三菱商事、福島県いわき市に18MWのメガソーラー・全国で200MWの設置計画


愛知県田原市の77MWのメガソーラー計画と同時に発表していたこの福島県いわき市の18MWの計画。77MWに紛れていた感も否めませんが、三菱商事はこれも含めて、現在全国で合計130MWの太陽光発電事業を計画中なのだそうです。

将来的に200MWになるというこの計画。あれ?JAとの共同で200MWはこれに含まれないということですよね?

ちなみにSBエナジーも目標値が「全国で200MW」です。
この”200MW”というのは一つの指標的な数字なのでしょうか。

今回の事業についての話に戻って、
18MWは2か所に分かれており、1つは日本化成の小名浜工場敷地内でこちらは12MW。
あと6MWは三菱商事と東京電力の合弁会社である小名浜石油株式会社の敷地内に設置されるようです。

参考

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土地貸しより儲かる?三菱地所の産業用太陽光発電所


三菱地所が、自社が分譲している産業用地に第一段階として1MW、最終的に10MWの産業用太陽光発電施設を建設する計画を発表しました。

今回産業用施設を建設するのは「ちばリサーチパーク」。
千葉県佐倉市から千葉市にまたがる100万㎡の土地で、その一部の2万1700㎡に1MWをまず建設します。

その後第1段階の稼働状況を見て、10MWに拡大する事も計画に入っており、そうすると総面積は21万8000㎡になります。

という事は、分譲中でまだ空いている土地をほぼ総動員するという事ですね。
土地が余っているのなら、今はそれを貸すよりも、太陽光発電所を建設した方が儲かる、という考えが浸透してきているのでしょうか。

第一段階の1MWは今年度中の稼働を目途に来月から建設を開始します。

使用されるパネルについてはグループ企業の、三菱製のモジュールが使用されるということです。

参照

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茨城県潮来市、3企業と合同で14MWのメガソーラー事業

潮来市は、「道の駅いたこ」の隣接地に、もともと企業誘致用地として確保していた土地に14MWのメガソーラーを建設することを発表しました。

今回、民間の3企業「株式会社リサイクルワン」・「ミツウロコグリーンエネルギー株式会社」・「リアルコム株式会社」がこの計画のためにSPC(特定目的会社)として株式会社水郷潮来ソーラーを設立し、2013年12月の稼働開始に向けて計画を進めます。
発電した電力はすべて東京電力に売電される予定。
この他に、隣接の「道の駅いたこ」の屋根にもパネルを設置し、ここから7.2kWhの容量を持つ蓄電池に蓄電することで、この施設を災害時の拠点にする取組も合わせて実施されるようです。

地図で場所を確認する

参照元

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中国のパネルメーカーChina Sunergy、イギリスのソーラーパークに10MWの取引成立

南京を拠点とする太陽光モジュールメーカーのChina Sunergy(CSUN)は、イギリスの南西端のコーンウォールに2つのソーラーパーク、それぞれ5MWずつで合計10MWのメガソーラーを建設する事を発表しました。

China Sunergyはヨーロッパを中心に20カ所以上のメガソーラーを建設しており、拠点である南京市の駅舎に取り付けた10.67MWは建物据付型太陽光発電(BAPV)では世界最大のシステム量です。

(ちなみに日本の建物据付型太陽光発電で最大のものは旭硝子の5MWのもの。)

パネルはCSUN社製の多結晶モジュールが使用され、2013年4月1日までに稼働開始の予定です。
イギリスのエネルギー省は2012年の9月までに国内で1.3GWの累積導入量があったと公表しました。
CSUNは今後のイギリスの市場に注目しており、地元のパートナー会社との連携を保ちながら次期のプロジェクト建設先を探したい意向を示しました。
(ちなみにイギリスの日射量は、例えばロンドンのキングスクロス駅に取り付けられているシステムの発電量は1kWあたり年間730kWhと、日本の平均の4分の3程度しかないです。)

参照元

モーリタニアに初のメガソーラーは15MW、総電力容量の約10%を提供可能

アフリカ西部モーリタニアの首都ヌアクショット(Nouakchott)に、15MWの太陽光発電が建設される計画が発表されました。
建設はアブダビの再生可能エネルギー企業マスダール(Masdar)。

モーリタニア初のメガソーラーで、15MWは国内の総電力容量の10%に相当すると言います。(人口350万人以上の国で150MWしか電力を消費していないというと、日本の76分の1程度の計算!)
ただ、年間需要量は今年も12%増加しており、電力化率は6割以下の同国では電力不足に直面しているため、今回のヌアクショット計画は増加分をまかなう程度です。
風力発電や太陽光発電に比較的適しているアフリカの土地では、再生可能エネルギーが電力不足解消に一役買いそうですね。

国連は今年2012年を「すべての人のための持続可能エネルギーの国際年」と定めています。

マスダールは他にも、トンガやアフガニスタンでも再生可能エネルギープロジェクトを進めていると言います。

参考記事

ペルーに相次ぐメガソーラー建設・40MW級が2つ完成

ペルーは去年あたりから大規模なメガソーラーの建設ラッシュだったのですね!それらがどんどん完成していき、系統供給を始めています。

今月29日には、ペルーのアレキパ地方のMajesとLa Joyaの2地域に合計44MWのメガソーラーが完成しました。
スペインの大手太陽光発電企業T-Solarが事業主となり、2010年に交わされた20年のアレキパ地方での発電事業の契約に則っての建設でした。

パネルはT-Solarの薄膜型アモルファスシリコンパネル。44MW年間80GW分の発電量が得られるとのことです。
日本では1kW当たり年間1000kWh。
ペルーでは1kW当たり1800kWhもの発電量が得られるのですね!

