地球温暖化の問題は世界に広がり、世界各地域が地球温暖化が原因と思われる被害を受けています、 遠い地域のことでも決して対岸の火事ではなく、放置しておけば必ずなんらかの形で日本や私たちにも影響がでてきます。このページでは特に地球温暖化の影響が表れているアフリカの被害や現状を一例としてあげていますので、是非参考にしてください。
アフリカの環境問題は世界の他の地域よりも、より複雑な問題がからみあっています。しかしそういった諸問題に世界各国や個人が目を向けることで解決していかなければならない問題なのです。
地球温暖化の原因と思われる被害の一つに干ばつがあげられます。干ばつがこのまま進めば砂漠化につながり、ひいては食糧問題につながります、 代表的な砂漠として知られているサハラ砂漠も広がってきており周辺地域も干ばつの被害を受けています。また気候の変動すでに食糧問題など大問題になっているアフリカの各地域では干ばつや砂漠化を止めるのは焦眉の急です。
最近では2011年の東アフリカ地域(エチオピア、エリトリア、ジブチ、ソマリア、ケニア各国)の大干ばつは雨季の降雨量が少なかったことに加えて食料価格が高騰し深刻な食糧不足に陥り、約1000万人の人々に干ばつの被害をもたらしました。 アフリカでは難民の問題も抱えており、様々な要因(内戦など)がありますがアフリカの難民の増加の一因として干ばつをはじめとする気候変動や食糧不足が難民の増加に拍車をかけているのは間違いありません。
アフリカにおける地球温暖化を促進させてしまう原因をあげると耕作地や放牧地を広げすぎてしまう問題や森林伐採、 灌漑事業やそれに付随する農業用水確保の為の地下水の汲み上げなど、またアフリカ都市部での排気ガスによるCO2排出、大気汚染などが主な原因といわれています。
アフリカの発展は現在成長し続けています、そして発展のための人口の増加や貧困が上記の要因に拍車をかけ続け、悪循環に陥っているのが現状といえるのではないでしょうか。
またアフリカでよくおこる内戦も、部族間対立や宗教や権力闘争など様々な理由や要因はありますが、根本的には貧困や資源の争奪、 それに伴う利権争いが元になっているのです、そしてその貧困や資源争奪を生み出す原因はやはり地球温暖化による気候変動に帰結しているのです。
発展途上にある地域によくあることが経済成長に比重を置きすぎて、環境の悪化に意識がいかないことがままあります。 アフリカにおいては特にその傾向が顕著です、そしてその環境悪化を防ぐことにより地球温暖化も軽減することができます。
しかしすぐにアフリカの人々の環境への意識を変える事は難しく、長い目で啓発活動を行わなければいけません。そして利益や資源のために進出している外国企業の規制や汚職の摘発、そしてアフリカの資源を消費している国への規制が必要なのです。 この様にアフリカ諸国の環境保全と経済成長のバランスを取ることは非常に難しく長い道程ですが、必ず世界各国が協力してしなければならないことなのです。
また国際機関や民間でもNGOやNPOが様々な救済活動や啓蒙活動、募金活動などを行っています、これは個人各々の判断ですがそういった活動に協力するのも地球温暖化や環境問題解決への一助になります。
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