AFPのニュースでアメリカの環境団体、ブラックスミス研究所が発表した世界で深刻な産業汚染地域の上位(ワースト10の地域)の図が掲載されています。
記事によると世界の2億人が産業汚染の被害を受けているということです。
2億人ってすごい数ですね。
ちなみにその地域・原因・被害者数の上位とは・・・
- ウクライナ、チェルノブイリ:原発:最大100万人
- インドネシア、シタルム川:工業地帯:50万人以上
- ロシア、ジェルジンスク:化学工場:30万人
- アフリカ、ザンビア:鉱山:30万人以上
- インドネシア、カリマンタン:金鉱山:22万5000人以上
- アルゼンチン、アタンサリアチェーロ川:工業地帯:20万人以上
- バングラディシュ、ハザリバーグ:製革所:16万人
- ロシア、ノリリスク:重金属工業:13万5000人
- ガーナ、アグボクブロシエ:廃棄処理上:4万人以上
- ナイジェリア、ニジェール川デルタ地帯:油田:被害者数不明
(AFP/Blacksmith Institute)
ということですが、各地域の被害者数ももっと出ていることでしょう、例えば30万人以上とか被害者数不明とか確実な数字が出ているわけではないですから。。
それに産業による被害者がかなり多そうな国や地域でリストに出ていないところもありますし。
特に工業系の汚染が目立ちます、この人的環境汚染を防ぐことによって世界全体の温暖化等の環境問題の改善にもつながってくると思います。がなかなか改善することに難がありそうな国々がそろっている感じが何とも言えません。
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