ニチコン|単機能・トライブリッド・V2Hの価格・15年保証
ニチコンの家庭用蓄電池は、当サイトが主力として扱う単機能蓄電システム11.1kWh(工事費込み206万円・18.6万円/kWh・全負荷型・V2H機器と連携)と、太陽光・蓄電池・EVを1台のパワコンで制御する「トライブリッド T5/T6」シリーズ(2025年2月発表)が中心です。単機能型の保証は本体10年(購入時の申し込みで有償5年延長・最長15年)・容量は10年で50%以上・自然災害補償10年。ニチコンは、V2Hシステムの国内シェア90%と表示しています。
ニチコンの家庭用蓄電池「単機能蓄電システム」「ハイブリッド蓄電システム」「トライブリッド T5/T6」の価格・ラインナップ・停電時の出力・V2Hとの連携・保証・公式情報を2026年10月確認時点の情報でまとめています。「太陽光と蓄電池とEVをまとめて考えたい」「V2Hで停電時にEVの電気も使いたい」「あとからV2Hを足す余地を残したい」方の判断材料にしてください。
ニチコン蓄電池の特徴まとめ
ニチコンは、太陽光・蓄電池・EVを1台のパワコンで制御する「トライブリッド」方式の蓄電システムと、V2Hシステムを販売しています。単機能蓄電システムは、すでにある太陽光発電に蓄電池を足す構成で、ニチコン製の V2H とも連携できます(公式)。
- 主力 単機能蓄電システム 11.1kWh:工事費込み206万円・18.6万円/kWh・全負荷型・V2H対応
- トライブリッド T5/T6(2025年2月発表):太陽光・蓄電池・EVを1台のパワコンで制御
- トライブリッドの容量は7.4/9.9/14.9/19.9kWh の4種類。トライブリッドパワコンは ES-T5 が連系出力5.9kW、ES-T6 が9.9kW で、停電時の自立出力はどちらも5.9kVA
- ニチコンは、V2Hシステムの国内シェア90%と表示しています。単機能型も V2H(EVパワー・ステーション)と連携でき、停電時に蓄電池とEVを合わせて最大9.0kVA
- 単機能型は本体保証10年(有償延長で最長15年)・容量10年で50%以上・自然災害補償10年、トライブリッド T5/T6 は15年保証
- 後付け(単機能型)と新規セット導入(トライブリッド型)の両方に対応
ニチコン製品ラインナップ
ニチコンの主要モデルの容量・タイプ・出力・価格目安は以下の通りです。価格は、ソーラーパートナーズが公表している2025年1〜12月の成約実績の平均(税込・工事費込み)をもとにした目安です。
| 容量・モデル | タイプ | 停電時の出力 | 価格目安(工事費込み) |
|---|---|---|---|
| 単機能蓄電システム 11.1kWh | 単機能 全負荷 | 3.0kVA(片相1.5kVA) | 約206万円 |
| ハイブリッド蓄電システム 9.7kWh | ハイブリッド 全負荷 | 5.9kVA | 約187万円 |
| トライブリッド蓄電システム 14.9kWh | トライブリッド 全負荷 | 5.9kVA | 約201万円 |
| トライブリッド蓄電システム 19.9kWh | トライブリッド 全負荷 | 5.9kVA | 約257万円 |
- 価格は2026年10月時点の目安です。販売施工店により異なります。
- 停電時の出力は、メーカーが公表している停電時(自立運転時)の定格出力です。単位はメーカーの表記どおりです。
- この表の価格は蓄電池側の設備・工事費のみで、V2Hスタンド(EVと家庭の間で充放電する機器)の本体・工事費は含みません。トライブリッドでV2Hまで揃える場合の総額は、後述のトライブリッド T5/T6 に V2H まで含めた価格をご覧ください。
主力モデル「単機能蓄電システム(11.1kWh)」のスペック
全負荷・200V対応の単機能蓄電システムです。すでにある太陽光パワコンを生かして蓄電池を足す構成で、停電時も太陽光パワコンを連系運転のまま使えます。ニチコン製の V2H と連携すれば、将来のEV連携にも備えられます(公式)。
