今年度の日本の太陽光導入状況と予測・累計6.8GWのうち今年度だけで2GWを占める予測


経済産業省の報告によると、今年4月から10月の間までに導入された新規の太陽光発電は1.126GW(前年比+0.241GW)に上るそうです。
報告書
そのほかの再生可能エネルギーは風力、水力、バイオマスを合計しても29MWと、太陽光発電がほとんどを占めています。

このうち886MWが住宅用の設備で、残る240MWが産業用の設備だという事で、いまだに住宅用の設置は産業用よりも多い数字になっています。
(全体数でドイツやイタリアに劣るもの、実は日本は住宅用に限って太陽光発電の導入数では世界一なんです!)
しかし10月末までに認定を受けている設備(この中には稼働開始は今年度以降になる設備も多いと考えられる)では、産業用太陽光発電設備の容量が住宅用の約3倍になっています。
今後これらの産業用設備が、日本の太陽光発電の状況を大きく変えていきそうな予感がします。
累計では、2011年までが4.8GWであったのに対し、今年度だけでも2GWの導入量が予測されています。

報告の内容に、県ごとの導入数がそれぞれ記載されている表が面白いですね。
これによると、住宅用(10kW未満)で一番導入件数・合計出力が多いのが愛知県で、8,667件・38,593kWが導入されています。次いで多いのが埼玉県。7,432件・30,074kWです。
全国的に見ると133,554件(585.998MW)になります。

「住宅用」の合計と「10kW未満」の合計に約300MWの差があるという事は、住宅用であっても10kW以上の設置を行う人も結構多いのでしょうね。
つまり、初期費用に対する補助金より、プラス10年の買電期間(しかも全量で)のメリットの方が大きいと考える人が多いという事です。

固定価格買取制度の影響はメガソーラーに限らず大きいということでしょうか。

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