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電気代が高い原因TOP5と削減策

2026年に電気代が高止まりする5つの原因

2022年以降の電気代高騰は、単一要因ではなく複数の要因が重なっています。①燃料費調整額、②再エネ賦課金、③契約アンペアの過大、④家電の経年化、⑤プランとライフスタイルの不一致。このページでは5つの原因ごとに、具体的な削減策と期待効果を整理します。

「電気代が高くなった」と感じる2026年、原因は一つではありません。世界情勢で決まる燃料費調整額、国策で決まる再エネ賦課金、家庭で見直せる契約・家電・プランのそれぞれに分けて考えると、何から手を付けるべきかが見えてきます。

原因1|燃料費調整額(月次変動の元凶)

電気代の明細で見慣れない欄、それが燃料費調整額。火力発電の燃料(LNG・原油・石炭)の輸入価格の3ヶ月前〜5ヶ月前の平均と、基準価格の差をkWhあたりで調整する仕組みです。

時期 燃料費調整額の傾向 背景
2021年まで -3〜+1円/kWh程度で安定 原油・LNG価格が安定
2022年春〜2023年初 +10円超まで急騰 ウクライナ侵攻でLNG価格3倍
2023年〜2024年5月 政府補助で見かけ上軽減 電気・ガス価格激変緩和対策
2025年〜2026年 補助縮小、落ち着きつつ高止まり 原油・LNG価格は小康状態
  • 対策:大手電力の「規制料金プラン(従量電灯B等)」は燃料費調整額に上限あり。自由化料金プランは上限なしの場合もあるため、契約内容を要確認
  • 燃料費急騰リスクを避けたい場合は固定単価型の新電力プラン規制料金プランを選ぶ

原因2|再生可能エネルギー発電促進賦課金(上昇継続中)

太陽光・風力などの買取費用を全電気利用者で負担する仕組み。FIT制度開始から年々上昇を続けています。

年度賦課金単価(円/kWh)月400kWh家庭の負担
2020年度2.98約1,192円/月
2021年度3.36約1,344円/月
2022年度3.45約1,380円/月
2023年度1.4約560円/月
2024年度3.49約1,396円/月
2025年度3.98約1,592円/月
2026年度4.18約1,672円/月

出典:資源エネルギー庁「再生可能エネルギー発電促進賦課金」(2026-04-24 参照)

賦課金は全電力会社・全プランで同一のため、切替で回避することはできません。対策は「使用量そのものを減らす」しかなく、省エネ家電への更新と太陽光自家消費が有効です。

原因3|契約アンペアが大きすぎる

基本料金はアンペア(A)に比例。実際に同時に使う電力を超える契約をしていると、固定費を無駄に払っていることになります。

契約アンペア基本料金の目安
東京電力EP
同時使用可能な機器の目安
30A935円エアコン+電子レンジ+ドライヤー等
40A1,247円上記+もう1系統
50A1,559円大家族向け
60A1,870円オール電化向け

※ 他社の従量電灯Bも概ね近い水準。関西・中国・四国は従量電灯A(最低料金制)のためアンペア別基本料金なし。

出典:各電力会社公式(従量電灯B/A 等の標準プラン)(2026-04-24 参照)

ブレーカーが落ちない限り、一段下げるだけで年間3,700円ほどの削減が可能。60A契約の家庭が40Aに下げれば年間7,500円浮きます。

原因4|家電の買い替え遅れ

10年以上前の家電は、省エネ性能が段違いに低く電気代を押し上げます。買い替え効果が大きい3大家電は以下。

家電 10年前 vs 2025年
年間消費電力量
電気代削減額/年
(31円/kWh換算)
冷蔵庫(500L級)520kWh → 280kWh約7,440円
エアコン(10畳用)1,050kWh → 820kWh約7,130円
照明(全部屋LED化)800kWh → 320kWh約14,880円

特に照明のLED化は投資対効果が抜群で、即座に電気代に反映されます。

原因5|プランとライフスタイルの不一致

昔の契約のまま見直しをしていないと、現在のライフスタイルに合っていないプランで余計に払っているケースが多発しています。

ライフスタイル 合うプラン 合わないプラン
夜遅く帰宅・朝は早い 夜間割引型(おトクなナイト、はぴeタイム-R等) 従量電灯
日中在宅・使用量多い オール電化/ガスセット割 市場連動型
EV所有 EV向け深夜プラン 昼夜同単価
太陽光設置済 昼間高単価プラン(夜間安) 従量電灯

削減効果が大きい順|5つの対策

優先度 対策 想定削減効果 投資と期間
新電力切替/プラン見直し 年5,000〜20,000円 無料・15分
照明の全LED化 年10,000〜15,000円 数万円・投資回収2年
契約アンペア見直し 年3,700〜7,500円 無料・翌月〜
古い冷蔵庫・エアコン買替 年7,000〜15,000円 10〜30万円・投資回収5〜10年
◎◎ 太陽光+蓄電池 年10〜20万円削減も 150〜250万円・投資回収10年前後

最も手軽で効果が大きいのは電気料金プランの見直し。15分の手続きで年間1〜2万円変わるケースが多く、最初に取り組むべきステップです。

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