東電、原発のタンク堰の雨水排出したがセシウムは測定せず

東京電力は16日、台風18号による大雨で、福島第1原発の地上タンク群を囲む漏水防止用のコンクリート製堰(せき)があふれる恐れが高まったとし、7カ所で排水弁を開けるなどして堰内の水を堰外の地表に排出した。東電が堰の水を故意に排出したのは初めて。
 
東電によると、7カ所ではベータ線を出す放射性物質の濃度が最大値でも1リットル当たり24ベクレルで、ストロンチウム90の法定基準(1リットル当たり30ベクレル)以下だった。しかし、セシウムなどガンマ線を出す放射性物質は測定していない。

排出総量は不明だが、相当量に上る見通しで、タンク群の近くを通る排水溝を通じ原発港湾外の海に流れ出たとみられる。
福島民友
というニュースです。

えっと・・・この記事が本当ならなぜゆえ放射性セシウムなどの放射性物質は測定しなかったのか・・・
放出するんだからすべての放射性物質について測定すれば良かったのに。。

しかし東電なりに測定しない根拠はあるんだろうけど、しないことによって危機管理に対し不安を感じる人もいます。

危機管理をしっかりし周辺の人々に不安を感じさせないことも東電の仕事だと思いますね。

記事には原発港湾外の海に流れ出たとあります。後から放射性セシウム検出なんてことにならないように祈るばかりです。

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