内窓(二重サッシ)の選び方|効果・費用・補助金・主要メーカー比較
内窓リフォームの要点
内窓は既存窓の内側に樹脂サッシの新しい窓を追加するリフォームで、半日で施工完了・賃貸でも管理組合の許可を得やすく・補助率が最も高い窓断熱の主流工法です。費用は1箇所6〜15万円、家全体(10〜15箇所)で60〜150万円が目安。先進的窓リノベ2026事業(100万円/戸)はSS(Uw1.1以下)またはS(Uw1.5以下)グレードのみ対象で、SS特大1箇所14万円・SS大8.9万円・S特大7.6万円の補助が出ます。主要3社はLIXIL「インプラス」・YKK AP「プラマードU」・大信工業「プラスト」で、断熱性能は互角・フレーム色や薄壁対応・防音性能で使い分けます。
本ページでは、内窓(インナーサッシ・二重サッシ)の選び方を、外窓交換との使い分け、3つの効果(断熱・防音・防露)、主要メーカー比較、ガラスとサッシ枠の組み合わせ、補助金、設置パターン、賃貸・マンション対応、デメリットの順に整理しています。窓断熱の総合的な4工法比較は窓の断熱リフォーム(内窓・ガラス交換・カバー工法の費用と補助金)をご覧ください。
内窓と外窓交換の違い
窓の断熱リフォームには大きく「内窓追加」と「外窓交換(カバー工法・はつり交換)」「ガラス交換」の3系統があります。既存サッシ枠の状態が健全で、賃貸・マンションで外観に手を入れたくない場合や、まず低コスト・短工期で始めたい場合は内窓が適切です。サッシ枠まで経年劣化していたり、1窓でより高い断熱性能を実現したい場合は外窓交換が候補になります。
| 項目 | 内窓追加 | ガラス交換 | 外窓交換(カバー工法) |
|---|---|---|---|
| 工事範囲 | 既存窓は残し、内側に新規窓を追加 | 既存サッシそのまま、ガラスのみ交換 | 既存サッシ枠を残し、その外側に新規サッシを被せる |
| 費用相場(1箇所) | 6〜15万円 | 4〜10万円 | 15〜40万円 |
| 工期 | 半日 | 数時間 | 1日 |
| 最高Uw値 | 1.1〜1.5 | 2.3〜2.9 | 1.1〜1.9 |
| 外観の変化 | なし(屋外からは見えない) | なし | サッシ枠が若干太くなる |
| 賃貸・マンション | 原状回復が容易で許可を得やすい | 専有部の工事として認められやすい | 共用部の外観変更で規約による制限あり |
| 先進的窓リノベ2026 | 対象(SS/Sグレード) | 対象(SS/S/Aグレード) | 対象(SS/S/Aグレード) |
- Uw値:窓全体(ガラス+サッシ枠)の熱貫流率。値が小さいほど断熱性能が高い。SSグレード=Uw1.1以下、Sグレード=Uw1.5以下、Aグレード=Uw1.9以下
- ガラス交換だけでは樹脂サッシのUw値(1.4〜1.9)に届かないため、補助対象のグレードに達するには既存サッシが樹脂・アルミ樹脂複合である必要があります
内窓の3つの効果
内窓を追加すると「既存窓 + 空気層 + 内窓」の3層構造になり、熱・音・水蒸気の伝達がそれぞれ遮断されます。空気層の厚みは100mm前後で、これは10〜12mmの中空層を持つ複層ガラスの約10倍。断熱・防音・防露の3つの効果が同時に得られるのが内窓の強みです。
断熱
冬の足元の冷え/夏の窓辺の暑さを解消
U値6.51 → 1.75(約3.7倍)
防音
交通騒音・話し声・室外機音を軽減
25〜30dB低減(体感半分以下)
防露
結露・カーテンのカビ・木枠の腐朽を防止
樹脂サッシは熱伝導率がアルミの約1/1000
防音効果は1枚の窓を通り抜ける際に音のエネルギーが減衰する量で評価され、内窓追加で25〜30dB(デシベル)の遮音性能が実現します。10dB下がると体感の音量は約半分に感じられるため、線路沿いの「ガタンゴトン」が「遠くで聞こえる」程度になります。防露効果はサッシ枠の素材が支配的で、熱伝導率がアルミの約1/1000の樹脂サッシは外気で冷やされにくく、室内側のサッシ枠が結露の温度(露点温度)まで下がることがほとんどありません。
主要メーカー3社の比較
国内の主要内窓メーカーはLIXIL「インプラス」・YKK AP「プラマードU」・大信工業「プラスト」の3社です。窓全体の断熱性能(Uw値)は同じガラス構成なら3社ほぼ互角ですが、フレームの色味・薄壁対応・防音性能・意匠バリエーションで違いがあります。お部屋の用途・既存窓周りの寸法・優先したい効果で使い分けます。
