温暖化で大規模な嵐の発生が

最新の研究によれば、地球温暖化の進行とともに、大西洋で発生するハリケーン勢力の大幅増加が予想されるという。

北京師範大学を拠点とする国際的な研究グループが、ハリケーンの発生条件をモデル化したデータから、地球の温度が摂氏1度上昇するごとに、超大型ハリケーンの発生数が大西洋で2~7倍になるという結論を導き出した。

場所によって、サイクロン、台風とも呼ばれるハリケーンの強さは、発生地点の水温と直接関係している。海水が蒸発して空気中の水蒸気が増えれば、勢力を強めて陸地へと向かう。

地球の気温は確実に上昇しており、気象観測の記録によると、この10年間は最も暖かかった。
1万1300年前の最終氷河期までさかのぼっても、この100年のように平均気温が急激に上昇した時期はないという研究結果も今月発表されている。

主な要因は、二酸化炭素、メタンといった温室効果ガスの排出量の増加であるというのが科学者たちの一致した見解だ。

気温上昇が大規模な嵐の増加につながるという今回の研究結果は、過去のハリケーンによっても裏付けられている。

アメリカ国立大気研究センターによれば、この数十年、嵐の頻度は増えていないようだが、勢力の強い嵐の割合は急増しているという。
総合的な観測データが記録されるそれ以前も、同様の傾向がうかがえる。
ナショジオ

というニュースです。
今現在は地球温暖化によるハリケーンの発生数こそ過去10年差はないが
一度発生すると大規模化するということでしょう。。
記事では地球の温度が摂氏1度上昇するごとに最大7倍発生すると書かれています。。
2倍でも厳しいのに7倍になったら被害は甚大になる恐れもありますね。

今回は大西洋地域に関してのニュースですが、太平洋地域だって地球の平均気温の上昇は人ごとではありません。

今回のニュースのように地球温暖化による平均温度の上昇がハリケーンの発生数だけではなく、各方面に影響が出るということは、度々いわれていることです。

なんとか地球の平均温度上昇を1度以内に抑える努力をみんなでしていきたいものです。
民間個人の草の根レベルでもね。

ちなみに今回のモデル化してデータを発表したのは北京師範大学を拠点とする国際的な研究グループということなのですが、北京って、、あの大気汚染の北京ですよね・・・あの大気汚染の中、地球温暖化などの環境問題に対して研究をするって、どんな気持ちなのかな?なんて思ったりもします。

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