太陽光発電を含める再エネ由来の電力の買い取り価格を決める話し合いが進んでいます。
毎年年末から新年度前にかけて複数回にわたって行われる調達価格等算定委員会が今年も開かれ、今年度の再エネ設備市場の価格変動などを調査・報告しました。この報告を元に売電価格が決定されます。
詳細はこちらの記事が詳しいですが、産業用は22円、住宅用は29円で毎年2円ずつ引き下げていく予定だということ。
2016年度は再エネ付加金も含めると、電気代の単価が27〜29円程度ですが、来年度は再エネ付加金がさらに高くなるのが確実なので、29〜31円程度の電気代負担を消費者は強いられることとなります。
もし住宅用の売電単価が29円になったら、売るのと自家消費とではもしかすると自家消費した方がお得な状況が生じるかもしれません。
そして2018年度以降はほぼ確実に、自家消費がお得になりますね。
住宅用につけようとお考えの方、
自家消費をメインとした太陽光発電を心がけたり
屋根面を分割して太陽熱温水器の併用を考えたり、
もし資金に余裕があるなら蓄電池の併用
なども考えて見るのもいいかもしれませんね。