7月の固定価格買取制度の影響はどれほどか?

7月から「固定価格買取制度」が設定され、主に「10kW以上の太陽光システム」に対して有利な売電の制度に改正されたことをきっかけに、7月から9月(第3四半期)の太陽光セルと太陽電池モジュールの国内流通量が昨年同時期の348MWから627MWに増加したと、JPEAによる発表がありました。

またJPEAは、日本への輸入量は昨年同時期の3倍にあたる203MWに、逆に日本から海外への輸出量は57%減って153MWになったという報告もしています。

国内需要の増加はあったものの、輸出が輸入を上回った事で本格的に日本企業が海外に向けての競争力を無くしていくことになるのでしょうか。

サンテック(中国)やカナディアンソーラー(本社はカナダ、生産は主に中国)に加えてトリナソーラーJAソーラーも進出してきている日本の太陽光市場、来年には出回っているパネルもガラリと変わってしまっている、なんていう事もありうるかもしれません。

参照元

にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ
↑ ↑各メーカーのパネルの発電量が気になる方は上記サイトが一番お勧め!実際に設置しているご家庭のナマの発電状況が閲覧できます