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ウォーターサーバーの衛生面や衛生管理

いつでも美味しく安全な水を飲むために設置しているウォーターサーバーの衛生面は大丈夫でしょうか。

ウォーターサーバーの水(天然水やRO水)は、水道水と違い消毒を行うための塩素が含まれていません。本来の水の美味しさを味わうために不要物が取り除かれているのは当たり前ですが、長期間保管していたり、使用すればボトルの中に空気が入るなどして、不純物が混ざり、細菌・雑菌が繁殖してしまう心配があります。ここでは、ウォーターサーバーの衛生管理や衛生面における工夫についてご案内します。

衛生面への配慮

安全で美味しい水を利用できなければ、ウォーターサーバーを置いている意味がありません。細菌・雑菌が繁殖した水は、免疫力が低下している赤ちゃんや小さい子供、妊婦さんなど特に心配です。

各ウォーターサーバーメーカーでは、さまざまな方法で衛生面を守る工夫を行っています。

細菌・雑菌の繁殖防止

水に細菌や雑菌が繁殖してしまうのは、空気が水の中に入り込んでしまうからです。空気中には目に見えない雑菌が多く浮遊しています。それらの雑菌がボトル内やタンク内に侵入することで、消毒作用のある塩素を含まない水は細菌や雑菌を繁殖してしまいます。

これを防ぐために、ガロンタイプのような空気がボトル内に入ってしまうタイプのものは、フィルターを取り付け、細菌や雑菌を取り除かれ清潔な空気が入るように工夫されています。

ワンウェイタイプの水は清潔

ワンウェイタイプ(使い捨て)のボトルは、真空になっていて水を供給する際は圧力でへこんでいき、空気が入り込まない仕組みになっています。そのため、細菌・雑菌の繁殖を心配がいりません。

定期的なメンテナンス

ウォーターサーバーのメンテナンスは、1年~3年毎に1回、専門スタッフによりパーツを洗浄や交換・点検を行うメーカーやサーバー本体自体を交換するメーカーなど各メーカーによって異なります。また、サーバー自体にセルフクリーン機能が搭載されていてメンテナンス不要とするサーバーもあります。

自身でのお手入れで清潔に

自身での簡単なお手入れすることで、より衛生面は安心です。ボトルの差し込み部分や水が出てくるコック部分、水受け皿などの水に触れる部分は細菌や雑菌が繁殖しやすいため、定期的に水気や汚れを拭き取り、アルコールを付けた布などで拭いて消毒すれば清潔な状態を保つことができます。

いつでも美味しく安全な水を利用するためには、ウォーターサーバーの衛生面は大切です。各メーカーそれぞれが工夫し、衛生面での配慮がされていますが、利用者自身で簡単なお手入れをすることで、より安心してウォーターサーバーを利用することができます。

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