| 製品名 | 単機能蓄電システム |
| 蓄電容量 | 11.1kWh |
| 価格目安(工事費込み) | 206万円(18.6万円/kWh) |
| タイプ | 単機能/全負荷 |
| 停電時の出力 | 3.0kVA(片相1.5kVA)・200V対応 |
| 本体保証 | 無償10年(購入時の申し込みで有償5年延長・最長15年) |
| 容量保証 | 設置から10年間、充電可能容量50%以上 |
| 自然災害補償 | 10年(無償)。地震・噴火・津波は対象外 |
| サイクル寿命 | 公式に記載なし |
| V2H対応 | 対応(別売V2H機器との連携可) |
| 設置場所 | 屋外設置 |
価格は、ソーラーパートナーズが公表している2025年1〜12月の成約実績の平均(税込・工事費込み)です。同じ機種でも販売店や工事の内容で金額は変わるため、複数社の見積りで確認するのが確実です。
フラッグシップ「トライブリッド T5/T6」の強み
トライブリッドは、太陽光発電・家庭用蓄電池・EVの3つを1台のパワコンで直流のまま制御する方式です。T5/T6 シリーズ(2025年2月発表)のトライブリッドパワコンは ES-T5 が連系出力5.9kW、ES-T6 が9.9kW で、停電時の自立出力はどちらも5.9kVA。容量は7.4kWh から19.9kWh まで4種類です(公式)。
太陽光・蓄電池・EV充電の1台統合制御
太陽光・蓄電池・EV充電器を別々に導入すると、それぞれに機器が必要になります。トライブリッドは1台のパワコンで太陽光の直流の電気を蓄電池やEVへ送れるため、機器をまとめられます。トライブリッドパワコンを付けておけば、あとから蓄電池やV2Hを追加することもできます(パワコン設置後の追加は2034年12月まで・公式)。
V2H機能でEVを動く蓄電池として活用
V2Hポッド/スタンド(オプション)をつなぐと、EVの電池を停電時のバックアップ電源として使えます(電池の残量や家庭の負荷によっては電力をまかなえない場合がある)。太陽光の余った電気をEVに充電して、家で使うこともできます。国のV2H補助金(CEV補助金)は2026年度分の受付を8月27日に終了しています。
トライブリッド T5/T6 に V2H まで含めた価格
トライブリッド T5/T6 に V2Hスタンドまで含めた工事費込みの価格は、成約実績の平均が公開されていません。販売店の価格の例として、エコ発電本舗は V2H込みで 7.4kWh 240万〜260万円台、9.9kWh 260万〜280万円台、14.9kWh 320万〜340万円台、19.9kWh 340万〜360万円台と公開しています(2026年10月確認)。V2Hを使わない構成は、上のラインナップ表の金額(成約実績の平均)が目安です。
すでに太陽光発電がある家では、太陽光パネルをトライブリッドパワコンにつなぎ替える構成になります(国内外の多数の太陽光パネルに対応・つなげるパネルは販売店で確認)。パワコンを先に付けておけば、蓄電池ユニットやV2Hはあとから追加できます(2034年12月まで・公式)。
保証体制
ニチコンの保証は機種によって違います。単機能蓄電システムは本体保証が無償10年で、購入時の申し込みにより有償で5年延長できます。トライブリッド T5/T6 とハイブリッド蓄電システム(ESS-E1)は、ニチコンオーナーズ倶楽部への登録(無料)と申請で15年の無償保証になります。
| 機種 | 本体保証 | 容量保証 | 自然災害補償 |
|---|---|---|---|
| 単機能蓄電システム ESS-U4M1(11.1kWh)・ESS-U4X1(16.6kWh) | 無償10年(有償で5年延長・最長15年) | 10年で充電可能容量50%以上 | 10年(無償) |
| トライブリッド T5/T6 | 15年(無償・申請が必要) | 15年で50%以上(7.4kWh・14.9kWh)/60%以上(9.9kWh・19.9kWh) | 対象機種の一覧に記載なし |