| メーカー | 主力商品 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| LIXIL | インプラス | フレーム表面に静電気を抑えるダストバリア加工。樹脂内部にスチール芯材を入れる構造で、台風時のひずみや経年変形に強い。設置奥行65mmから可能で、薄い額縁にも対応できる | マンション・薄壁住宅・台風地域 |
| YKK AP | プラマードU | 真っ白なホワイト色のフレームがクリーンな印象(インプラスは僅かにクリーム色)。和室向けの「障子調」「組子調」のバリエーションが豊富で、洋室・和室どちらにも納まりやすい。2026年4月発売の後継ブランド「ウチリモ」はふかし枠なしで設置できる薄型設計で、マンションリフォームにも対応 | 和室・洋室の意匠重視・新築風の内装 |
| 大信工業 | プラスト | 12mm厚の防音ガラスに対応し、防音室(楽器・スタジオ用途)にも採用される高い遮音性能。一般リフォーム用途では他2社より価格はやや高め | 道路沿い・線路沿い・楽器演奏・防音重視 |
- 3社とも先進的窓リノベ2026事業の登録製品を持っています。ガラスを「Low-E複層(中空12mm)」以上にすればSグレード、「Low-E複層+アルゴンガス」または真空ガラスにすればSSグレードに該当します
- 標準的な引き違い窓(幅170cm×高さ110cm)の本体価格は3社とも8〜12万円帯で、設置工事費(2〜4万円)を含めた1箇所あたり合計10〜15万円が目安です
ガラス選択とUw値・補助金グレード
内窓本体(サッシ枠)は3社とも樹脂製で熱伝導率は互角ですが、その中に入れるガラスで内窓全体のUw値が決まります。先進的窓リノベ2026事業の補助金グレード(SS・S・A)はガラスのUw値で判定されるため、ガラス選択が補助金額を左右する最大要素です。2026年からAグレード(Uw1.9以下)は対象外、SSまたはSグレード相当のみが補助対象です。
| ガラス種類 | 内窓全体Uw値 | 補助金グレード | 適性 |
|---|---|---|---|
| 単板ガラス(3〜5mm) | 約2.2 | 対象外 | 補助対象外。防音だけ目的で、断熱は二次的でよい場合に選択。価格は最安帯(本体4〜6万円) |
| 複層ガラス(中空12mm) | 約1.9 | 対象外(A) | 2025年版ではAグレードで対象だったが2026年から除外。新規でこのガラスを選ぶメリットは小さい |
| Low-E複層(中空12mm) | 約1.5 | S | 最もコスパが良い選択。本体7〜9万円帯。多くのリフォームでこれが標準 |
| Low-E複層+アルゴンガス | 約1.3 | S | 寒冷地・北面の窓に。アルゴンガス追加で5,000〜10,000円アップ |
| 真空ガラス(スペーシア等) | 約1.1 | SS | 日本板硝子スペーシアなど。極めて薄く(6.2mm程度)、額縁が浅い窓にも収まる。本体11〜14万円帯 |
| Low-Eトリプル+アルゴン | 約0.8 | SS | パッシブハウス水準。ガラスが厚く重いため、対応する樹脂サッシ・取付枠が限定。本体13〜16万円帯 |
- Uw値は窓全体(ガラス+サッシ枠)の代表値。実際は窓サイズ・形状(FIX/引き違い/上げ下げ)で若干変動します
- Low-Eガラスの「断熱型」と「遮熱型」の使い分け:北面・東面は断熱型(冬の日射熱を取り込む)、南面・西面は遮熱型(夏の日射熱を遮る)が基本ですが、最近は両特性を併せ持つ製品も増えています
先進的窓リノベ2026事業の補助単価
先進的窓リノベ2026事業では、内窓設置に対して窓1箇所あたり以下の補助が出ます。戸建住宅で1戸あたり上限100万円/戸。最低申請額は50,000円以上のため、1〜2箇所のみのリフォームでは申請できないケースもあります。家全体(10〜15箇所)の内窓化なら上限到達も視野に入ります。
| サイズ区分(窓面積) | SSグレード(Uw1.1以下) | Sグレード(Uw1.5以下) |
|---|---|---|
| 特大(4.0㎡以上) | 140,000円 | 76,000円 |
| 大(2.8㎡以上〜4.0㎡未満) | 89,000円 | 52,000円 |
| 中(1.6㎡以上〜2.8㎡未満) | 57,000円 | 34,000円 |
| 小(0.2㎡以上〜1.6㎡未満) | 39,000円 | 22,000円 |
