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太陽光発電のデメリット|初期費用・発電の変動・パワコン交換・劣化・雨漏り・反射光と対策

太陽光発電のデメリットは、初期費用(経済産業省の平均で5kW約145万円)、夜は発電せず季節や天気で発電量が変わること、5年目以降と卒FIT後の売電単価が低いこと、パワーコンディショナーの交換(20年に1回・38.4万円程度)と点検の費用、施工による雨漏りや反射光の問題です。多くは、価格の比較と施工店・保証の確認で備えられます。

太陽光発電は電気代を減らせる一方で、費用やリスクもあります。ここでは、国の資料とメーカーの公表値をもとに、デメリットとその対策を整理します。メリットは太陽光発電のメリットで確認できます。

この表は太陽光発電の主なデメリットと対策です。
デメリット 目安 対策
初期費用1kWあたり平均29.0万円(5kW約145万円)複数社の見積もりで比べる・補助金を確認
発電の変動夜は発電しない。季節・天気で変わる蓄電池・昼の電気の使い方
売電単価5年目以降8.3円、卒FIT後は大手電力で7〜9円家で使う電気を増やす
保守の費用パワコン交換20年に1回38.4万円程度、点検1回3.8万円程度収支に入れて考える・保証の年数を確認
出力の低下メーカーの出力保証は20〜30年出力保証の内容を比べる
雨漏り施工の不具合で起きることがある工事保証の範囲を確認
反射光北側の屋根などで隣家に入りやすい設置前に周りの窓の位置を確認
撤去・処分使い終わった後に費用がかかる撤去・処分の方法と費用を計画に入れる
  • 費用は経済産業省 調達価格等算定委員会「令和8年度以降の調達価格等に関する意見」(2026年2月)の値です。

1. 初期費用がかかる

経済産業省の集計では、住宅用太陽光発電の費用は1kWあたり平均29.0万円で、5kWなら約145万円です。同じ容量でも販売店によって価格が違うため、複数社の見積もりを国の平均と比べてください(太陽光発電の価格推移、太陽光発電の補助金)。

2. 夜は発電せず、季節と天気で発電量が変わる

太陽光発電は日射で発電するため、夜は発電しません。東京で5kWを南向き30度に設置した場合、1日あたりの発電量は4月の約18.5kWhに対して、11月は約13.4kWhです(NEDO「MONSOLA-11」の月平均日射量で計算した平均値)。雨や曇りの日はこれより少なくなります。

夜や雨の日は電力会社の電気を使います。昼に余った電気を夜に使うには蓄電池が必要です(太陽光と蓄電池の容量の目安)。

3. 5年目以降と卒FIT後は売電単価が低い

住宅用の売電単価は最初4年24円/5〜10年目8.3円(2段階)で、5年目以降は電気代の単価(1kWhあたり約31円)よりかなり安くなります。卒FIT後(11年目以降)は電力会社などとの契約になり、大手電力の標準の買取単価は7〜9円です。売電に頼るより、家で使う電気を増やすほうが得になりやすくなります(卒FIT後の売電価格)。

4. パワーコンディショナーの交換と点検の費用

経済産業省の調達価格等算定委員会は、太陽光発電協会へのヒアリングをもとに、5kWの住宅用でパワーコンディショナーの交換を20年間に1回・38.4万円程度、点検を3〜5年ごとに1回・1回3.8万円程度と想定しています。東京都の資料でも、パネルの製品寿命はパワーコンディショナーより長いとされています。

主要メーカーの住宅用のパワーコンディショナーなどの機器の保証は15年が多く、保証が切れた後の交換は自己負担になります(パワーコンディショナ)。

5. パネルの出力は少しずつ下がる

パネルの出力は年数とともに少しずつ下がります。目安になるのはメーカーの出力保証で、たとえばトリナ・ソーラーは1年目99.0%、2年目以降は年0.4%ずつ下がり30年目87.4%の出力を保証しています。保証値は「これを下回ったら保証する」という下限で、実際の劣化の大きさそのものではありません(太陽光パネルの寿命)。

6. 施工によっては雨漏りが起きる

屋根に架台を固定する工事のため、施工に不具合があると雨漏りにつながることがあります。長州産業は、施工認定店が標準架台で施工した場合の雨漏りを含む施工不具合をメーカーの保証に含めていますが、多くのメーカーでは販売店・施工店の工事保証で扱います。屋根材に穴をあけない取り付け方がある屋根もあります(メーカーの保証の比較、陸屋根の太陽光発電)。

7. 反射光で近隣に迷惑がかかることがある

太陽光発電協会は、北側の屋根に載せる場合、パネルより高い位置に隣家の窓がある場合、急な傾斜の屋根の場合に、反射光が隣家に入りやすく、近所付き合いの悪化や裁判、設備の撤去につながるおそれがあるとしています。設置前に施工店と周りの家の窓の位置を確認してください(太陽光発電をやめた方がいい人)。

8. 屋根の重さと、撤去・処分の費用

屋根にはパネルと架台の重さがかかります。たとえばカナディアン・ソーラーのCS6.2-48TMは1枚465W・21.3kgです。建物が古い場合や屋根の傷みが大きい場合は、設置前に建物と屋根の状態を確認します。

