日立がアメリカで蓄電池の実証実験に参加

アメリカで、周波数調整(アンシラリー)および容量(キャパシティー)市場を想定した実証実験に日立製作所の蓄電システムが使われる事になりました。

採用された「CrystEna」は、コンパクトなコンテナ型蓄電システム。エネルギー貯蔵システムの中核製品の一つとなる蓄電システムで、日立の制御システム、パワーコンディショナー(PCS)、およびグループ会社である日立化成のLiイオン蓄電池などで構成されています。
蓄電池の長寿命化制御など、システム性能向上とコンパクトな設計により、経済性を高めているということ。

参考

パナソニック、北米に太陽光発電などの新会社

パナソニックが、米ニュージャージー州において同社の住宅関連部門の北米子会社内で事業を手掛けていた部門を成長性が見込めるため別会社化、「パナソニック・エンタープライズ・ソリューションズ社」を立ち上げたと発表しました。

事業内容としては太陽光発電や業務用大型ディスプレーの設計・販売などを手掛けるということで、「システムの企画立案から設置、維持管理などを一括して顧客に提供し、製品の単品売りとの差異化を図る」のだそう。

太陽光発電の事業においては、アメリカの国内の投資会社と組んで特定目的会社(SPC)を設立し、ビルや店舗などの屋上で売電事業を行うことになるそうです。
その際、「パナソニック製のHIT太陽電池にこだわらないで外部調達も積極活用」するということ。

日本の太陽光発電市場でも、高性能で価格もプレミアムな選択肢としてパナソニックのHIT太陽電池がありますが、アメリカで売電事業を行おうというとやはり採算の取れる安価なパネルが人気なのでしょうか。

参考

郵船商事のニュージャージー州でのプロジェクトにはソーラーフロンティア製パネル

郵船商事株式会社は、日本郵船(NYK)グループで最大となる500kWのソーラーシステムを米国ニュージャージー州Port Murrayにある、グループ会社所有の倉庫敷地内に設置し、今月15日に稼働が開始したと発表しました。

使用されたパネルはソーラーフロンティアのCIS太陽電池モジュールので、インテグレーターはToshiba International Corporationのものです。

ニュージャージーはアメリカで一番太陽光発電の設置が進んだ(設置を促進するのための政策が最も過激な)州です。
今回の事業もニュージャージーの補助金制度と米国連邦政府補助金の対象となります。

設置された倉庫で発電された電力を使用し、余剰分が地元電力会社に売電されます。
ソーラーフロンティアの詳細・パネル最安値情報など

参照元

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