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水素水の歴史

水素水は、呼び名が変わりながらも昔から存在し注目を浴びてきています。こちらでは水素水の歴史についてご案内しています。

水素水の起源

水素水の起源は、1958年に電気治療器の研究者であった諏訪方季氏が考案した「シンノオル液製造器(水の電気分解装置)」の発明と言われており、人工的に造られた水素を含んだ飲料水は、50年以上の歴史を持っています。

シンノオル液製造機で作られた電解陰極水(シンノオル液)を飲むと体調が良くなるという評判から、1965年に厚生省が「電解陰極水には、整腸効果が認められる」といった内容の薬事局の文書を出しますが、電解陰極水の効果を医学的に証明する研究は全くされませんでした。

「アルカリイオン水」として認知

1980年代初頭には、某大手電気メーカーによって「電解陰極水は、水素分子が増えるとpH(水素イオン濃度)がアルカリ性に傾く」という特性から「アルカリイオン水」という呼称が認知され、電解水の口コミとともに広まりました。

その後、1992年の報道番組の中で神戸市にある協和病院の河村院長による「電解陰極水を用いた糖尿病による壊死の治療例」が紹介され、電解水ブームが起こります。多くの電解整水器メーカーが現れ販売し始めますが、電解陰極水についての医学的・科学的な研究がほとんどされていなかったために、効能についての批判や苦情が起こり厚生省から電解整水器メーカーに対する薬事法違反などの指摘があり、電解水ブームは沈静化します。

ところが、翌年の1993年に厚生省の外郭団体として財団法人「機能水研究振興財団」が設立され、京都大学医学部糸川教授を委員長とするアルカリイオン水検討委員会にて、アルカリイオン水の効果・効能に関する本格的な学術的研究が開始されることとなります。

九州大学「白畑教授の論文」

1997年に、電解陰極水の独自の研究を続けていた九州大学の白畑教授が、「活性酸素の理想的な消去剤は活性水素であると言える。活性水素とは、水を電気分解すると、陰極側で生成される還元水中に存在する反応性の高い原子状水素である。」といった内容の論文を、アメリカ生物科学誌「BBRC(BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS)」誌に発表され、再び電解陰極水は注目を浴びることになります。

この論文発表を機に、水に溶け込む水素が注目されはじめ、電解陰極水(電解還元水)のことを、「水素豊富水」「活性水素水」と呼び始めたことがきっかけとなり、「水素水」という呼称が使われ始めました。

その後の白畑教授の研究により、2002年に「陰極水中に電極から溶出した金属ナノコロイドが、活性水素を運搬して機能する」という新たな論文とともに、水素ラジカルの検出方法及び定量分析方法として特許公開されました。

白畑教授の論文発表が行われる10年以上前の1986年アメリカでは、天才科学者パトリック・フラナガン博士により、「水に溶け込んだ強いマイナス電荷を帯びた極微小なコロイド状ミネラルが長寿の謎を解く鍵である」という発見をしています。白畑教授とフラナガン博士は、別のアプローチから研究されたにもかかわらず、水に溶け込む極微小なコロイド状のミネラル粒子が、原子状水素やマイナス水素イオンなどの活性水素を吸着し、還元力の強い水素が体内において抗酸化物質として機能し、健康維持と老化の抑制に貢献するという共通点を持っていたのです。

水素研究の第一人者
「太田成男教授」

そして、2007年5月に日本医科大学大学院細胞生物学の太田成男教授らによる「強い酸化力でタンパク質や遺伝子の本体であるDNAなどにダメージを与え、がんや多くの生活習慣病を引き起こすとされる活性酸素を水素ガスで効率的に除去できることを動物実験で突き止め、水素を溶けこませた水の影響を培養細胞で調べたところ、酸化力が強くて体に有害なヒドロキシラジカルという活性酸素を除去できることがわかった」という論文をアメリカの世界で最も高名な学術誌「Nature Medicine」にて発表されました。

この論文が、従来の医療の常識から画期的な内容であったことで新聞やテレビニュースなどのマスコミにも取り上げられ、多くの注目を浴び、大学や医療機関で多くの研究が行われ、さまざまな水素水の効果が発表されています。

水素水の"別称"

水素水は、医学的に証明する研究結果がはっきりするまでは、生成方法や性質に着目して作られた多くの呼び名で注目を浴びたり批判されたりしてきました。

  • 水素が身体にもたらす酸化還元力を持つことから→「還元水」
  • 水素水を生成する電気分解(電解)する方法から→「電解水・電解水素水」
  • 電気分解により、陰極側に水素分子を多く含んだ水が生成されることから→「電解陰極水」
  • 水素分子が増えると、pHがアルカリ性に傾くことから→「アルカリイオン水」
  • 水素を水に溶け込ませる方法により多くの水素溶存量を保つことから→「高濃度水素水」

奇跡の水

世界には健康や病気の治療に効果を発揮するという「奇跡の水」と言われている水があります。

フランスのピレネー山脈のふもとのルルドと呼ばれる小さな村では、聖母マリアから告げられた場所を掘って湧き出た泉の水が奇跡的な病の治癒をもたらしたという話があり、メキシコのトラコテという村では大怪我したペットの犬に井戸の水を飲ませたらみるみる回復していったという話があります。その他にも、ドイツのノルデナウ、パキスタンのフンザといった地域で「奇跡の水」が発見されています。分析の結果では、それら全ての奇跡の水と言われる水の成分には、多くの水素が含まれていることがわかっています。

日本でも大分県日田市に、日田天領水という世界三大名水のひとつに数えられる水が発見されています。地下奥深くから汲み上げる水には、豊富なミネラル成分と奇跡の水を越える水素含有量が含まれています。