- 申請期間:2026年3月31日 予約開始/〜2026年12月31日 本申請
- 2026年事業の主な変更点:①Aグレード(Uw1.9以下)が補助対象から除外、②特大サイズ(4.0㎡以上)の単価区分が新設、③非住宅建築物(店舗・教育施設等)も対象に追加
- マンション(低層・中高層)は別の単価表が適用されます。詳細は事業公式サイトで最新情報を確認してください
家全体(戸建160㎡・10〜15箇所)の内窓化を「Sグレード(Low-E複層)で実施」した場合の補助額試算:特大窓2箇所×7.6万円+大窓4箇所×5.2万円+中窓6箇所×3.4万円+小窓3箇所×2.2万円=合計約63万円。施工費合計(120〜150万円)から差し引くと、実質負担は60〜90万円程度まで軽減できる計算になります。家全体の内窓化を検討するなら、補助率の高さから2026年中の実施が経済的に有利です。
内窓の設置パターンと条件
内窓は既存窓の額縁(窓枠)の内側にネジ止めで設置するため、額縁の奥行(壁の厚みから既存窓本体までの距離)と幅の条件を満たせば設置できます。窓の形状(引き違い・FIX・上げ下げ・出窓)でも対応パターンが異なります。
| 窓の形状・条件 | 設置可否 | 備考 |
|---|---|---|
| 引き違い窓(最も一般的) | ○ | 全メーカー標準対応。最も施工事例が多い |
| FIX窓(はめ殺し) | ○ | FIX対応の専用内窓を選択。開閉できないため換気は既存窓側で行う |
| 上げ下げ窓・縦すべり出し窓 | ○ | 引き違いタイプの内窓を被せる形が一般的 |
| 出窓 | ○ | 出窓全体に内窓を被せる「サンルーム式」設置。3面分の費用が必要 |
| 天窓(トップライト) | △ | 天井設置型の専用内窓があるが対応メーカー限定 |
| 額縁の奥行が65mm未満 | △ | 薄型内窓(LIXILインプラスの薄型タイプ・YKK APウチリモ等)で対応。樹脂アタッチメントを併用 |
| 既存サッシ枠の腐食・歪みあり | × | 内窓のレールが正常に動かない。既存サッシのカバー工法・はつり交換を先行 |
- 設置可否の判断は現地調査で行います。施工業者が窓周りの寸法・サッシ枠の状態・電気配線(コンセント・スイッチが額縁周りにある場合)をチェックします
- 事前に自分で確認するには、額縁の奥行(窓ガラスから室内側の壁面までの距離)を測ります。65mm以上なら標準内窓、それ未満なら薄型対応メーカーを選ぶ必要があります
内窓リフォームの流れ
内窓は1箇所半日・家全体でも1〜2日で完了する短工期リフォームです。検討〜施工〜補助金受給までの一般的な流れを示します。
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業者の選定・現地調査依頼
2〜3社に相見積もりを依頼。一括見積もりサイトで複数社から同時に提案を受けると比較がしやすい。先進的窓リノベ2026事業の登録事業者かを確認
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現地調査・採寸・提案
各社が来訪して窓1箇所ずつの採寸・額縁の奥行確認・サッシ枠の状態確認を実施。グレード・ガラス選択・施工費を提示
-
業者・グレード・ガラスの選定
3メーカーから優先したい効果(断熱・防音・意匠)で選択。ガラスはSグレード(Low-E複層)が標準、寒冷地ならアルゴンガス入りも検討
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契約・補助金交付申請の予約
業者が「先進的窓リノベ2026」の予約申請を実施。予約申請の段階で補助金枠が確保される
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製品発注・納品(2〜4週間)
採寸寸法に合わせた特注生産。納期は窓数とメーカー在庫による
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施工(家全体で1〜2日)
既存窓は撤去せず、額縁にレール固定→内窓本体取付の順。1箇所あたり30分〜1時間
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補助金の本申請・受給
