コカ・コーラ、ピークシフト自販機を全国6万台設置

昨年は輪番で冷却停止していたコカ・コーラ社の自動販売機

今年はピークシフト自販機の設置を昨年以上に進めているのだそう。
既に全国で6万台を設置しており、目標を上方修正して年末までに8万3千台のピークシフト自販機の設置を目指すと発表。

この「ピークシフト」自販機は日中最長で16時間電力を使わないで飲料を冷却することができるのだそう。
自販機の断熱性を高めたことと、飲料の一部だけでなくすべてを冷やすことで飲料同士が蓄冷剤の役割を果たすようにしたことで、全体の保冷機能を高めているということ。

参考

ここでちょっと思ったのですが、再生可能エネルギーの問題点として、作られる電気の出力が安定しないということがあります。
対応としては蓄電池を通すことで出力を安定させるようにする方法が今のところ一般的です。

一方、電力が必要な時とそうでないときが明確な照明器具、常時電源の供給が必要なサーバーや医療機器などと違い、今回出てきた自販機などは、ある程度供給者側の都合で電力をいつ供給するか決めても差し支えなさそうな感じもします。

将来的には電力を使用する機器ごとに、常時供給と適時供給を使い分けるなんていうことができるようになるのでしょうか??
もしくは超高性能の蓄電池が開発されて、大容量の再生可能エネルギーの電力が安定的に供給できるような社会になる方が早いでしょうか??

送電技術に疎いので完全に空想でものを言っていますが、なんだかワクワクする分野ですよね。

コカ・コーラが被災地の29校目の学校施設に太陽光発電システム寄付

コカ・コーラ 復興支援基金」は文部科学省の後援を受け、福島県の伊達市立保原小学校に太陽光発電20kWの設置を完了、4月から運用が開始されたそう。

避難場所に指定されている伊達市立保原小学校に設置された太陽光発電は、平常時でも施設内での電力消費を優先して行われ、さらに余剰分は電力会社を通じて地域に供給されるということ。

「コカ・コーラ 復興支援基金」は支援総額25億円のうち15億円分を、岩手県、宮城県、福島県の50校以上の公立小中学校に太陽光発電システムを設置するための助成に充てるとしており、今回の保原小学校は29校目。
同基金のそのほかの事業には、コカコーラ ホームステイ研修プログラム(現在までに200名の学生を米国と英国に派遣)や、岩手県・宮城県・福島県や市町村のニーズに応じた直接支援があります。

参考

エコ意識の高い方、この夏はペプシよりコカ・コーラを買ってみてください

日本コカ・コーラ株式会社と、全国12社のボトリング会社等で構成する日本のコカコーラシステムは、夏の電力のピークカットのため、自動販売機の冷却を順番で停止していき、15%の電力の削減を行うことを発表しました。

これは昨年にも行われた節電対策で、具体的には、7~9月の3か月にわたり、電力使用のピーク(9~20時)の間を、沖縄を除く地域に設置された80万台の自動販売機を6つのグループに分け、3時間ごとの輪番で冷却を停止させるというものです。

でも実際には、ぬるいコカコーラなんて飲みたくないですよね。
節電しても本当に冷たいまま提供できるのか、その効果を確かめたい方は、ぜひ自販機のコカコーラを買ってみてください。

活動には賛同していても、コカコーラはキンキンに冷えていなきゃ嫌!と言う方は、近くのコンビニでコカコーラを買ってください。

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