モンゴルの大気汚染「ワースト2」で日蒙関係強化

モンゴルで大気汚染が深刻さを増している。

3月30、31日に同国を訪問した安倍首相は、大気汚染解消に向けた技術協力などを表明した。ただ、石炭主体のエネルギー構造を転換しない限り、大きな効果を上げることは難しそうだ。

モンゴルでは、火力発電所や暖房用ボイラー施設で石炭を使用。

ゲルと呼ばれる移動式住居が密集する地区では冬季、各家庭が暖を取るために石炭を燃やし、ばい煙で周囲の視界が極度に悪くなることもある。

ウランバートルは、世界保健機関(WHO)が大気汚染の指標として公表している、大きさが10マイクロ・メートルまでの粒子PM10の数値で、イラン南西部アフワズに次いでワースト2となる1立方メートル当たり279マイクロ・グラム(2008年)を記録した。北京は09年データで121マイクロ・グラムだった。

日本の協力策は、汚染の測定や排ガス規制への技術協力、火力発電所改修支援など。
モンゴル政府の緑化対策責任者は汚染解消には国ぐるみの抜本的対策が必要との見方を示した。
読売

というニュースです。
たしかにモンゴルの大気汚染は深刻なのでしょう。しかし記事にある2008年の記録や北京の2009年のデータを持ち出す必要があるのか、データとしては把握しておいたほうが良いと思いますが、現在は2013年です。
当ブログにても既出ですが2013年の1月以降、ご存知のとおり大気汚染ワーストに入っている都市は、ほぼ中国です。
読者としては2013年のデータと言わないまでもせめて2012年のデータが知りたいと思いますね。

PM10に限定すると2008、2009年のデータしかないのかなぁ~?
まさか印象操作ではないですよね・・・

そして日本とモンゴルも関係を強化することで双方にメリットがあるようです。。
それはモンゴルは地下資源が豊富で日本にとってメリットがある、モンゴルにとっては日本は高い技術力があり、火力発電の技術や環境問題(大気汚染など)に技術協力が期待でき円借款もできる、そしてお互いに隣国、ロシアや中国を牽制できるというメリットがあります。

まぁ外交的、経済的な利害が絡んでの関係強化のように感じますが、そんなことはおいておいて、様々な環境問題、(大気汚染など)の解決ができればいいので、必要ならもっと関係強化進めてほしいですね。

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日本の環境省、島嶼国に環境総合支援へ

環境省は、海面上昇など気候変動による影響が深刻な島嶼(とうしょ)国に対し、日本の優れた環境、減災技術などを包括的に提供する支援に乗り出す。

安倍政権が掲げる「攻めの地球温暖化外交戦略」の一環で、日本の技術をアピールして世界の温室効果ガス削減にもつなげたい考えだ。

気候変動対策やリサイクル制度に詳しい専門家を日本から派遣し、1.太陽光や風力など再生可能エネルギーの普及 2.高潮に備える防潮堤の建設 3.サンゴ礁保全 4.浄化槽や汚水処理施設の整備――などの事業をまとめて提供する。

先進国による島嶼国支援は、単発で小規模なものが多かった。同省は、島嶼国の環境対策などをまるごと支援することで、日本の国際的な発言力が強まるだけでなく、ほかの途上国にも日本の高い技術力を売り込み、普及させるきっかけにもなるとしている。
読売

というニュースです。。
国際的な発言力が強め、高い日本の技術力を売り込むことは必要なこと、たしかに日本の技術力や頼れる?ところを国際的にアピールしたいところです。。

そういう面はありますが、島嶼国は実際に地球温暖化による海面上昇などの環境問題は待ったなしの状況です。
総合的な環境支援となると時間も予算もかかるでしょうが、本当に日本には一刻も早く、環境問題を抱えている島嶼国に手を差し伸べ、現地の人たちを安心させて欲しいですね。

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