| ハイブリッド蓄電システム ESS-E1(9.7kWh) | 15年(無償・引き渡し後6か月以内に申請) | 15年で50%以上 | 対象機種の一覧に記載なし |
- 自然災害補償(単機能の ESS-U4 シリーズ、トライブリッドの ESS-T3 シリーズが対象):火災・落雷・破裂や爆発・風災・ひょう災・雪災・水災・物の落下や飛来・盗難による損害を、引き渡しから10年間、修理または代替品で補償します(自己負担なし)。地震・噴火・津波による損害は対象外で、火災保険などで補償される場合はそちらが優先されます
- 自然災害補償は、販売店が設置後1か月以内にニチコンへ通知した物件が対象です。対象機種かどうかは見積もりの段階で販売店に確認してください
- ハウスメーカーやパネルメーカーの保証がある場合は、そちらが優先されます。室内リモコンは5年の保証です
保証の条件は機種・契約時期で変わることがあります。契約前に、最新の内容を公式情報と保証書で確認してください。
ニチコンとは
| 事業領域 | 電子部品(コンデンサ)・パワーエレクトロニクス・家庭用蓄電池・V2H機器・電気自動車用急速充電器 |
| 蓄電池事業の特徴 | トライブリッド方式(太陽光・蓄電池・EVを1台のパワコンで制御)・V2Hシステム(国内シェア90%とニチコンが表示) |
ニチコンはコンデンサなどの電子部品とパワーエレクトロニクスのメーカーで、家庭用蓄電システム・V2Hシステム・電気自動車用の充電器などを販売しています。家庭用蓄電システムの累計販売台数は25.6万台と表示しています。
公式情報・一次情報
本ページの仕様・保証条件は、メーカー公式サイトと製品ページを一次情報として参照しています。最新の保証規約・モデル仕様・キャンペーン情報は、契約前に必ず公式情報でご確認ください。
| 蓄電システム製品サイト | nichicon.co.jp(家庭用蓄電システム製品一覧) |
| トライブリッド T5/T6 | nichicon.co.jp(トライブリッド T5/T6) |
| 主力モデル | 単機能蓄電システム 11.1kWh/ハイブリッド蓄電システム(ESS-E1)7.7/9.7kWh/トライブリッド T5・T6 7.4/9.9/14.9/19.9kWh |
| 主要機能 | 全負荷200V/V2H対応/トライブリッド統合制御/HEMS連携 |
ニチコンの比較検討について
ニチコンは「太陽光・蓄電池・EVをまとめて考えたい」「V2Hで停電時にEVの電気も使いたい」「あとからV2Hを足す余地を残したい」方にマッチします。価格帯の近いパナソニック・シャープ・オムロンや、長州産業と比較検討するのがおすすめです。
家庭用蓄電池を一括見積もりで賢く選ぶ
家庭用蓄電池は同じ機種・同じ容量でも、販売施工店ごとに本体価格・工事費・補助金申請サポートの内容が異なり、総額が変わります。容量・全負荷/特定負荷・既設太陽光との相性などを踏まえて複数社から見積もりを取ると、相場感をつかみながら比較しやすくなります。以下は家庭用蓄電池の見積もり窓口で、いずれも無料で申し込めます。
- 対応しているメーカーは一括見積もりサイトによって異なり、当サイトでご案内しているメーカーでも見積もりに含まれていない場合があります。ご希望のメーカーが含まれているかは事前に各サイトでご確認ください。
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優良販売店のみを紹介・幅広いメーカーを比較
グリエネ
全国450社の販売施工会社から最大5社を紹介する一括見積もりサイトです。申し込むと最初にカスタマーサポートが状況や要望を聞いて紹介先を選ぶため、機種選びに迷っている段階でも依頼できます。加盟会社には工事保険への加入などの審査があります。
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蓄電池の一括見積もり・最大5社
タイナビ蓄電池
