住友林業は、イメージからーである「グリーン」と、スマートハウスの「スマート」を合わせた「グリーンスマート」シリーズを、同社が手がける環境配慮型の住宅の総称として使っています。
特徴としては
- 「木」の家であること
- エネルギー消費を減らすこと
- エネルギーを賢くいかすこと
をあげており、
断熱部材の強化、アルゴンガス入りLow-E複層ガラスの採用により、住まいの断熱性能を高めており、太陽光発電システム、家庭用燃料電池「エネファーム」、家庭用蓄電池システム、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)、V2Hシステム等お客様のライフスタイル、要望に合わせて組み合わせた提案が可能
としています。
そしてグリーンスマートシリーズの中でも太陽光発電システムの搭載容量を増やし、創エネを強化したモデル「Green Smart Solar Z」が今回発表されました。
設置屋根面が14坪以上で、10kW以上の太陽光発電システムの搭載が可能だということ。
LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅という構想の実現に向けたモデルだといいます。
住宅の運用中のエネルギー排出のネットゼロを目指すZEH(ゼロエネ住宅)構想というものがありますが、LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅はさらに、建築から解体に至るまでの住宅のライフサイクル全体を通して排出されるエネルギーを、ネットでマイナスにしようという構想。
ZEHは約4kWの太陽光発電の搭載で実現できるので、もはや新築住宅にとっては標準的なレベルと言ってもいいと思います。
今後はこのLCCM住宅の実現のために各社スマートハウスの開発を進めていくと考えられ、構想実現には太陽光発電システムも重要な役割を担うことになります。