石川県の絶滅危惧種オキナグサの盗掘続く

県内で白山のみに自生する絶滅危惧種「オキナグサ」の盗掘が続いているとして、県白山自然保護センターなどはこのほど、自生する場所のパトロールを始めた。

オキナグサは、採取に許可が必要な県の希少野生動植物種だが、昨年は3株の盗掘があったという。
同センターは、「県内での絶滅を防ぐため、不審者の通報にも協力してほしい」と呼びかけている。

オキナグサはキンポウゲ科の多年草で、4~5月中旬に赤紫色の花を咲かせて種をつくる。種から白く長い綿毛を出した姿が特徴で、老人の白髪に似ていることが名前の由来とされる。

同センターの昨年の調査では、県内で自生が確認できたオキナグサは163株と極めて少なく、絶滅の危機にある。しかし、盗掘が相次いでおり、昨年以外にも09年に10株、10年に9株が持ち去られたという。

環境省によると、オキナグサは、かつて自生していた和歌山県内や千葉県内では既に絶滅したといい、環境省の「絶滅危惧2類」に指定。
毎日
というニュースです。
盗掘って・・・
石川県内で163株しか確認されていないものをひどすぎますね。
自然保護センターの方には頑張ってパトロールしてください。

盗掘する人たちは逆の立場になって考えて欲しいですね、もし自分たちが現在163人しかおらず、次々とさらわれていく。。そんな状況だったらどうですか。。

極端かもしれませんがモラルの欠如というのは想像力の欠如につながるのかもしれませんね。

石川県内では絶滅危惧2類なんだから本当に違法な採取などはやめてもらいたい。
レッドリストのデータを見るとオキナグサは全国的にみても各県、絶滅や絶滅危惧種1類~準絶滅危惧種になっている植物なんだし、今までそこに自生していたものが人間の手によって絶滅なんて悲しすぎるし、申し訳なさすぎる。

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希少種(レッドリスト)取引の罰則強化 改正案、閣議決定

政府は19日、絶滅の恐れがある希少種の違法取引に対する罰則を強化することを柱とした種の保存法改正案と、生態系に悪影響を与える可能性がある「特定外来生物」を規制する外来生物法の改正案を閣議決定した。

種の保存法改正案は、違法取引の罰則を現行の最高100万円から同1億円に引き上げ、インターネットやチラシでの広告も禁止する。

ただ絶滅の危機にある生物が増える中、同法が保護対象として指定する規制種が少なすぎるとの批判に対し、今回の改正では指定のあり方など抜本的な改正は見送った。

外来生物法の改正案は新たに、特定外来生物と在来種の間に生まれた交雑種の飼育や輸入を原則禁止することなどを盛り込んだ。
産経
というニュースです。

以前このレッドリストにのっている絶滅危惧種、希少種などの罰則の強化の改正案を提出という記事を載せましたが、閣議決定されましたね。。
ニュースを見ると違法取引の罰則だけではなく、外来生物法の改正案も同時に閣議決定されました。

罰則最高100万円から1億円に引き上げられたことにより、どれほどの効果が出るかはわかりませんが、100万円というのはあまりに罰則としては甘すぎる感もありますし、絶滅危惧種、希少種を守る意味でも良いと思います。。

インターネットやチラシなどの広告も禁止になるということですが、そもそもそういった広告があるのも知りませんでしたし、広告をみて絶滅危惧種や希少種を欲しいと思う気がしれません。。
そういうことをせずに、守りつつそっとしておきましょうよ。。

しかし絶滅危惧種や希少種がなぜそういった危惧される状況に至ったのかということも考えねばなりません、その一因は確実に私たち人間の様々な行為からくるもの。ということは否めないでしょう。
これ以上動植物がレッドリストに記載されることのないようにすることが人間の責務であると思います。

ちなみに・・・生物には罪はありませんが日本固有の生物を守るためにも、特定外来生物の駆除はしたほうが良いのかなと個人的には思います。いずれにせよ拡散させないことが非常に重要です。
環境省:外来生物について

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