気象庁が異常気象分析検討会の分析結果を公表

気象庁は、平成25年9月2日、平成25年(2013年)夏の日本の極端な天候に関する異常気象分析検討会の分析結果を公表した。

公表によると、7月以降、太平洋高気圧とチベット高気圧の強まりによって、西日本を中心に全国で暑夏となり、西に強く張り出した太平洋高気圧の周縁を吹く暖かく湿った空気が流れ込んだ日本海側ではたびたび大雨となったと分析。

太平洋高気圧とチベット高気圧がともに優勢となった要因としては、海面水温がインドネシア・フィリピン周辺で高く、中・東部太平洋赤道域で低くなったことにより、アジアモンスーンの活動が広い範囲で非常に活発となったためとの見解を示している。

今後は、全国的に平年並かやや高温傾向が続き、晴れた日には気温が高くなるが、猛暑日が連日続くようなことはないとみている。

なお、気象庁では気温の長期変化傾向についても、都市化の影響が小さい観測地点で平均した日本の夏の平均気温は統計を開始した1898年以降長期的に上昇しており、猛暑日の年間日数についても1931年以降増加傾向が明瞭であることから、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響が現れているとの見解を示している。
EICネット

というニュースです。
なぜ極端な気候になったかの現象の分析なのですが、結果二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響ということです。
異常気象が起こる原因はその年によって気圧の関係や海水温の関係等々あるのですが、根本原因はやはり地球温暖化なわけで、二酸化炭素などの温室効果ガスをもっと減らしていかないと更なる異常気象が頻発するということです。

先日の埼玉の竜巻も地球温暖化が進行したことによる異常気象の一部ではないかと思います。
確実に大雨や竜巻が増加する気象条件がそろいやすくなっているこの頃です。

>平成25年(2013年)夏の日本の極端な天候について(気象庁)

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