LGエレクトロニクスは日本のメガソーラーでも順調?

韓国のLGエレクトロニクスは、日本のメガソーラー(大規模太陽光発電所)における自社製の太陽光パネルの採用状況をPV Expo 2015で発表しました。
同社は、2010年から日本向けに太陽光パネルを販売しており、販売数は納入と受注を合わせて累計500MW分となるということです。
パネル展示では、特に出力規模の大きいメガソーラーにおける採用状況が地図上で掲示されました。

LGエレクトロニクス製の太陽光パネルを採用された実績として、兵庫県の29.6MW(寄神建設)、愛知県で26.5MW(三井化学など7社による信託事業)、福岡県で19.5MW(大和ハウス工業)、熊本県で13.0MW(双日)などが紹介されました。

参考

三井物産・東芝など7社で愛知県に”たはらソーラー・ウインド共同事業”太陽光50MW/風力6MW

三井化学の所有地の愛知県田原市緑が浜にある東京ドーム約17個分の土地に、太陽光モジュール50MWと風力発電6MWが建設されます。

この施設の建設のために愛知県からの「新あいち創造研究開発補助金」・田原市からの「企業立地奨励金」も利用され、中部電力との技術的な協力も加わるとのことです。

この大規模な事業運営の過程で、今後のメガソーラー事業展開に際した技術開発やコスト引下げなどのノウハウや課題を共有されるそうです。

事業への参加企業一覧

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