丸紅の82MWメガソーラー、大分市に完成

丸紅が手掛ける国内最大級の太陽光発電設備が大分市に完成、稼働を開始しました。その規模は82.02MWで、設計・製造・据え付け・調整を一括で日立製作所が担当。さらにパワーコンディショナ―も日立製で、完成後の保守契約も、売電期間の20年間を通して日立が行うという。

臨海工業地帯の105haに設置された82.02MWの太陽光発電施設で年間8700万kWhの発電量を見込んでいるということ。予定より50日早い稼働開始となったのだとか。

数十MWという大規模なメガソーラーは大手企業が共同出資によって行う事業がおおいですが、丸紅の単独出資によるもの。
この他にも丸紅は、三重県・愛知県で49MW、宮城県で28.3MWの案件を開発中だということ。

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兵庫県赤穂市に、清水建設によるメガソーラーが完成

清水建設が100%出資した子会社、赤穂太陽光発電運営による10MWのメガソーラーが稼働開始しました。

赤穂市臨海部の西浜工業団地内にグループ企業の16万㎡(16ha)超の土地に設置された10MWの太陽光発電では、年間1181万5000kWhの発電量を見込んでいるとのこと。
40円(税抜)で売電される予定で、年間4億7,000万円超の売電収入が見込まれます。

清水建設は今後もメガソーラープラントだけでなく、陸上・洋上の風力発電、地熱発電など再生可能エネルギー関連施設の受注拡大を推進していく予定だということ。

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SBエナジー×三井物産のメガソーラー、熊本と福岡に新たに

三井物産SBエナジーが共同で新たにメガソーラーを建設すると発表しました。
日本コークス工業の所有する熊本県荒尾市と福岡県大牟田市にまたがる有明海沿岸に建設されるこのメガソーラー、2カ所の合計で42MWという大規模なものになります。

名称 面積 容量 1MWあたりの面積
ソフトバンク熊本荒尾ソーラーパーク 約27万8000m2(約27.8ha) 約22.4MW 1.24ha/MW
ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク 約22万m2(約22ha) 約19.6MW 1.12ha/MW

どちらの事業も、それぞれ50%ずつ出資して共同の事業会社を設立して行われます。2014年末の稼働開始予定。
これまでにも三井物産とSBエナジーが共同で行うメガソーラー事業は、北海道安平町(111MW)や、京セラも参加している大阪府泉大津市(19.6MW)があります。

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