異常気象が目立った2012年

世界気象機関(World Meteorological Organization、WMO)は28日、2012年の世界の気候は極端な気温や干ばつ、洪水、そして北極にある海氷の前例のない規模の融解といった異常気象が顕著で、気候変動に対する懸念がさらに高まっていると発表した。(AFP

というニュースで異常気象の事例を挙げています。

熱波:
米国、南欧、ロシアの大部分、北西アジアで発生。米国では、3月だけで各地の最高気温が1万5000回更新された。干ばつも多くの国々を襲い、中国の雲南省と四川省では約960万人が被害を受けた。

洪水:
アフリカの西部とサヘル(Sahel)地域の各地で7月~9月に発生し、300万人近くが被災、少なくとも300人が犠牲になった。ロシアのクラスノダール地方で7月に発生した洪水は200人近くの犠牲者を出し、6億3000万ドル(約516億円)相当の物的被害をもたらした。中国南部の一部地域では4~5月の降雨量が過去32年で最高となった。

暴風雨:
カリブ海と米東海岸を襲った複数の暴風雨で甚大な被害が発生。大西洋沿岸を襲ったハリケーンの数は3年連続で例年平均を上回った。今年発生した熱帯低気圧は19個で、うち10個がハリケーンだった。

海氷の融解:
北極の海氷は9月16日に340万平方キロまで縮小し、2007年に観測されたそれまでの最小記録よりも18%縮小した。この新記録は1979年~2000年の平均値より49%も小さく、インドの国土にほぼ等しい面積が融解したことになるという。

今年に起こった事例の一部だけでもこれだけの甚大な被害や異常気象がもたらされています。
実際に気候変動や異常気象のよる事象はこれだけではなく、数え上げたらキリがないくらいにあると思います。

そして世界の様々な機関が異常気象や温暖化など環境問題に対し警告を発しているのに!
強制力を持った枠組みは反対だの、自国で削減目標決めるから~なんか言って協力的ではない国がいるのが信じられないね(-_-#)

ぽちっとよろしく~

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