いわき市のモデル事業にフジプレアムの追尾型412.5kW受注

追尾型の太陽光発電システムを作るメーカーとしてはおそらく一番大手といえるフジプレアム。ほかにも、超軽量型「希シリーズ」など、ほかの大手メーカーがカバーしきれないニーズにこらえられる製品を作り、パネルブランドの中では異色を放っています。
フジプレアムの太陽光発電

そんなフジプレアムの追尾型太陽光発電システム75基が福島県いわき市の「とまとランドいわき」からの受注を受け、年内に設置される予定だということ。

「とまとランドいわき」は農林水産省から「地域還元型再生エネルギー早期モデル確立事業」を受託し、約2億円の受注金額で、558kWのフジプレアム製の太陽光発電(225w × 2480枚)の設置を完了したばかり。
そして隣接地にはフジプレアムの追尾型を設置していきますが、1基に220Wのパネル25枚がついたもの75基。合計出力は412.5kWになります。

気になるのは追尾型がどの程度発電量が得られるか、ということですね。
兵庫県の併農型太陽光発電でも採用されており、その際は年間1420kWh/kW、設備利用率にして16.2%を見込むという内容を発表していました。
しかし16.2%というと、設置条件が良ければ追尾型でない通常のパネルでも達成可能な範囲。(山梨県や長野県では”平均でも”設備利用率16%以上が出ています。)

実際稼働が開始してから、運用状況などが公開されることを期待しています。

リリース

受注金額は明らかにしていないが、モデル事業の2億円は超えるという。