34カ所、合計出力にしてなんと793MWものメガソーラープロジェクトの建設申請がここ数日の間にいっきに届いたと、ブラジルの国営エネルギー管理局(ANEEL)が報告を出しました。これはこれだけの短期間では最大の申請数数だった、ということです。
以下がその内訳です。
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- Vila Energia Renovável(合計194MW)
バイーア州に10か所、いずれも独立型システム - Braxenergy Desenvolvimento de Projetos de Energia(合計150MW+13MW)
同じくバイーアのイタグァスー・ダ・バイーア州に5か所、サンパウロに1か所 - Solares Empreendimentos Energéticos(合計90MW)
ミナスジェライス州に3か所 - Caraça Solar Energia SPE(合計60MW)
パライバ州に2か所 - Bioenergy Geradora de Energia(152MW)
バイーア州ボン・ジェズス・ダ・ラパに8か所 - Angico Solar Energia SPE(30MW)
パライバ マウタ州 - Solyes Geradora de Energia(合計44MW)
バイーア州に2か所 - Murion Solar Energia SPE(30MW)
バイーア州 - Brejuí Solar Energia SPE(30MW)
リオグランデ・ド・ノルテ州
計793MW
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Bioenergyの社長Sérgio Marquesは、ブラジルは太陽光発電開発において少々遅れを取っていることは認めながらも、有望な市場であることに間違いないという考え。
Bioenergyはこの8月に、ブラジルで初めてオークション形式で太陽光発電の電力購入者を募った発電事業者です。
この「いっきに」提出されたというのは、ブラジルの急成長市場の将来性を示すものなのか、単にそれぞれの業者が同時期に、まとめていっきにプロジェクトの申請を出しているだけなのか分かりませんが、このスケールの大きさはやはりすごいですね。
ブラジルでも東端のバイーア州での建設が多くを占めています。