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HEMS機器の補助金|新築のGX志向型住宅・ZEHの要件と自治体補助

HEMS補助金の要点

HEMSの補助は、新築と既存住宅(リフォーム)で大きく異なります。新築では、みらいエコ住宅2026のGX志向型住宅(110〜125万円/戸(地域区分による))でHEMSの設置が必須要件になっており、環境省のZEH支援事業(ZEH 45〜55万円/戸・ZEH+ 80〜90万円/戸)でもZEH+は高度エネルギーマネジメントなどの要件があります。一方、リフォームでHEMSだけを導入する場合、住宅省エネ2026キャンペーンの3事業(みらいエコ住宅2026・先進的窓リノベ2026・給湯省エネ2026)はいずれもHEMSを補助の対象工事に含んでおらず、市区町村の独自補助が中心です。国の蓄電池向けDR補助金は2026年度分の受付を5月29日に終了しました。申請は登録事業者(リフォーム会社・工務店)が代行する仕組みで、契約前に業者の登録状況を必ず確認しましょう。

2026年度のHEMS補助金

HEMSの補助は、「新築で高い省エネ性能の住宅を建てるとき(HEMSが補助の要件)」と「市区町村の独自補助」が中心です。リフォームでHEMSだけを導入する場合は、国の補助金の対象になりません。

国の補助金制度

国の補助金とHEMSの関係(2026年度)
制度 HEMSとの関係 補助額
みらいエコ住宅2026(GX志向型住宅・新築) HEMSの設置が必須要件。2026年7月1日以降に建築確認申請する住宅は、JC-STAR★1以上の適合ラベルを取得したHEMSコントローラが必要 110〜125万円/戸(地域区分による)
ZEH支援事業(環境省・新築) ZEH+は「再エネの自家消費拡大」か「高度エネルギーマネジメント」のうち1つ以上が要件 ZEH 45〜55万円/戸
ZEH+ 80〜90万円/戸
(地域区分による)
みらいエコ住宅2026(リフォーム)・先進的窓リノベ2026・給湯省エネ2026 HEMSは補助の対象工事に含まれない(断熱改修・窓・高効率給湯器などの工事が対象) HEMSは対象外
国の蓄電池向けDR補助金(SII) 対象は家庭用蓄電システム。2026年度分は2026年5月29日に予算に達して公募終了(公募再開の予定はないと公表) 受付終了
  • GX志向型住宅の要件はみらいエコ住宅2026事業の公式資料、ZEH支援事業の金額は環境省の令和8年度の事業資料によります

既存住宅のリフォームでは、HEMSそのものに国の補助は出ませんが、断熱改修や高効率給湯器への交換は住宅省エネ2026キャンペーンの対象です。HEMSを付けるときに一緒に行う工事で補助を使う、という考え方になります。事業ごとに「予算上限到達で受付終了」となるため、早めの申請が有利です。

自治体の補助金制度

既存住宅でHEMSそのものの補助を受けたい場合は、市区町村の独自制度が中心になります。HEMSを省エネ設備のひとつとして補助している自治体がありますが、対象機器・金額・受付期間は自治体ごとに大きく異なり、年度の途中で予算に達して締め切られることもあります。お住まいの市区町村のホームページで最新の制度を確認してください。

太陽光発電・蓄電池とあわせてHEMSを導入する場合は、都道府県や市区町村の太陽光・蓄電池の補助も対象になる場合があります。国の補助金と自治体の補助金は、多くの場合で併用できます。

47都道府県の蓄電池補助金(蓄電池の総合情報)

補助金申請の流れ(4ステップ)

HEMS関連の補助金申請は施主が直接行うのではなく、登録事業者(リフォーム会社)が代行する仕組みです。申請の流れは次の通り。

  1. 登録事業者を探す

    補助金を申請できるのは、あらかじめ事務局に登録されたリフォーム会社・工務店に限られます。未登録の業者に依頼すると補助金が受けられないため、契約前に必ず登録状況を確認しましょう。登録事業者は各事務局のウェブサイトで検索できます。

  2. 見積もり・契約

    登録事業者に現地調査と見積もりを依頼します。この段階でどの補助金制度が利用可能か、併用できる組み合わせは何かを業者と確認。補助金の申請は工事着手前の予約申請が必須な制度がほとんどのため、契約を急がず計画的に進めるのが重要です。

  3. 予約申請(工事前)

    登録事業者が事務局のオンラインシステムで予約申請を行います。施主が直接手続きすることは基本的にありません。予約が受理されると交付決定通知が届きます。

  4. 工事実施・完了報告

    工事完了後、登録事業者が完了報告書や写真を事務局に提出します。審査を経て補助金が業者に支払われ、業者が工事代金から差し引く形で施主に還元されるのが一般的。施主が現金を直接受け取るのではなく、契約金額が補助金分だけ減額される流れです。

HEMSと一緒に行う工事で使える補助金

HEMSそのものは国の補助の対象になりにくい一方、一緒に行う断熱改修や給湯器の交換は住宅省エネ2026キャンペーンの対象です。HEMSで効果を見える化しやすい工事と、使える補助金を整理します。

