カナディアンソーラー、拠点のカナダ、オンタリオ州でマイクログリッドセンター開設

マイクログリッドのための研究が世界中で始まっています。

カナダオンタリオ州に拠点を置くカナディアンソーラーは、オンタリオ州の一部資金援助のもと、マイクログリッドテストセンターを開設した発表。マイクログリッドの開発を進める優秀な専門家を集め、マイクログリッドソリューションテストや、システムソリューションの設計とスマートグリッドの評価サービスを行っていきます。

「公益事業、大学やカレッジ、コミュニティ、マイクログリッドソリューションの開発に従事する企業に共有可能なサービスを提供するため、共同研究者とともに取り組みます」ということですが、拠点のオンタリオ州での雇用創出などにも積極的に取り組んだカナディアンソーラー。拠点の自治体との関係づくりに積極的なのは、ソーラーフロンティアの姿ともかぶります。

カナディアンソーラーのプレスリリースから

新しいマイクログリッドソリューションは、再生可能エネルギーシステムを既存のマイクログリッド、オフグリッドインフラに組み込む為の試験や、開発を行うオンタリオ州のスマートグリッド産業の競争力を向上します。マイクログリッドテストセンターによって、ファースト・ネーション(カナダ先住民)、オンタリオ州北部の遠隔地や鉱山プロジェクトは、直接的な恩恵を受けるでしょう。

参考

森トラストの環境事業

2012年6月に、森トラストは福島・白河のゴルフコース跡地にメガソーラーを建設することを発表しています。
2013年度中に開始し、2期にわたっての事業で10MW規模のソーラー発電施設を建設する予定です。

それに加え、9月11日には「太陽光をエネルギー源とした災害時大規模ビル電源供給に関する実証研究」のモデルとして採択されました。
中央区の2つの物件をモデルに太陽光発電、蓄電池の設置し、災害時にも再生可能エネルギーを利用して安全確保のための最低限のエネルギーを提供できるシステムの検証実験をしたのち、虎ノ門の16,000㎡の大プロジェクトへの適用につなげる予定です。

プレスリリース