チェコの太陽光発電市場・累積2GWに近づくも衰退状態

チェコ共和国の太陽光発電の累積設置量が2012年の9月終わり時点で1.999MWに達したと、チェコのエネルギー調整オフィス(ERU)が発表しました。

チェコの太陽光市場は数年前までに急速な成長を遂げました。しかしFiT価格の値下げや2011年の3月1日をもっての地上設置型のシステムへの補助廃止などが決定された2010年の法改正により導入数は一気に低下しました。

現在のチェコのFiT価格は30kWまでのシステムに対し1kWあたりCZK5.08(20.6円)ですが、ERUはこの価格を今後5kWから30kWまでのシステムにCZK1.90(7.7円)、5kW以下にCZK2.46(10円)に減らす意向を出しているとphotonが明かしています。

チェコは以前ヨーロッパの小国による太陽光発電の難しさについての記事でも取り上げられていました。

太陽光発電は行政的な補助が大きくものを言う市場だという事が再確認できます。

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