サンテックがアメリカの拠点での生産を一部中止・米政府の関税処置が主な原因


中国の太陽電池モジュールメーカーサンテックが、アメリカのアリゾナにある3つのパネル生産拠点のうち2つを閉鎖すると発表しました。
理由として、世界的な供給過剰と、最近導入された「米政府による輸入課税」の影響による生産コストの上昇の2つを挙げています。

この2つの製造工場の閉鎖により、3拠点で年間45MWの生産量があったものが15MWにまで減り、約50人の職が失われたことになります。

生産能力の見直しは、10月初めに既に行われており、その時はセルの生産能力は縮小、モジュール(=パネル)の生産能力は逆に2.4GWに拡大という方針を発表していました。

一度拡大すると言ったパネル生産能力を、1か月のうちにまた(0.03GWと若干とはいえ)引き下げるというのはやはり、「供給過剰の解消」よりも「アメリカへの関税処置に対する報復」の意味合いが強いと考えられます。

今後アメリカ国内の太陽光関係業者の反応が気になりますね。

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