累計5万人の利用実績がある蓄電池の一括見積もりサイトで、地域に対応した会社から最大5社の見積もりを取れます。蓄電池だけの見積もりと、太陽光パネルとのセットの見積もりを選べます。グリエネで紹介された会社と別の選択肢を検討したいときの2つ目の候補として便利です。
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太陽光・蓄電池をまとめて相談したい方へ
エコ×エネ
太陽光発電・蓄電池の一括見積もりサイトです。太陽光発電を導入済みの家庭は卒FIT対策として蓄電池の見積もりを、これから設置する家庭は太陽光と蓄電池をセットで見積もりを依頼できます。
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東京都・太陽光&蓄電池に特化した専門窓口
エコエネハウス
東京都の太陽光・蓄電池に特化した専門窓口です。補助金の申請手続きを専門スタッフがサポートし、東京都と市区町村の補助金を組み合わせた費用の提案を受けられます。無料相談から始められるので、東京都にお住まいで太陽光とあわせて蓄電池を検討している方の選択肢に。対応エリアは東京都が中心です。
よくある質問(FAQ)
- ニチコンの主力モデルはどれですか?
- 当サイトでは単機能蓄電システム 11.1kWh(ESS-U4M1・全負荷型・V2H機器と連携できる)を主力として扱っています(工事費込み206万円前後)。単機能型には16.6kWh(ESS-U4X1)や7.7/9.7kWh のモデルもあります。太陽光・蓄電池・EVを1台のパワコンで制御したい場合は、トライブリッド T5/T6(2025年2月発表・7.4/9.9/14.9/19.9kWh)が選択肢です。すでに太陽光がある家に蓄電池を足すなら単機能型、太陽光・蓄電池・EVをまとめて考えるならトライブリッド型が向いています。
- トライブリッド蓄電システムとは何ですか?
- 「トライブリッド」は、太陽光発電・家庭用蓄電池・EV(電気自動車)の3つを1台のパワコンで直流のまま制御する方式です。V2Hポッド/スタンドをつなぐと、EVとの間で充放電できます。T5/T6 シリーズ(2025年2月発表)のトライブリッドパワコンは ES-T5 が連系出力5.9kW、ES-T6 が9.9kW で、停電時の自立出力はどちらも5.9kVA。容量は7.4/9.9/14.9/19.9kWh から選べ、全負荷200Vに標準対応しています(公式)。
- V2Hは何ができるサービスですか?
- V2H(Vehicle to Home)は、電気自動車の電池から家庭へ給電する仕組みです。停電時のバックアップ電源として使えるほか、EVに貯めた電気を家で使うこともできます。ニチコンは、V2Hシステムの国内シェア90%と表示しています。単機能蓄電システムは、ニチコン製の V2H(EVパワー・ステーション)と連携すると、停電時に蓄電池とEVを合わせて最大9.0kVAを給電できます(公式)。国のV2H補助金(CEV補助金)は2026年度分の受付を8月27日に終了しています。
- 全負荷型ですか?停電時に家中が使えますか?
- 単機能11.1kWh とトライブリッド T5/T6 は全負荷・200V対応で、停電時もエアコンやIH調理器などの200V機器が使えます。停電時の自立出力は、単機能が合計3.0kVA(片相1.5kVA)、トライブリッドが5.9kVAで、トライブリッドのほうが大きな電力を同時に使えます(公式)。
- 保証は何年ですか?
- ニチコンの保証は機種によって違います。主力の単機能蓄電システム(11.1kWh)は本体保証が無償10年で、購入時の申し込みにより有償で5年延長できます(最長15年)。容量は10年間、充電可能容量50%以上を保証し、火災・落雷・風災・水災などによる損害を補償する自然災害補償(10年・無償)も付きます。トライブリッド T5/T6 は申請により15年の無償保証で、容量の保証値は蓄電池ユニットにより50%以上または60%以上です。




