今年はピークシフト自販機の設置を昨年以上に進めているのだそう。
既に全国で6万台を設置しており、目標を上方修正して年末までに8万3千台のピークシフト自販機の設置を目指すと発表。
この「ピークシフト」自販機は日中最長で16時間電力を使わないで飲料を冷却することができるのだそう。
自販機の断熱性を高めたことと、飲料の一部だけでなくすべてを冷やすことで飲料同士が蓄冷剤の役割を果たすようにしたことで、全体の保冷機能を高めているということ。
ここでちょっと思ったのですが、再生可能エネルギーの問題点として、作られる電気の出力が安定しないということがあります。
対応としては蓄電池を通すことで出力を安定させるようにする方法が今のところ一般的です。
一方、電力が必要な時とそうでないときが明確な照明器具、常時電源の供給が必要なサーバーや医療機器などと違い、今回出てきた自販機などは、ある程度供給者側の都合で電力をいつ供給するか決めても差し支えなさそうな感じもします。
将来的には電力を使用する機器ごとに、常時供給と適時供給を使い分けるなんていうことができるようになるのでしょうか??
もしくは超高性能の蓄電池が開発されて、大容量の再生可能エネルギーの電力が安定的に供給できるような社会になる方が早いでしょうか??
送電技術に疎いので完全に空想でものを言っていますが、なんだかワクワクする分野ですよね。