クリスタル・クリア・ソーラー(シャープ/芙蓉総合リース)、全国で3か所・計5MWのメガソーラーを開所

シャープと芙蓉総合リース株式会社が共同出資する合同会社クリスタル・クリア・ソーラーは「利根町シャープ第二太陽光発電所(茨城県)」「帝人三原第二太陽光発電所(広島県)」「シャープ大紀町太陽光発電所(三重県)」の商業運転を3月下旬に開始しました。いずれも当社が合同会社から建設を委託され発電事業まで行います。

それぞれの発電所における容量は「利根町シャープ第二太陽光発電所」が約1.0MW「帝人三原第二太陽光発電所」および「シャープ大紀町太陽光発電所」が約2.0MWで合計5MWになります。年間予想発電量は利根町シャープ第二太陽光発電所が115万kWh,帝人三原第二太陽光発電が222万kWh,シャープ大紀町太陽光発電所が212万kWhとなります。一般的な家庭の年間消費電力量に置き換えると順に約320,約617,約590世帯分に相当します。

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シャープのメガソーラー、1.9MWが稼働開始

シャープ芙蓉総合リース株式会社の合同会社クリスタル・クリア・ソーラーが事業主となるメガソーラー「シャープ三原太陽光発電所」が、8月30日に稼働開始しました。
広島県三原市大和町の約42,500㎡の土地に設置された1.9MWの発電施設。建設から運営までをシャープが行うそうです。

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40MWの新事業も!売電価格下がるも、メガソーラーの建設の勢いは弱まらず

売電価格が改定されることがほぼ確定となっていますが、そんな中でも企業や自治体のメガソーラー建設のブームは続きそうです。
最近出ていたメガソーラー関係のニュースをまとめました。

事業主:士幌町(しほろちょう/北海道
場所:中士幌地区の町有地
規模:988kW
稼動予定:2014年1月
自治体が主体となって行い、地域への利益還元を図る。年間で1,000万円ほどの益金見込み。
収益金は、浄化槽の整備など地域の環境対策費用として活用していくほか、工事の施工や施設の管理も地元業者が行い、地域ぐるみで取り組む事業となる。
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事業主:徳島市
場所:名西郡石井町 第十浄水場敷地内
規模:750KW
稼動予定:2014年度完了(順次稼働)
徳島市は他にも、住宅用の太陽光発電への補助金に1,000万円(助金額1件5万円、募集件数200件)、市立保育所に太陽光発電設備を設置するための予算として1,000万円を計上し、様々な方向から市の太陽光発電の設置数増加に努める。
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「富津ソーラー」
事業主:株式会社富津ソーラー(リサイクルワン及びミツウロコグリーンエネルギーの出資法人)
場所:千葉県富津市
規模:40MW(40,000kW)
稼動予定:2015年夏
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事業主:西武グループ
場所:武蔵丘車両検修場屋根および宮崎県日南市
規模:2,400kW(2か所合計)
稼動予定:2014年1月・2013年10月に
西武ホールディングスでは、2015年度までには、全国複数箇所で太陽光発電設備を設置する考え。
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事業主:帝人
場所:三原事業所(広島県三原市)の遊休地
規模:1,990kW
稼動予定:2014年7月
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事業主:タカラレーベン
場所:栃木県塩谷郡塩谷町
規模:3MW(3,000kW)
稼動予定:2014年8月
同社は首都圏で初めて戸別売電可能太陽光発電マンションを企画販売するなど、自然エネルギーの活用を積極的に推進している。
事業の目標を2014年3月期中に出力10MWとしている。
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40MWの事業は結構大規模です。
固定価格買取制度での売電価格は下がるものの、ミツウロコ新電力事業者として小売事業も行っています。
通常20年間の売電後は、電力会社の「言い値」で販売することになりますが、自身が電力販売事業も兼ねていれば、売電期間が終わっても比較的安定した収入になるとも考えられます。