ネクストエナジー、塩害耐性を強化した太陽光発電設備用の接続箱を発売

長野県駒ヶ根市を本拠地とするネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、独自に開発した太陽光発電用直流接続箱である「タフステーション16S」を発売することを発表しました。

タフステーション16Sは、サビに強く塩害地域での設置にも耐えられるステンレスを採用しているのが特徴です。さらにIP65クラスの高い防塵・防水性能を備えた上で5年間の製品保証を付帯することで、長期に渡る売電事業のサポートを実現させています。

機能面ではストリングごとに電流値の測定や温度センサによる異常検知などができる高機能ストリングモニタを搭載しており、ネクストエナジー・アンド・リソース社が持つモニタリングサービスと統合することで、万が一の不具合発生時にも的確な原因究明と迅速な対応が可能になるとしています。

参考

ネクストエナジー、モジュール供給量250MWを超える

長野県駒ケ根市に本社を置くネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、太陽電池モジュールの出荷実績が2011年の製造開始からの累計で2014年末に250MWを超えました。また2015年3月には300MWに達するとみられています。

2003年創業から自然エネルギー関連の事業を展開してきた当社は自社ブランドの産業用太陽電池モジュールを2011年から開発・製造し、現在では住宅用やオフグリッド、ソーラーシェアリングまで扱っているモジュールは多彩です。
また2005年より太陽電池モジュールのリユース事業への取り組みを行うことで、中古太陽電池の検査により得られた故障データの分析も積み重ねています。その豊富な実績が品質管理や製品開発・性能評価技術の基盤となっています。

自社ブランドに関しては長期信頼性およびその保証体制に関する認証「JIS Q 8901」を取得していることもあり、AON-COFCO社との二重保証体制や経済損失保証10年、リニア出力保証25年など保証体制が整っています。

参考

ネクストエナジー・アンド・リソース、名古屋大学とオフグリッド(独立蓄電型)太陽光発電システムの研究

名古屋に本社を置く、ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、名古屋大学大学院環境研究科高野雅夫研究室と共に、商用電源を一切利用しない「オフグリッド(独立蓄電型)太陽光発電システム」に関する共同研究を開始すると発表しました。

その研究方法とは、愛知県豊田市旭地区の住宅に「オフグリッド太陽光発電システム」を設置し、実際の家族が生活するというものです。同社は、自社製の太陽光パネルをはじめ、Concord社製の蓄電池を提供し、その他部材も含めたシステムの開発・検証を担当します。

実証実験の主な目的は、独立電源のみによる生活を検証する事と、ユーザー側のデマンド・サイド・マネジメントによる停電回避方法の開発です。

実験から得られたデータを活用する事で、オフグリッドシステムの効果や問題点を明らかにすると同時に、より顧客のニーズに合った蓄電型太陽光発電システムの設計へと生かします。

参考