HEMSと一緒に行う工事で使える補助金(2026年度)
一緒に行う工事 使える補助金 補助額
窓・玄関ドアの断熱 先進的窓リノベ2026 上限100万円/戸
エコキュートなどへの交換 給湯省エネ2026 エコキュート7万円/台〜10万円/台
壁・天井・床の断熱など みらいエコ住宅2026(リフォーム) 40〜100万円/戸
太陽光発電・蓄電池 自治体の補助(国の蓄電池向けDR補助金は2026年度分の受付を終了) 自治体ごとに異なる
  • 同一の工事内容に対して国の補助金を二重に受けることはできません(国+自治体の組み合わせは原則OK)
  • 制度ごとに申請時期や対象要件が異なるため、登録事業者と相談しながら最も有利な組み合わせを選ぶことが重要です
  • 住宅省エネ2026キャンペーンの3事業(みらいエコ/窓リノベ/給湯省エネ)は同一住宅内で「異なる工事範囲」なら併用可能ですが、「同じ工事」を重複申請はできません

太陽光・蓄電池・HEMSの一括見積もりサイト

補助金は事業者登録しているリフォーム会社・販売店が代行申請する仕組みのため、登録業者から見積もりを取るのが最初のステップです。グリエネはオール電化・太陽光・蓄電池・エコキュートの一括見積もりサービスで、補助金活用の相談がしやすい登録業者を比較検討できます。

オール電化・エコキュート設置を一括見積もりで比較する

オール電化への切替や、エコキュート・IHクッキングヒーターの単独設置は、業者ごとに本体価格・既存設備の撤去費・電気工事費・補助金申請サポートが異なり、合計金額に差が出ることも珍しくありません。電力契約の見直しと併せて検討する場合は、複数社の見積もりで条件を比較すると安心です。以下はオール電化リフォームに対応する主要な一括見積もりサイトです。いずれも無料でご利用いただけます。

  • オール電化と太陽光・蓄電池をセットで検討する方に

    グリエネ(太陽光・蓄電池・エコキュート)

    オール電化にすると深夜電力の比重が増える一方、昼間の電気代は逆に高い時間帯単価がかかります。太陽光パネル・蓄電池を組み合わせると昼間の電力を自家消費に回し、深夜電力でエコキュートを沸かす最適化が可能です。卒FIT後の余剰電力を蓄電池に貯めてエコキュートで使う組み合わせも、太陽光・蓄電池・エコキュートをまとめて見積もれるグリエネで一度に検討できます。

    グリエネで太陽光・蓄電池・エコキュートの見積もり

  • 給湯器交換と同時にキッチン・浴室も検討したい方に

    リショップナビ

    エコキュート交換と同時にキッチン・浴室・トイレなど水回り全般のリフォームを検討する場合の総合一括見積もりサイト。1社で複数の工種をまとめて依頼できる業者を紹介してくれます。築年数が経過し全体的な設備更新を検討する家庭の2社目候補として便利です。

    リショップナビ公式ページ

HEMS補助金のよくある質問(FAQ)

2026年度、HEMS単体で申し込める補助金はありますか?
国の主な補助金では、リフォームでHEMSだけを導入する場合は補助の対象になりません。住宅省エネ2026キャンペーン(みらいエコ住宅2026・先進的窓リノベ2026・給湯省エネ2026)の対象工事にHEMSは含まれていないためです。市区町村が独自にHEMSを補助している場合があるので、お住まいの自治体のホームページを確認しましょう。新築では、GX志向型住宅やZEH+の要件としてHEMSの設置が求められます。
補助金をもらうために「登録事業者」を通す必要はありますか?
多くの国費補助金(住宅省エネ2026キャンペーン等)では、あらかじめ登録された登録事業者(リフォーム会社等)が申請を行う必要があります。個人での事後申請ができないケースがほとんどのため、契約前に必ず業者が登録済みかを確認しましょう。登録事業者は各事務局のウェブサイトで検索できます。
中古住宅でもHEMSの補助金は使えますか?
既存住宅のリフォームでは、国の補助金はHEMSそのものではなく、断熱改修や高効率給湯器への交換などの工事が対象です。HEMSの導入とあわせてこれらの工事を行えば、その工事分の補助を受けられます。HEMS自体の補助は、市区町村の独自制度を確認してください。
DR補助金とは何ですか?
DR(デマンドレスポンス)補助金は、電力の需給調整(DR)に協力できる家庭用蓄電システムの導入を支援する国の補助金で、SII(環境共創イニシアチブ)が執行しています。2026年度分(令和7年度補正)は2026年5月29日に予算に達して公募を終了し、公募再開の予定はないと公表されています。対象は家庭用蓄電システムで、HEMS単体は対象ではありません。
補助金の予算はいつまで残っていますか?
制度により異なりますが、住宅省エネ2026キャンペーンの過去事例では、年度開始(4〜5月)から早い事業で半年程度、人気の窓リノベは年度後半に予算上限到達で締切となるケースもあります。検討中は早めに見積もりを取り、業者と申請計画を立てるのが安心。各事務局のウェブサイトで予算消化状況がリアルタイムで公表されています。
新築の住宅でもHEMS補助金は使えますか?
新築では、HEMSが補助の要件に組み込まれています。みらいエコ住宅2026のGX志向型住宅(110〜125万円/戸)はHEMSの設置が必須で、環境省のZEH支援事業はZEHが45〜55万円/戸、ZEH+が80〜90万円/戸です(ZEH+は「再エネの自家消費拡大」か「高度エネルギーマネジメント」のどちらかを満たす必要があります)。いずれもHEMS単体ではなく、住宅全体の省エネ性能に対する補助です。

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