オランダで自転車用道路に太陽電池

少し前にアメリカのBrusaw夫妻によるSolar Roadwaysのニュースが話題になりました。クラウドファンディングで100万米ドルの目標額を220%も上回る資金調達に成功したこのプロジェクト、どこかで読んだことがある方も多いのではないでしょうか?もしかして、出資した方もいるかもしれませんね。

なんとオランダでは実際にこの太陽電池を道路に埋め込むアイデアを実際に形にし、実証実験を開始したのだそう。

SolaRoad_visualWeb

SolaRoad」と呼ばれる太陽電池の道はオランダのアムステルダム北西約15kmの位置にある、自転車専用道路100mに設置され、既に稼働が始まっているのだそう。
現在は系統に送電していますが、将来的にはEVや電動自転車に道路からそのまま充電できるようにすることも考慮に入れています。まさに、地産池消

パネルはBrusaw夫妻が開発したような特殊な形のものではなく、通常の太陽電池を強化ガラスで覆ったもので、5年間の開発費350万ユーロ(約5億円)を投じたとしているものの、20年の寿命の間に投資費用回収は可能としています。