深刻化する大気汚染。中国、北京では、PM2.5の濃度が日本の環境基準のおよそ5倍になりました。
北京の有力紙によりますと、今年1月、北京などの医療機関で診察を受けた人は、前の年に比べて2割から3割増え、呼吸器や循環器の患者が大幅に増えています。
(TBS)
という4月2日のニュースです。。
最近マスコミが中国の北京など各都市の大気汚染やPM2.5についてあまり報道しなくなったなと思っていたのですが、中国の大気汚染は解消されているはずはなく、AQIのグラフなどを見ていると各都市、日によっては大気の状態が良い日もありますが、少し空気が滞留してしまうと一気に大気汚染下の都市に早変わりといった状況だと思います。
一応、人民日報などにも社説に大気汚染を解消するための思考と国の研究機関の動きなどを報じていますが・・・あんな感じの政治体制だし、国民性もあんな感じなのでなかなか、様々な汚染などの環境問題を解消するのは難しいと思いますが。何とかして欲しいものですね。
ちなみに人民日報は今年の1月中の北京は5日間しか青空を見れなかったという報道もしており、大気拷問なんて表現を使っており、微小粒子状物質(PM2.5)による室外大気汚染は、2010年に世界20大致死リスク因子のうち9位になったというニュースも報じています。
いずれにせよ、日本のマスコミが報道しなくなっても日々自分なりにチェックすることが大切ですね。