パナホーム、Blue Energy(エコ・コルディス)を発表

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パナホームエココルディスシリーズのニューうは以前お届けしましたが、パナホームはさらにこれが進化したBlue Energy(エコ・コルディス)を発表。「地球の青さをイメージしてネーミング」されたというこのシリーズは、政府が2020年までに標準化を目指すネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)をいち早く実現したモデルということ。

前回紹介したカサート エコ コルディスは、住宅でも太陽光発電が10kW以上載せられる、と言うタイプのものでした。

今回、これに加えて地熱を活用する「エコナビ搭載換気システム」の搭載など、さらに先を行くゼロエネルギー住宅となっています。パナホームでは昨年から、2018年に戸建全商品をエネルギー収支ゼロのネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化を目指しており、さらに系統電力に頼らない住まいづくりということで、売電を利用しない、本当の意味での地産地消を目指しています。

Blue Energy(エコ・コルディス)の特徴

HIT太陽電池による創エネ

効率のハイブリッドHIT太陽電池を、標準型で4.5kW以上搭載。フルPVルーフなら10kW以上の搭載も可能で、全量売電もできる。

パナソニックのHIT太陽電池詳細・最新価格相場など

優れた断熱効果の壁で省エネ

外装パネルと内装パネルで構成された厚さ216.5mmの外壁パネルは、内部の鉄骨部分までしっかりと断熱材を充填。寒さの厳しい北東北(青森・岩手・秋田)エリアにも対応できる優れた断熱性能を実現。

「新!」地熱で活エネ

地熱を活用する 「エコナビ搭載換気システム」を採用
「エコナビ搭載換気システム」は、室内外の温度差を感知して、自動的に自然換気と機械換気を切り替えます。
また、基礎の内側にも断熱材を施し、優れた断熱性能を実現する「家まるごと断熱」も採用。地熱の活用により、外気に比べて夏涼しく冬暖かいベース空間(床下)の空気を給気することで、1年を通じて家中をきれいな空気で満たし、省エネにも貢献します。

スマートHEMSで省エネ

部屋ごとの消費電力や、水道・ガスの使用量を見える化して、住む人の省エネ意識を高める「スマートHEMS」を採用。パナソニックならではの機能として、エネルギー消費量が大きいエアコンをはじめ、エコキュートやIHクッキングヒーター等の機器とも連動し、電力消費のピーク時等にはエネルギーを制御することも可能です。「スマートHEMS」は、家全体のエネルギーをトータルにマネジメントします。

「エコナビ搭載換気システム」と「家まるごと断熱」は、「第9回エコプロダクツ大賞/エコプロダクツ部門」において「国土交通大臣賞」を受賞(2012年11月)。室内からの熱ロスを抑え、快適性を維持しながら省エネルギーにも貢献する点が評価されました。

4月23日から販売開始。
エコ・コルディスの代表モデルプラン(延床面積127.08m²/38.44坪・2階建)は建物本体価格2,901万円~購入できるという事。これには太陽光発電11.66kWの搭載も含まれており、全量売電すると20年間で850万円もの収入が得られる計算になります。

参考

屋根だけで10kW以上・従来の倍以上載る!パナホームのCASART ECO CORDIS(カサート エコ コルディス)

新築に太陽光発電の設置をお考えの方、パナホームの「CASART ECO CORDIS」なら、10kW以上の設置で全量売電も夢ではありません。
今でも駐車場の屋根などを利用することで住宅用に10kW以上の設置を始めている方もいらっしゃいますが、なかなかそれだけの屋根面積を取れる土地を確保できる場合ばかりではありません。

パナホームは日本の平均的な家屋の延床面積である35坪程度の2階建て住宅にも10kW以上のソーラーパネルの設置を可能にした住宅「CASART ECO CORDIS(カサート エコ コルディス)」のモデルハウスを東京都八王子市にオープン。

従来4.12kW程度しか載せられない屋根も、”屋根自体をソーラーパネルで構成する”ことによって10kWの設置を可能に。
これによって20年間の全量買取を適用すると、約880万円の売電収入になるというので、建物本体価格は、2,892万円の3割が売電収入によって相殺できると考えると、かなり嬉しい話ですよね。

もちろんパネルはパナソニックのものが使われます。高効率のHITパネルだからこそ可能となった製品ともいえますね。

藤沢サスティナブルスマートタウンでも主力製品とされるそう。
とても魅力的な製品です。