中国、香港で環境汚染対策なければピンクイルカを失う恐れ 

香港でイルカなどの保護活動を行う香港イルカ保育学会は6日、環境汚染などに対する緊急措置を取らなければ、ピンクイルカとも呼ばれ、絶滅の危険性が指摘されるシナウスイロイルカを失う恐れがあると述べた。

同学会によると、香港近海に生息するシナウスイロイルカの数は2003年は推計158頭だったが、11年には78頭に減少した。サミュエル・ハン会長は「イルカの保護は政府と香港のすべての人にかかっている。われわれが一致団結して行動を起こさなければ、イルカを失う恐れがある」と訴えた。

2週間前、死んだピンクイルカの子どもを生き返らせようと、子どもを海面上で支える母親をピンクイルカの群れが助けているところを、香港ドルフィンウォッチのツアーガイドが偶然見つけた。この場面はビデオで撮影され、フェイスブックで多くの人々にシェアされた。
これがきっかけとなり、イルカウォッチングが観光客に人気となっている香港でのイルカの減少に関する新たな懸念がもたらされた。

香港ドルフィンウォッチのスポークスマン、ジャネット・ウォーカー氏は「イルカの子どもの死因は、汚染された海水中に蓄積され母乳に含まれた毒素だと、われわれは99%確信している」と話し、こうした事例の報告は4月だけでも今回を含め3度あったと説明した。

シナウスイロイルカは、国際自然保護連合による、絶滅の恐れのある生物種のレッドリストで「near-threatened(準絶滅危惧)」に分類されている。
AFP
というニュースです。
またもやレッドリストに分類されている動物のニュースですが、このピンクイルカ(シナウスイロイルカ)の他にも中国のイルカではヨウスコウカワイルカがいます、こちらはもっと深刻な状況で、ほぼ絶滅しているという状況です。
ピンクイルカ(シナウスイロイルカ)をヨウスコウカワイルカの様にしてはいけません、、が記事にあるように環境汚染などに対する緊急措置を取らなければ、早晩ヨウスコウカワイルカと同じ道をたどるに違いありません。

ドルフィンウォッチツアーによりピンクイルカ(シナウスイロイルカ)に経済的価値を与え、その収益からキャンペーンなどの啓発活動などしているようですが、中国や香港政府が環境汚染などの問題に本腰入れないと、なかなか救うことは難しいかなと思います。

人間の経済活動が原因の絶滅は、自然淘汰とは言えないと思います。
このピンクイルカ(シナウスイロイルカ)の保護が注目されたのが90年代後半から2000年代前半からです、それでも減少を続けているのです。。
そういった状況なのでピンクイルカ(シナウスイロイルカ)を中国、香港政府、市民が今までよりもさらに保護や環境改善をはかって守ってもらいたいと思います。

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環境省がオオタカの希少野生動植物種指定解除を検討

絶滅の恐れがあるとして種の保存法の「国内希少野生動植物種」に指定されているオオタカについて、環境省は保護活動などで個体数が回復したことを踏まえ、指定解除の検討を始める。

15日の中央環境審議会野生生物小委員会で具体的な議論が行われる。

同省によると、オオタカの生息数は1984年の民間の調査で約400羽とされ、同法が施行された1993年に希少野生動植物種に指定された。
その後、大規模開発の際には営巣地に配慮がなされるようになり、2008年の専門家の調査では関東地方とその周辺だけでも生息数は約5800羽にまで増えていた。
同省のレッドリストでも06年に絶滅危惧種から外れている。
読売
というニュースです。

レッドリストで絶滅危惧種から外され、今、希少野生動植物種指定解除を検討されるまでになったという事は喜ばしいことです。。

しかし実際に指定解除には慎重になってほしいとは思います、まだまだオオタカの狩場となる森林が少ないと思いますし、密猟なども増えても困りますし。
いずれにせよ、森林や里山の保護は大切だし、密猟の監視などはするべきだと思います。

そして指定解除になったらどうなるのだろう、普通の野鳥になるのかな?
いままでオオタカの保護活動をしている個人や団体の方はこの指定解除の動きに関してどう思っているのでしょうか、知りたいところです。

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