生産が可能なパネル工場を建設しています。国内/マレーシアいずれの工場で作られた製品かを購入者が選ぶことはできませんが、国内住宅用の販売の好調さに乗じてパナソニックは国内工場の増強を発表しています。いずれにしても、自社の管理が行き届く製造環境で品質に力を入れたパネル製造を行っているのは両社に共通するところです。

また品質の後ろ盾となる保証についても、新モデルに関して無償の出力保証20年、製品保証15年という内容は同じとなっています。

企業ビジョンの強さは、総合的な提案ができるパナソニックに分あり?

最後の項は主観的な視点が反映されていることをご了承の上、お読み進めください。パナソニックおよびシャープはどちらも総合家電メーカーです。消費者の生活を家電を通じてどうサポートできるかという目標は共通しており、それぞれ製品開発や研究に勤しんでいることは容易に予想できます。

一方で実際に製品として出されるラインナップやグループ企業も含めた他事業の方向性を見ると、パナソニックのビジョンはシャープより革新的な印象を受けます。

より保守的なイメージを受けるシャープは家電メーカーとして各商材の市場におけるシェアの拡大に少し固執しているようなきらいがあります。また商品に関しても将来的なニーズは意識していても、実際に利益が出るかどうかが確認できた段階でやっと製品化に踏み切るといった印象です。

一方でパナソニックは次世代のエコ住宅に欠かせないであろう蓄電池のニーズを早期から意識し、太陽光発電との連系を強めた製品も他社に先駆けて販売しています。次世代のゼロエネルギーホームといった商品展開をグループ企業のパナホームを通じて行い、さらにはエプコとの協業による電力事業の開始など、事業のダイナミズムに魅力を感じる消費者も少なくないのではないでしょうか。

シャープとパナソニック
人気・満足度比較

メーカー 口コミ件数 満足度平均
シャープ 143 4.13
パナソニック 346 4.13

最後に実際に2メーカーのどちらかを購入した方々の満足度を比較してご案内します。ここでは主要口コミサイトに投稿された実際購入した方の評価をまとめてご案内しています。

2012年9月から2015年5月の設置レポート、口コミの投稿数および、満足度の点数を平均化したものは右の表の通りです。パナソニックの方が投稿数が多くなっており、住宅用でのパナソニックの人気の高さはシャープより一歩二歩先という印象があります。

一方で5点満点で評価される設置後の満足度としては平均点が同じという結果になりました。

いいメーカーとの出会いは施工店次第

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