オゾン層が回復傾向に・・・グッドニュース

1987年に採択された「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」(モントリオール議定書)により、エアゾール缶などでのクロロフルオロカーボン(CFC)の使用は段階的に廃止に向かっている。

ヘアスプレーなどのエアゾール缶に含まれるオゾン層破壊物質、「クロロフルオロカーボン(CFC)」。

この物資の悪影響を解き明かした功績を称えられ、1995年にノーベル化学賞を受賞した化学者の1人であるマリオ・モリーナ氏は、「モントリオール議定書の効果が現れはじめている。オゾン層を破壊し、地球環境の悪化を引き起こすCFCは、社会的な取り組みによって減少しはじめている」と語った。

モントリオール議定書は、冷蔵庫の冷却剤やヘアスプレー缶などのエアゾール噴霧剤として使用されるCFCの製造、消費を段階的に廃止する国際協定として、1987年に採択された。このときに深刻視されていたのは、CFCが成層圏に達してオゾン層に穴を空けているという問題だった。

モリーナ氏がCFCの研究をはじめ、この物質がオゾン層を破壊することを発見したのは1970年代。
当時のアメリカでは、1世帯あたり平均30~40本のスプレー缶が使用されていたが、90年代後半以降には、各国でCFCの製造がほぼ完全に廃止されることとなった。
現在では、オゾン層破壊物質がまったく使用されていないスプレー缶が普及している。

では、オゾン層の破壊は止まったのだろうか。科学者によると、大気中のCFC濃度が80年代以前のレベルに戻るのは、2050年以降になる見込みだという。

CFCが完全に分解されるまでには100年ほどの時間が必要なためだ。しかし、大気中の濃度は年々減少し続けている
ナショジオ
というニュースです。

個人的に地球環境問題が一般に認知され始めたきっかけ?!になった問題がオゾン層破壊という言葉だったようなイメージがあります。

ニュース記事をみると1987年にオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書によって段階的に廃止に向かったとあります。

ということは、かなり前から段階的に廃止に向かっていて、今ようやく回復傾向に向かっているというニュースに接することができました。。

しかし問題となった80年代、それ以前にもどすには2050年以降の見込みともありますので、先はまだまだ長いですね、、あと約37年後ですから。

環境を破壊するのは簡単ですが、戻すのにはその何倍もの労力が必要で、事によれば戻らないかもしれない場合だってあります。

今回のニュースで環境問題に対して社会的な取り組みが本当に大切だと思いました。。
これからひとつでも多く環境問題が解決に向かって欲しいですね。

オゾン層の問題の解決には程遠いけど・・・でも久しぶりに良いニュースでした。

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