施工完了写真・領収書を添えて業者が本申請。補助金は業者経由で施主に支払われる形が一般的(業者によっては値引き相殺)
賃貸・マンションでの設置
マンションでは窓は専有部分でなく共用部分扱い(管理規約による)で、外側に手を入れる外窓交換・カバー工法は規約で制限されることが多い一方、内窓は専有部内の工事として認められやすい傾向です。賃貸でも、内窓は既存窓の内側にネジ止めするだけで原状回復が容易なため、大家・管理会社の許可を得てリフォームするケースが増えています。
| 住居タイプ | 許可取得 | 進め方 |
|---|---|---|
| 分譲マンション(自己所有) | 管理規約の確認+管理組合への届出 | 管理規約に「内窓設置」の明記がなければ、管理組合に書面で相談。「専有部の工事」として承認されるケースが多い。理事会で承認後、施工日時を組合に共有 |
| 賃貸マンション・アパート | 大家・管理会社の許可 | 事前に書面で許可を取り、退去時の原状回復ルールを明確化。「設置費用は借主負担・退去時は撤去」が一般的 |
| UR都市機構の賃貸 | URへの申請 | DIY可能物件のみ対応可。URの「DIY住宅」ではあらかじめ承認された範囲内で内窓を設置できる |
- 原状回復のしやすさが内窓の特徴。撤去後はネジ穴(4〜8箇所)が残るだけで、額縁の本体には大きな傷が残らない
- 賃貸の場合、補助金の申請者は「リフォーム工事の発注者」のため、借主が発注者になれるかは事業者登録した工事業者と相談
内窓のデメリット
内窓は補助率が高く施工も容易ですが、生活面で考慮すべきデメリットもあります。事前に把握して、許容できるか・設置場所を絞るかを判断します。
- 開閉が2倍になる
- 窓を開ける時は既存窓と内窓の2枚を順に開ける必要があります。網戸は既存窓側のみのため、夏場の頻繁な換気が多い窓では負担に感じることも。寝室・北側・あまり開けない窓に優先設置するのが現実的です。
- 掃除箇所が4面→8面に倍増
- 既存窓と内窓の間の空間に手を入れる必要があり、内側になる2面(既存窓の室内側・内窓の屋外側)はガラス越しで掃除しにくくなります。年1〜2回の大掃除タイミングで内窓を一旦外して清掃する方も。
- 窓周りの奥行が7cm程度狭くなる
- 標準内窓のサッシ厚みは70mm。窓辺に小物を置いていた場合、奥行が変わるためレイアウト変更が必要になることも。出窓・カウンター窓では特に影響を受けます。
- 中間層に結露が出ることがある
- 既存窓と内窓の間に外気が侵入し続けると、中間層で結露が出るケースがあります。既存サッシの気密性が極端に低い場合(築年数が古く隙間が大きい)、または室内側の湿度が極端に高い場合(加湿器を多用)に発生しやすく、定期的に内窓を開けて換気するか、既存サッシのパッキンを併せて補修すると改善します。
- 既存サッシ枠が劣化していると設置不可
- サッシ枠の腐食・歪みが進んでいると内窓のレールが正常に動きません。この場合は内窓ではなく、既存サッシのカバー工法・はつり交換が必要になります。築40年以上の住宅では現地調査で確認が必要です。
よくある質問(FAQ)
- 内窓だけで断熱効果はありますか?外窓交換と比べてどちらが効きますか?
- 内窓追加だけでも、既存のアルミ単板窓(U値6.51)に樹脂サッシLow-E複層の内窓(U値1.4前後)を追加するとU値1.75まで下がり、断熱性能は約3.7倍になります。外窓交換(カバー工法)はサッシ枠ごと入れ替えるためU値1.4〜1.9に到達できますが、内窓は半日で工事が終わり、躯体に手を入れないため賃貸・マンションでも採用しやすく、補助率も最大級です。費用対効果と工事負担で見ると、まずは内窓で十分なケースが多いです。
- 主要メーカー3社(インプラス・プラマードU・プラスト)はどう違いますか?
- 断熱性能(同じガラス構成での内窓全体Uw値)は3社ほぼ互角です。違いはフレームの色味と機能。LIXILインプラスはフレームに静電気を抑えるダストバリア機能と樹脂内部のスチール芯材があり、薄壁(奥行65mm〜)にも設置できます。YKK APプラマードUは真っ白なフレームと和室向けの障子調・組子調のバリエーション。大信工業プラストは12mm厚の防音ガラスに対応し、防音室にも採用される高い遮音性能を持ちます。マンション・薄壁ならインプラス、意匠重視ならプラマードU、線路沿い・道路沿いならプラストが向きます。
- 2026年度の補助金で内窓は対象ですか?いくら補助が出ますか?
