個人のエコ活動が地球温暖化対策にかかせません

地球温暖化の対策はまず国が同士(政府間)で決める条約や国の法律で定める法令、 それに批准した上での企業努力、そして個人が日常生活で出来るエコ活動が大切です。

最近では国や企業、個人共にエコの意識が高まっていますが、これからの将来の温暖化予想から考えるともっと意識を高めていかなくてはなりません。 私たちができる対策としてはどういったものがあるのでしょう。

個人で地球温暖化対策をすると、CO2の排出を削減でき、経済的にも節約になります!

ico_check_eco01電力消費を抑える
電力消費を抑える対策としては冷暖房の設定温度を冷房を28℃、暖房を最高でも20℃程で抑え、その他の家電製品の電源をこまめに切る事も電力の消費を抑え省エネになりエコの観点からも望ましく、家庭の電力を太陽光発電にするのも一つの方法です。

ico_check_eco01排気ガスを抑える
排気ガスを抑える対策としては、昨今いわれている様にアイドリングストップやハイブリッドカーやエコカーと呼ばれる車種に乗ることなどがあげられ、カーシェアリングという方法や可能な方は車の運転を控え公共の移動手段や自転車の利用もあります。

ico_check_eco01石油資源の消費を抑える
石油資源の消費を抑える対策としては、買い物をした際のレジ袋を断り個人の持ち物を使う事や飲料水に使われるペットボトルの消費を抑えることがあげられます。買い物の際にエコバッグを使用したり、浄水器を使用するだけでもペットボトルの消費は抑えられます。

ico_check_eco01焼却場から排出されるCO2をなるべく抑える
排出されるCO2をなるべく抑える対策としては、やはり家庭ゴミの分別をしっかりすることです、ゴミを焼却場で燃やすことでCO2が出ています。そのCO2をなるべく抑える為にゴミの分別が大切です、分別がおろそかになり様々なゴミを焼却してしまうと、よりエネルギーを使いCO2の排出量の増加を助長しかねないのです。

ico_check_eco01水の使用量を抑える
水の使用量を抑える対策としては、個人各々がシャワーなどの使用時間を減らしていくことで、電力やCO2の消費を減らしていくことができます。

ico_check_eco01緑化してCO2を抑える
CO2を抑える対策として、緑化があげられます。個人の自宅などの庭や屋上などに植樹やプランターなどを作り緑を増やします。 個人の小さな面積でもまとまれば大きな効果を生み出せます。 また緑化によっては地方自治体の緑化補助金制度(名称は自治体により異なります)などがあり条件を満たしていれば補助金がでるので、利用するのも良いかと思われます。

ポイントは「いかに無理せずエコを実現するか」

従来はエコに気を遣った生活にはストレスや我慢がつきもので、「節電疲れ」という言葉もあるくらいでした。しかしこれも過去の話になりつつあります。

各ハウスメーカーが競って開発を行うスマートハウス。CO2の排出量をネットゼロにできるゼロエネルギーハウス(ZEH)といった商品も出てきています。創エネ(太陽光発電)、蓄エネ(蓄電池)も含めて無理なくCO2の削減ができるZEH仕様の家は今後スタンダード化が進んでいくと考えられますが、特に都心部などでは一戸建てを購入できる機会がある人ばかりではないのではないでしょうか。そうした時はちょっとした便利グッズでエコな一躍買う場合もあります。

例えば旧式の浴室などでは、シャワーを出すために、まず水栓を開いてカランからお湯を出し(水で調整する場合は調整)さらにシャワー切り替えのノブを引き上げるといった面倒なプロセスが必要な場合があります。こうした場合は節水のための作業で必要以上にストレスがかかってしまいます。せっかくシャワーを浴びてスッキリしたいのに、逆に節水を意識し過ぎて疲れてしまうかもしれません。例えば通水と止水を、シャワーヘッドを交換すれば、無理なく節水が実現できます。

地球温暖化対策行った場合の効果

個人や世帯で地球温暖化対策をおこなった場合の効果の一例を表にしていますので参考にしてください。

個人や世帯で出来る温暖化対策と効果
対策 CO2削減効果/年 CO2排出量に対する
削減割合/年
節約効果/年
エアコンの温度を冷房は1℃高く
暖房は1℃低く設定する
約31kg 0.5% 約2,000円
週16kmの車の運転を控える 約185kg 3.1% 約8,000円
1日5分のアイドリングストップをする 約39kg 0.7% 約2,000円
主電源を切りコンセントなどを抜いて
待機電力を90%にする
約87kg 1.5% 約6,000円
1日に1分間シャワーの使用時間を減らす 約65kg 1.1% 約4,000円
浴槽の残り湯を洗濯時に使用する 約17kg 0.3% 約5,000円
電子ポットや電子ジャーの保温を切る 約31kg 0.5% 約2,000円
1世帯の暖房や照明の利用を
2割程度減らす
約240kg 4.1% 約11,000円
エコバックでレジ袋の使用を控える 約58kg 1.0% -
1日1時間TVの使用を減らす 約13kg 0.2% 約1,000円
合計 約766kg 13% 約41,000円
*参考データ 環境省

環境に優しい生き方を考える方のための情報サイト「エコライフ.com(ドットコム)」

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