東電、福島第1原発放射性汚染水放出、先送り

東京電力福島第1原発に地下水が流れ込んで増え続けている放射性汚染水を減らすため、地下水を海洋に放出する計画は13日、福島県漁連の了承を得られず先送りされた。

東電は13日夕の記者会見で「当面、汚染水の処理や貯蔵計画への影響はない」としているが、汚染水問題は事故の収束作業への最大の課題となっているだけに、目算が狂った格好だ。

汚染水は、事故で壊れた原子炉建屋に1日400トンの地下水が流入して増加している。

東電は打開策として、深さ約220〜30メートルの井戸12本を掘り、建屋に流れ込んで汚染される前の地下水を、1日100トンくみ上げて海に放出する計画を立てた。

東電は漁連との話し合いが不調に終わった理由について、「(漁業への)風評被害への懸念を持っている方がいた。さらに丁寧な説明が必要だ」との認識を示した。

その上で、地下水の放射性セシウム濃度は周辺の河川を下回っているとして、「汚染水の減少策として、(海洋放出の)必要性を理解していただくことが重要」と強調し、地元の理解を得ることに最善を尽くす方針を示した。
一方、県漁連との次回協議は1カ月ずれ込む見通し。
毎日
というニュースです。

漁業関係者の風評被害への懸念、、当たり前です。
仮に放射性セシウム濃度が0でも。。

実際にどう思います?放出した海域の魚と違う産地の魚だったらすすんで放出海域の魚を一般の人が買うでしょうか。。
風評被害は起こるでしょう。。

というか放射性セシウムが周辺河川の濃度を下回っているからといって汚染水を放出していい理由にはならないし、そもそも東電がどういうふうに水質を確認しているか・・・
H24年9月の東電の地下水バイパスの実施後のモニタリング、目的は放水可否の計画が判断基準になっているのなら、許容目安値1ベクレル/L以下(セシウム-137)であることの確認とされています。

1ベクレル/Lでも放出するということです。
仮に上限の濃度で1日100トン放出すると、1トンは1000リットルですので、100000リットルになり、1日で100000ベクレルの放射性セシウムを放出しても良いことになります|゚Д゚)))
海洋は広いから濃度が薄まるので問題ない・・・とは言えませんよね。

しかも記事では汚染される前の地下水を、1日100トンくみ上げて海に放出する計画とあります、しかし放射性セシウム濃度は周辺の河川を下回っているとも言っています、ということは少なくとも放射性セシウムはふくんでいるということです、汚染されているということです。

東電は汚染水の放出をしたいのなら、完全に放射性物質0の水にしてから放出すればどうですか?

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