- 先進的窓リノベ2026事業の対象です。ただし2026年からはSSグレード(Uw1.1以下)またはSグレード(Uw1.5以下)のみ補助対象で、Aグレード(Uw1.9以下)は2025年版で対象だったが除外されました。戸建住宅で1箇所あたりSS特大14万円・SS大8.9万円・SS中5.7万円・SS小3.9万円、S特大7.6万円・S大5.2万円・S中3.4万円・S小2.2万円。1戸あたり上限100万円、最低申請額は5万円以上。家全体(10〜15箇所)の内窓化なら上限到達も視野に入ります。
- 賃貸マンションでも内窓は設置できますか?
- 管理組合(または大家・管理会社)の許可が必要ですが、内窓は既存窓の内側にネジ止めするだけで原状回復が容易なため、許可されるケースが増えています。マンションの場合、窓は専有部分でなく共用部分扱い(管理規約による)で、外側に手を入れる外窓交換・カバー工法は規約で制限されることが多い一方、内窓は専有部内の工事として認められやすい傾向です。設置前に管理規約を確認し、規約に明記がなければ管理組合に書面で相談するのが安全です。
- 内窓のデメリットは何ですか?
- 主に4点。①既存窓と内窓の二重開閉になり開け閉めの手間が増える、②掃除箇所が4面→8面に倍増する、③窓周りの奥行が約7cm狭くなり開放感がやや減る、④既存窓のサッシ枠が極端に劣化していると内窓を取り付ける額縁が確保できず設置不可になることがあります。また、既存窓と内窓の間に外気が侵入し続けると中間層で結露が出ることがあるため、湿気の多い部屋では換気のバランスも考慮します。
- 内窓はDIYで設置できますか?
- 規格サイズの内窓キット(窓周りに合わせて高さ・幅を選ぶ既製品)はホームセンターで購入してDIY設置できる商品もあります。ただし、断熱性能の高い樹脂サッシ+Low-E複層ガラスはほとんどが特注品で、採寸ミスの吸収幅が小さく、施工精度が断熱・防音性能に直結するため、補助金活用も含めると業者依頼が現実的です。先進的窓リノベ2026事業はDIY施工は補助対象外(事業者登録した工事業者の施工に限定)の点にも注意。
内窓リフォームの一括見積もり
内窓リフォームはサッシメーカー3社のどれを採用するか・ガラス選択・補助金活用の組み合わせで、合計費用が数十万円単位で変わります。複数の登録事業者から相見積もりを取り、補助金込みの実質負担を比較すると、最適な業者を選びやすくなります。
住宅リフォームを一括見積もりで比較する
住宅リフォームは同じ工事内容でも、業者ごとに本体価格・付帯工事費・補助金申請サポート・保証年数が異なり、合計で20〜30%の差が出ることも珍しくありません。検討範囲(水回り単独・全面・外壁塗装・オール電化)に応じて、複数社から見積もりを取ると相場感をつかみながら比較しやすくなります。以下は住宅リフォームに対応する主要な一括見積もりサイトです。いずれも無料で利用できます。
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水回り・内装・全面リフォームを幅広く一括見積もり
リショップナビ
キッチン・浴室・トイレなどの水回りから内装・外装・全面リフォームまで、全国対応で最大4社の優良加盟店から相見積もりを取れます。電話ヒアリングで予算・工事内容・希望時期を伝えると要件に合う業者を選定してくれるため、業者選びに迷っている段階でも気軽に依頼できます。
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外壁塗装・屋根工事に特化した一括見積もり
リショップナビ外壁塗装
外壁塗装と屋根塗装に特化した一括見積もりサービス。塗料グレード(シリコン・フッ素・無機)の比較、付帯工事の内訳まで業者間で比較しやすい設計です。築15〜20年で外装の更新時期を迎えるご家庭に向いています。
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IH・エコキュート・オール電化リフォームに強い
グリエネ オール電化
エコキュート・IHクッキングヒーターへの切替やオール電化リフォームに特化した一括見積もりサイト。給湯省エネ事業の対象工事についても相談でき、世帯人数・既存設備の状態(ガス給湯器の年数・キッチンのタイプ)に合わせて業者をマッチングしてくれます。
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太陽光発電・蓄電池・エコキュートをまとめて見積もり
グリエネ(太陽光・エコキュート)
太陽光発電パネルやエコキュートのような高額機器は、大量仕入れができる専門業者から見積もりを取ると価格と保証の条件が比較しやすくなります。太陽光・蓄電池・エコキュートをまとめて1回で見積もりたい方や、自家消費型住宅への切替を検討中の方に向いています。




