中国 公式文書で「癌症村」の存在認める

中国環境保護省が地方当局に通達した文書で、がんなど重度の内臓疾患が集中的に起きる「癌(がん)症村」の存在を認めていたことが分かった。健康被害が地域で多発する問題はかねて指摘されてきたが、当局が公式に認めたのは初めてとみられる。

文書は「化学品の環境リスクと防御管理に関する5カ年計画」と題され、同省が7日付で通達し、20日に公開。地名の特定や具体的な症状の記述は避けたが、「有毒で有害な化学物質により多くの場所で水や大気に深刻な問題が生じ、一部地域では『癌症村』さえ発生している」と指摘した。

違法廃水で発がん性の高い有害な化学品や重金属などに飲用水が汚染され、がんなどの重度疾患の患者発症率が多い地域を、中国メディアは「癌症村」と名付けてきたが、この表現が異例ながら公式文書に取り入れられた形だ。

中国紙、新京報などは沿岸部や内陸部の工業地帯を中心に、少なくとも国内200カ所以上で「癌症村」があると伝えている。

環境汚染による健康被害が社会問題化し、住民らの反発が政府に向かうのは必至で、同省は遅まきながら対策を取る姿勢を示した。通達では、危険な化学物質を扱う企業の管理強化や、危険度に応じた化学品の流通過程の把握を地方当局に指示した。また、2008年から11年までの4年間に通報された環境汚染が568件あり、うち約半数の287件は有害な化学品による汚染とした。
(産経)
というニュースです。
日本を含む外国メディアでも結構取り上げていた問題ですね。

とうとう隠しきれなくなってきたのか、大気汚染がヒドすぎる状況でこういった他の環境汚染問題を大々的に住民らの反発が政府に向かう前に、自らカミングアウトして、対応しているという姿勢を国内外にアピールする狙い・・・なのかと勘ぐってしまいます。今までの中国政府のやり方だと・・・

実際に被害に遭っている住民達の為に何とかしてもらいたいですね。。
健康被害にあっても今までは切り捨てられてきた人達がいるわけですし。
今現在苦しんでいる人たちに、医療と生活の保証して、そして環境の改善を今こそ中国政府はやるべきです。

いつも国内で強権的な中国共産党なんだから、良い面でも強権を発動しても良いんじゃないの。。
水質の汚染に関しては手遅れの感は否めないが、かつて日本も水質汚染により、河川がかなり汚染された年代もありましたが、今は復活している河川もあります。

一気に廃水規制をし、その後コツコツ環境保護活動をやり、国民のモラルも同時に教育すればいつかは、自然の姿に戻ると思うんですが・・・あまいかな

ひと目でわかる中国の環境汚染
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