ちなみに日本の標高と同じくらい(10m以下)のドバイでは、日照時間1.77倍で約1700kWhの年間発電量が得られているのに対し、アレキパ地方(1500~2000m)ではドバイと日照時間は大して変わらないか少し少ないくらいなのに、1800kWhの発電量が得られているという事は、標高が高いところだと太陽との距離が多少近くなり、より太陽光発電に適しているということになりますね!
参照サイト

ちなみに年間80GWの発電量は8万人分の電力消費を賄えるという計算だそうです。
日本では年間1人約1437kWhの電力を使いますが(電気代で月2,400円程度)、上記の計算だとペルーは一人年間1000kWhの電力消費量(家庭内)という事になります。

参考記事

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ペルーには今月中旬にも、同規模の太陽光発電所が完成しています。
T-Solarと同じくスペインの施工会社、Solarpackと、Gestamp Solar S.A.に加え、地元の施工会社が関わり、2010年から建設を始めていたプロジェクトだそうです。
ペルー南部のタクナ(Tacna)とモケグア(Moquegua)の2県にそれぞれ20MWずつ。モジュールは中国のインリーグリーンソーラーのものです。

参考記事

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Solarpackはもう一つ、モケグア(Moquegua)に近い場所に16MWのプロジェクトの依頼も受けており、これは2014年完成の予定です。
参考記事

イタリア施工業者の南アフリカ進出計画

イタリアの施工会社のTerniEnergiaは最近南アフリカのケープタウンに子会社を設立しました。
その第一プロジェクトとしてアピントン空港に9.5MWの太陽光発電の設置するヨーロッパの公共事業(事業者未公開)にEPC事業(※1)を提供する事を明らかにしました。
来年10月終わりに稼働予定とのことです。

さらに今後南アフリカにおいて、合計7事業280MW規模のEPC事業に加えてO&M(運転・維持管理)(※2)のサービスの提供が決まっており、隣国での事業についても計画があるものの、詳しいところは明らかにされていません。

      ※1 設計(Engineering)・調達(Procurement)・建設(Construction)を一貫して行う事業)
      ※2 運転(Operation)・維持管理(Maintenance)

参考記事

世界のソーラープロジェクトマップ

世界のソーラープロジェクトマップを作りました。
日本の企業が関わっているものから中心に、1MW以上のメガソーラープロジェクトを書き込んでいく予定です。
どんどん更新していくのでお楽しみに!
記載のないプロジェクトについての情報提供も募集してますので、コメント欄から是非お願いいたします!

実は私は、子どものころから地図をぼんやりと眺めるのが大好きだったのです。
大規模な太陽光発電施設が世界中にどんどん建設されていき、この近未来的なエネルギーがどう世界を変えていくのかを想像しながら地図を眺めるのは、なんだかワクワクしてしまいます。

大阪府岬町に10MW三菱/現代製パネル・ユーラスエナジー

北海道白糠に30MWの太陽光発電施設の建設を行っていることで記憶に新しいユーラスエナジー。今度は大阪府泉南郡岬町に10MW規模の太陽光発電所を建設することを発表しました。

  • 場所:大阪府泉南郡岬町(多奈川地区多目的公園内)
  • 出力:10MW
  • パネルメーカー:三菱電機、韓国現代重工業(単結晶太陽電池)
  • 完工予定:2013年8月

ユーラスエナジーグループは、世界各国に風力発電を主とした再生可能エネルギーの発電施設を建設しており、その総発電量は2GW以上に上ります。(70万世帯の年間消費電力分以上)

ユーラスエナジー:プレスリリース

森トラストの環境事業

2012年6月に、森トラストは福島・白河のゴルフコース跡地にメガソーラーを建設することを発表しています。
2013年度中に開始し、2期にわたっての事業で10MW規模のソーラー発電施設を建設する予定です。

それに加え、9月11日には「太陽光をエネルギー源とした災害時大規模ビル電源供給に関する実証研究」のモデルとして採択されました。
中央区の2つの物件をモデルに太陽光発電、蓄電池の設置し、災害時にも再生可能エネルギーを利用して安全確保のための最低限のエネルギーを提供できるシステムの検証実験をしたのち、虎ノ門の16,000㎡の大プロジェクトへの適用につなげる予定です。

プレスリリース