使い終わったパネルの撤去・処分にも費用がかかります。経済産業省の事業計画策定ガイドラインは、10kW未満の住宅用でも、撤去・処分の時期や方法、必要な費用を見込んだ計画を立てるよう求めています(太陽光パネルの廃棄とリサイクル)。

なお、電力会社の指示で発電を止める「出力制御」は、10kW未満の住宅用は国の方針で当面の間、対象外です(太陽光発電の出力制御)。

デメリットも含めて見積もりを比べる

デメリットの多くは、価格の比較、施工店の工事保証、設置前の現地調査で備えられます。複数社の見積もりで、価格・保証・発電量のシミュレーションの前提を比べてください。

住宅用で信頼できる施工会社を探す

住宅の屋根は形・向き・広さに制約があり、載せられるメーカーやパネルの枚数は家ごとに変わります。価格にも幅があり、経済産業省の集計(2025年設置)では1kWあたり平均29.0万円に対し、安いほうから3割の水準は25.6万円です(5kWなら約17万円の差)。複数社から見積もりを取り、価格と提案の中身を比べてください。以下は住宅用の見積もり窓口で、複数社をまとめて比べられる一括見積もりサイトと、販売店などから直接提案を受けられる窓口があり、いずれも無料で申し込めます。

  • 複数メーカーを扱う販売店から直接

    AD-HOME

    太陽光と蓄電池の設置を専門に扱う販売店です。各メーカーと直接取引して中間マージンを抑え、多数のメーカーから屋根の条件や予算に合わせて柔軟に提案します。メーカー保証に加えて独自の保証制度もあり、一括見積もりとあわせて販売店から直接提案を受けたい方の選択肢に。

    AD-HOME公式ページ

  • 関東エリア限定・東京ガスのサービス

    東京ガスの太陽光発電・蓄電池

    東京ガスの太陽光発電・蓄電池の導入サービスです。家の状況や予算に合わせた提案を受けられ、補助金の申請手続きのサポートから導入後のアフターサポートまで対応しています(地域や条件により、東京ガス提携の販売施工店が契約・施工する場合があります)。対象は戸建ての持ち家で、対応地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県です。

    東京ガス公式ページ

  • 東京都の太陽光&蓄電池・補助金特化

    エコエネハウス

    東京都の太陽光・蓄電池に特化した専門窓口です。補助金の申請手続きを専門スタッフがサポートし、東京都と市区町村の補助金を組み合わせた費用の提案が受けられます。無料相談から始められるので、東京都で太陽光と蓄電池の導入を検討している方の選択肢に。

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あわせて使いたい一括見積もりサイト

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産業用で信頼できる施工会社を探す

産業用の太陽光発電は、施工店によって受ける案件の規模や種類が違うため、対応できる施工店を自分で探すのは手間がかかります。以下は産業用に対応した一括見積もりサービスで、いずれも無料で申し込めます。

  • 産業用の一括見積もり・最大5社

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    タイナビと同じ株式会社グッドフェローズが運営する、産業用太陽光発電の一括見積もりサイトです。産業用の実績があり独自の審査を通った企業から、最大5社の見積もりを比べられます。グリエネ・産業用と併用すると、価格を比べやすくなります。

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よくある質問(FAQ)

太陽光発電のデメリットは何ですか?
初期費用がかかること(経済産業省の平均で1kWあたり29.0万円)、夜は発電せず季節や天気で発電量が変わること、5年目以降と卒FIT後は売電単価が低いこと、パワーコンディショナーの交換と点検の費用がかかること、施工によっては雨漏りや近隣への反射光の問題が起きることなどです。
太陽光パネルの劣化はどれくらいですか?
パネルの出力は年数とともに少しずつ下がります。目安になるのはメーカーの出力保証で、たとえばトリナ・ソーラーは1年目99.0%、2年目以降は年0.4%ずつ下がり30年目87.4%の出力を保証しています。保証値は下限で、実際の劣化の大きさそのものではありません。
パワーコンディショナーの交換費用はいくらですか?
経済産業省の調達価格等算定委員会は、5kWの住宅用でパワーコンディショナーの交換を20年間に1回、費用38.4万円程度と想定しています(太陽光発電協会へのヒアリングによる)。点検は3〜5年ごとに1回、1回3.8万円程度としています。
太陽光パネルの撤去や処分にはお金がかかりますか?
かかります。経済産業省の事業計画策定ガイドラインは、10kW未満の住宅用でも、買取期間の終了後を見据えて、撤去・処分の時期や方法、必要な費用を見込んだ計画を立てるよう求めています。費用は屋根の形や足場、処分の方法で変わるため、販売店に確認してください。
雨漏りの心配はありますか?
屋根に架台を固定する工事のため、施工に不具合があると雨漏りにつながることがあります。長州産業のように、施工認定店が標準架台で施工した場合の雨漏りをメーカーの保証に含めるメーカーもありますが、多くは販売店・施工店の工事保証で扱います。保証の範囲と年数を契約前に確認してください。
デメリットがあっても元は取れますか?
経済産業省の平均価格・東京の日射量・新FITの売電単価で計算すると、南向き5kWではパワコン交換と点検の費用を含めた20年の差し引きが+約12.3万円で、損益分岐点は1kWあたり約31.5万円です。屋根の向きが北や東西の場合、価格が高い場合は元が取れにくくなります。

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