北陸電力が経産省の委員会WGに系統の連系状況審議を申し入れ

九州電力が50kW未満について、9月24日以前の申請分を回答すると発表しましたが、その際50kW以上に関しては、経産省の委員会の一つに設けられた「系統ワーキンググループ」による検証の結果次第で方針を決めるとしています。

一方北陸三県を管轄する北陸電力は、7月末時点で約103万kW(1.03GW)の認定容量があるとし、その他の再エネ発電容量と合計すると軽負荷期のピークと同等になるため、同ワーキンググループに同じく検証を申し入れると発表しています。

すぐに連系の中断につながるわけではないにせよ、同WGの検証結果次第で年度末前に方針を変える可能性もあることを示唆しています。

参考

「国内」新規稼働開始/建設計画発表のメガソーラー一覧

国内の1,000kW(1MW)以上のメガソーラーで新規に完成した設備、計画が発表したものをまとめています。
完成したメガソーラー

事業主 規模 場所 稼働開始時期 メモ
北陸電力 1MW 石川県珠洲市 2012年10月31日 サイト
apbank 1MW 千葉県木更津市 2012年10月15日 サイト
日本アジアグループ 2MW 香川県坂出市林田町 2012年11月 サイト

新規の建設計画が発表されたメガソーラー

事業主 規模 場所 稼働開始時期 メモ
北海道電力 3MW 北海道中川郡(2か所) 2013年12月・2014年12月 サイト
日本石油輸送株式会社・JX日
鉱日石エネルギー株式会社
2.6MW 茨城県神栖市(2MW)・茨城県神栖市(0.6MW) 2013年3月 サイト
NTTファシリティーズ 2.15MW 広島県廿日市 2013年3月 サイト

北海道電力は北海道伊達市に1MWの施設を保有し、2011年から稼働している。2020年までに5MWの導入を目標としている。
NTTファシリティーズは全国910か所に34MWの太陽光発電導入実績を持つ。

使っていない土地があれば太陽光発電!という感じに、どんどん使われていない土地が活用されていますね。
1MW程度のメガソーラーがうじゃうじゃ出てきています。
これまでに稼働/発表されたメガソーラー計画はこちらでまとめています。
漏れているところなどありましたら、コメント欄で是非教えてくださいね:)