JX日鉱日石エネルギー 東北地方でも5月からバイオガソリン発売へ

石油元売り最大手のJX日鉱日石エネルギーは22日、植物由来のバイオ燃料を配合したバイオガソリンを仙台製油所(仙台市)で製造し、5月1日から東北地方で販売開始すると発表した。これで同社の8製油所全てでバイオガソリンの製造体制が整い、取り扱い給油所数は26都道府県の約3200カ所になる。

東北では岩手、宮城、山形、福島の4県にある約360カ所の給油所で販売する。仙台製油所が東日本大震災で被災して昨年3月まで停止したため、当初予定の昨年夏から販売開始が遅れたという。

バイオガソリンはサトウキビなどの植物を原料にして製造したバイオ燃料をレギュラーガソリンに1%以上配合する。価格は通常のレギュラーガソリンと同水準。
原料の植物が成長過程で大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収するため、燃焼しても排出量が増えないとみなされており、国が普及を後押ししている。
産経
というニュースです。

バイオガソリンはバイオエタノールに石油系のガスのイソブテンを合成したものを従来のガソリンに1%以上配合したものらしんのですが、1%以上って何%?なんでしょう。JXでは1~8%の配合と言ってますが仮に配合率8%だとしてもどのくらいの二酸化炭素(CO2)削減になるのでしょうか。。

石油連盟では植物(サトウキビやとうもろこしなど)が原料で、その植物が生育している間二酸化炭素(CO2)を吸収してくれるから、燃焼によってCO2を排出しても大気中の二酸化炭素の総量を増加させないという考え方(カーボンニュートラル効果)により、バイオ燃料の燃焼によって排出された二酸化炭素については温室効果ガス排出量として計上しないことにしています。とあります。

バイオガソリンに使用するエタノールの為の植物が生育している間に吸収している二酸化炭素(CO2)の量よりも燃焼させて排出される二酸化炭素(CO2)の量が少なければ、計上しなくてもまぁ良いかもしれないけど、少しでも燃焼させて排出される二酸化炭素(CO2)の量が多ければ計上するべきですね。

それにエタノールの需要急増で、サトウキビ畑のためにブラジルなどの森林伐採が問題になったこともありました。そういうことのないようにしてもらいたいです、地球温暖化、温室効果ガスとうの環境問題のためにバイオガソリンを生産する、そのために森林を伐採するということでは本末転倒になっていまうので。。

しかし国内の休耕地などを利用するなどであれば良いとおもいますが、個人的にはどうもカーボンニュートラル効果ってやつが信用できないというか・・・なんか企業に都合良すぎるというか・・・バイオガソリン自体ガソリン業界の偽善を感じる。とまでは言わないですが。。

エコツール
太陽光発電情報  蓄電池情報  浄水器情報

ぽちっとよろしく~

Leave a Comment

Please note: Comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.